退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

コミック

【読書感想】野原広子『妻が口をきいてくれません』(集英社、2020年)

WebサイトでPVを集めたコミックエッセイの書籍化。サラリーマンの夫と専業主婦の妻、そして子ども2人の四人家族。大喧嘩したわけでもないが、ある日から妻が口を聞いてくれなくなる。家事や育児はフツーになしているが、夫との会話は最小限度にとどまり、妻…

石ノ森章太郎のコミック「仮面ライダー」を読む

現在、TOKYO MXで特撮ドラマ「仮面ライダー」が再放送されている。すでに「ゲルショッカー」が登場する話数まで進んでいるので、残りわずかである。このテレビ放送に触発されたこともあるが、ふと思うところがあって石ノ森章太郎のコミック「仮面ライダー」…

【訃報】三浦建太郎さん死去

漫画「ベルセルク」などの作品で知られる漫画家の三浦建太郎さんが、6日に亡くなった。54歳だった。www.nikkansports.com代表作は当然、1989年に連載が始まった「ベルセルク」(既刊40巻)であろう。中世ヨーロッパをモデルにした「剣と魔法の世界」を舞台に…

国民的少女マンガ「ガラスの仮面」の既刊分を読み直したワケだが…

美内すずえによる国民的少女マンガ「ガラスの仮面」を既刊分49巻を読み直した。安達祐実主演のテレビドラマ「ガラスの仮面」の再放送を見たのがきっかけだが、こんなご時世でもなければ読み直すことはなかっただろう。ガラスの仮面 1 (花とゆめCOMICS)作者:…

マンガ『北斗の拳』(完全版)を読了した

連休中にマンガ『北斗の拳』(全14巻・完全版)を読み返した。『北斗の拳』は、武論尊(原作)と原哲夫(作画)により、1983年から1988年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載され、当時一大ブームを巻き起こした伝説の作品。若い人はパチンコ屋で見か…

あしたのジョー!展 @世田谷文学館

世田谷文学館で開催中の企画展「あしたのために あしたのジョー!展 -情熱的にあすを生き抜くために-」を見てきました。マンガ原画ファンとしては見逃せない展示会です。「あしたのジョー」は原作者・高森朝雄(梶原一騎)と漫画家・ちばてつやのによる少…

本編を読了したのでコミック「Dr.コトー診療所 特別編 島の子供達」も読んでみた

先日、山田貴敏によるコミック「Dr.コトー診療所」(既刊25巻)を読み終わった。ちびちび時間をかけて読んでいたせいか、また何より未完だっったこともあり、ちょっとした喪失感があった。そうしたなか「特別編」を見つけたので読んでみた。「島の子供達」と…

コミック「Dr.コトー診療所」を読了! 完結してないけどね…

山田貴敏によるコミック「Dr.コトー診療所」(既刊25巻)を読み終わった。2000年に「週刊ヤングサンデー」で連載開始し、その後「ビッグコミックオリジナル」に移籍して連載を続けるが、2010年に掲載が途絶えている。現在、長期休載中である。2003年には吉岡…

安野モヨコのコミック『ハッピー・マニア』を読み終りました

安野モヨコによるコミック『ハッピー・マニア』(文庫版全6巻)を読了。この作品は1995年から2001年にかけて『FEEL YOUNG』に連載されていた(らしい)。ハッピー・マニア 1 (祥伝社コミック文庫)作者:安野 モヨコ発売日: 2001/05/25メディア: 文庫ハッピー…

コミック『サンクチュアリ』を読み終えた。熱い漢たちの生き様に感動

1990年から1995年にかけて『ビッグコミックスペリオール』で連載されたコミック『サンクチュアリ』(原作:史村翔、作画:池上遼一)を読了。文庫版全8巻。戦乱のカンボジアで生き残り、日本に帰国した北条彰と浅見千秋の二人が、腐敗した日本を表(政界)と…

小山ゆう「がんばれ元気」を読了しました

小山ゆうのコミック「がんばれ元気」(文庫版・全16巻)を読み直しました。1976年から1981年にかけて「週刊少年サンデー」で連載されていたボクシング漫画です。がんばれ元気 コミック 全16巻完結セット (文庫版)(小学館文庫) [マーケットプレイス コミック…

「安野モヨコ展 ANNORMAL」@世田谷文学館

先日、世田谷文学館で開催されていた「安野モヨコ展 ANNORMAL」を見てきました。漫画の原画ファンには見逃せない企画だったのですが、他のイベントと同様に日時指定だったのでどうしようかと思っているうちに会期終了まぎわに……。ちょっと時間ができたのでチ…

漫画「空母いぶき」読み終わりました!

かわぐちかいじのコミック「空母いぶき」(全13巻)をようやく読み終わりました。空母いぶき (1) (ビッグコミックス)作者:かわぐち かいじ発売日: 2015/09/30メディア: コミック空母いぶき (13) (ビッグコミックス)作者:かわぐち かいじ発売日: 2020/06/30メ…

【読書感想】矢部太郎『大家さんと僕 これから』(新潮社、2019年)

お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎のベストセラー『大家さんと僕』の続編かつ完結編。タイトルに「これから」とあるのに完結なのは意味深である。大家さんと僕 これから作者:矢部 太郎発売日: 2019/07/25メディア: 単行本(ソフトカバー)前作は手塚治虫文…

コミック「医龍-Team Medical Dragon-」を読了!

坂口憲二主演のテレビドラマでも人気を博したコミック「医龍-Team Medical Dragon-」(全25巻)を読み終わった。永井明原案、吉沼美恵医療監修、乃木坂太郎作画による医療漫画。2002年から2011年まで『ビッグコミックスペリオール』(小学館)に連載されていた…

コミック「全員くたばれ!大学生」を読んでみた

最近図書館が利用できなくなったため、ふだん読まない本をKindle Unlimitedで読んでいる。今回紹介する、サレンダー橋本による「全員くたばれ!大学生」もそのなかの一冊。『週刊SPA!』の連載漫画である。以前、受験参考書売り場で見かけてチェックしてあっ…

南Q太のコミック「ひらけ駒!」をKindleで読んで「あれ?」と思った件

図書館が休館していることもあり、最近はKindle Unlimitedをサブスクして電子書籍を読んでいる。ただコミックについては、売れ筋の大手出版社の作品はKindle Unlimitedにほぼ見あたらない。それでも、かつて青年漫画雑誌「モーニング」で連載されていた「ひ…

荒川弘「銀の匙 Silver Spoon」の最終巻を読み終わった

荒川弘のコミック「銀の匙 Silver Spoon」(全15巻)の最終巻を読み終わりました。。北海道の農業高等学校(エゾノー)を舞台した少年漫画。久しぶりの新刊。ついに完結です。ちなみに第14巻が出たのが2017年夏ですから、およそ2年半ぶりということになりま…

貞本義行の漫画「新世紀エヴァンゲリオン」を電子書籍で読み直す

ebookjapanで無料配信されていたので「貞本エヴァ」(全14巻)を読み直してみた。例によって、最終巻だけは無料で読ませないぞという頑なポリシーがあるのか、配信は第13巻まで。読書ノートを調べてみると2015年に紙の本で読了していた。その当時、アニメ新劇…

羽海野チカの『3月のライオン』を電子書籍で読み直す

ebookjapanで無料配信されていたので、羽海野チカの将棋漫画『3月のライオン』を読み直していみた。テレビアニメ化と実写映画化された作品で、雑誌「ヤングアニマル」でいまだ連載中。既刊15巻。私は将棋漫画や囲碁漫画には点が甘くなるほうだが、それを差し…

清水玲子の『秘密 -トップ・シークレット-』読了しました!

知人に勧められた、コミック『秘密 -トップ・シークレット-』(全12巻)をようやく読み終わった。読書メモを見ると読み始めたのは昨年の夏。1冊ずつ借り出して読んでいたが、不届き者が止めていたせいで時間がかかってしまった。ぷんぷん。秘密―トップ・シー…

小学館『少年少女日本の歴史』が無料公開中

新型コロナ感染拡大防止のための一斉休校を受けて小学館の『少年少女日本の歴史』(全24巻)の電子版がネットで無料公開されています。www.huffingtonpost.jpなかなかの太っ腹企画ですが、ここぞというばかりの販促にも思えます。新学期を目前にしたこの季節…

板垣恵介の『グラップラー刃牙』を電子書籍で堪能した

週末は板垣恵介の格闘漫画『グラップラー刃牙』(全42巻)を一気に読んだ。ebookjapanによる最終巻以外は無料という太っ腹企画。老舗電子書店「eBookJapan」が新しい「ebookjapan」に移行したときは失望したが、たまにはナイスな企画をやるものだと少しだけ見…

【悲報】「空母いぶき」最終巻の発売が初夏だった件

年末、かわぐちかいじのコミック「空母いぶき」の既刊分を読み終わり、最終巻待ちになった。連載誌では完結して、新シリーズの連載が始まったので、年明けすぐに最終巻を読めるかと思っていたが当てが外れだ。alltag.hatenablog.jp年明けすぐに新シリーズ「…

ニコ生「ベルセルク黄金時代篇Ⅰ~Ⅲ一挙放送」で「蝕」を深夜ゼロ時に合わせるという演出が神だった

24日夜にニコニコ生放送で「ベルセルク黄金時代篇Ⅰ~Ⅲ一挙放送」が配信された。「クリスマスイブでアニメですか」という話だが、ちょうど家にいたので少しだけクリスマスらしい買い出しをしてから見てみた。ニコ生でアニメを見るのはひさしぶりだ。ベルセル…

漫画「空母いぶき」第12巻まで読み進めたが終わってなかった(失敗)

マンガは、なるべく連載終了後、単行本でまとめて読むようにしています。かわぐちかいじ「空母いぶき」も同じように読み進めていましたが、第12巻まで読了して、まだ完結していないことがわかりました。がっかり。空母いぶき (12) (ビッグコミックス)作者:か…

ちばてつやの少年漫画「おれは鉄兵」を読了!

先日、アニメ版「おれは鉄兵」を全話見たが、中途半端なところで打ち切りになっていた。続きがどうしても知りたくなったので原作漫画を読んだ。内容は断片的には覚えていたが、最後どうなったのか思い出せない。おれは鉄兵 (1) (講談社漫画文庫)作者:ちば て…

【読書感想】『ひでおと素子の愛の交換日記』(角川文庫、2008年)

吾妻ひでおの訃報に接して、ひさしぶりに読んでみようと手に取った。ひでおというのはもちろん吾妻ひでお、素子というのは作家の新井素子のことである。ひでおと素子の愛の交換日記 (角川文庫)作者: 吾妻ひでお,新井素子出版社/メーカー: 角川グループパブリ…

【訃報】吾妻ひでおさん死去

漫画家の吾妻ひでおさんの訃報が届いた。69歳だった。www.huffingtonpost.jp自らの失踪経験やアルコール依存症治療体験を綴った『失踪日記』(2005年)で注目を集めたことから、訃報を伝えるニュースには『失踪日記』を代表作とする記事が多かったが、私はちが…

コミック「翔んで埼玉」との再会

魔夜峰央のコミック「翔んで埼玉」を読んだ。雑誌「花とゆめ」(白泉社)で1982年から1983年にかけて3回に分けて連載されたギャグ漫画。懐かしく読んだ。このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)作者: 魔夜峰央出版社/メーカー:…