退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

コミック

森恒二のコミック『自殺島』を読了しました

森恒二によるコミック『自殺島』(全17巻)を読み終わった。2008年から2016年にかけて雑誌「ヤングアニマル」にて連載された作品。以前から知人に勧められたが、タイトルを見てちょっと苦手と思い込んで積ん読していた作品。自殺島 1 (ジェッツコミックス)作…

【訃報】松本零士さん死去

「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」など宇宙や冒険をテーマにした壮大なSF作品で知られる漫画家の松本零士さんが、今月13日なくなったことが報じられた。85歳。www.nikkan-gendai.com松本零士先生の業績は多々あるが、私はもっとも影響を受けたのはテレビ…

コミック「拳児」を読んでみた

原作:松田隆智、作画:藤原芳秀によるコミック「拳児」(全21巻)を読み終わった。マンガ雑誌「週刊少年サンデー」(小学館)に、1988年から1922年にわたり連載された。少年サンデーコミックスで全21巻だが、最終巻は外伝なので実質全20巻。主人公の成長を…

【読書感想】『永井豪のヴィンテージ漫画館』(河出文庫、2015年)

『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』『バイオレンスジャック』などの作品で知られる、漫画家・永井豪が、自らが往時を振り返りながら、当時の裏話やキャラクターの誕生秘話を文章と漫画で語っている。永井豪のヴィンテージ漫画館 (河出文庫…

星野之宣のよる漫画版『日本のいちばん長い日』を読んでみた

半藤一利の同名ノンフィクションを、SF伝奇漫画の巨匠・星野之宣がコミカライズ版。上下巻。日本のいちばん長い日 (上) (文春e-book)作者:半藤一利・原作文藝春秋Amazon日本のいちばん長い日 (下) (文春e-book)作者:半藤一利・原作文藝春秋Amazonこれま…

「浅野いにお展-the personality of the city-」 @町田市民文学館ことばらんど

先日、町田市民文学館ことばらんどで開催されている「浅野いにお展-the personality of the city-」に行ってきました。漫画家・浅野いにおの作品の魅力に迫る展覧会です。作品ごとにコーナーが設けられていて、作品を振り返るのにも便利です。最初、なぜ町…

【読書感想】大内孝夫、田中マコト『音大出てどうするの?』(ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス、2021年)

少し前に『音大崩壊』という本を読んで、同じ著者による著書『「音大卒」は武器になる』の漫画版を見つけたので手にとって見た。音大出てどうするの?~マンガ『「音大卒」は武器になる』作者:大内 孝夫,田中 マコトヤマハミュージックエンタテイメントホール…

小林まことのコミック『柔道部物語』を読む

小林まことによる柔道漫画『柔道部物語』(全11巻)を読了。1985年から1991年にかけて『週刊ヤングマガジン』にて連載された。小林まことの代表作のひとつ。柔道部物語(1) (ヤングマガジンコミックス)作者:小林まこと講談社Amazon柔道部物語(11) (ヤ…

盛田賢司のコミック『しっぷうどとう』を読み終わった

最近、気になっていた昔の漫画を読み漁っている。この盛田賢司『しっぷうどとう』(全11巻)も、そのなかのひとつ。漫画雑誌『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で1996年から1998年にかけて連載されていが剣道漫画である。高校受験に失敗して、不本意に…

黒田硫黄の漫画『茄子』を読んでみた

先日、自転車ロードレースを取り上げたアニメ映画『茄子 アンダルシアの夏』(監督:高坂希太郎)を見て、原作漫画はどんなタッチだろうと思い、手にとってみた。茄子に関わる話を集めたオムニバス短編集。全3巻。茄子(1) (アフタヌーンコミックス)作者:…

水木しげるの傑作戦記漫画『総員玉砕せよ! 新装完全版』(講談社文庫、2022年)を読んでみた

大東亜戦争に従軍した漫画家・水木しげるが実体験を基に描いた戦記漫画。戦争の悲惨さ、無意味さ、怖さを描いた傑作。漫画の枠を超えて講談社文庫に収めれているのがすごい。総員玉砕せよ! 新装完全版 (講談社文庫)作者:水木しげる講談社Amazon舞台は太平洋…

南Q太のコミック「ひらけ駒!」を読み終わりました

コロナ禍のころ、図書館が休館していることもあり。Kindle Unlimitedで活字中毒を緩和していた時期がある。そんなときに青年漫画雑誌「モーニング」に連載されていた作品「ひらけ駒!」(全8巻)に出会った。数少ないメジャー誌連載作品。しかし、なぜか当時…

惣領冬実によるコミック「チェーザレ 破壊の創造者」を読了する

惣領冬実による歴史漫画「チェーザレ 破壊の創造者」(全13巻)を読み終わった。『モーニング』(講談社)で、2005年から2021年まで不定期に連載されていた。第12巻がでるまでが長く待ちくたびれた記憶があるが、いつのまにか完結していたので最初から読み直…

小山ゆうのコミック『あずみ』を読了

小山ゆうの代表作と言える、コミック『あずみ』(全48巻)を読了。今年夏、続編である幕末を舞台とした『AZUMI -あずみ-』を読み、前作も読みたくなり読み始めるも、さすがに長い……。本作は1994年から2008年にかけて『ビッグコミックスペリオール』(小学館…

原秀則によるコミック『冬物語』を読了しました

以前より気になっていた原秀則のコミック『冬物語』(全7巻)を読んでみた。1987年から1990年まで『少年ビッグコミック』およびその後継誌『ヤングサンデー』にて連載されていたマンガである。シェークスピアの作品と1ミリも関係なし。大学受験を下敷きにし…

安彦良和『虹色のトロツキー』を読了!

以前より気になっていた、安彦良和のコミック『虹色のトロツキー』(文庫版、全8巻)を読了した。いまは亡き漫画雑誌「月刊コミックトム」に連載されていた”大人の漫画”である。虹色のトロツキー 1 (中公文庫 コミック版 や 3-19)作者:安彦 良和中央公論新社…

コミック『七帝柔道記』を読み終わったが…

原作は増田俊也による圧倒的な筆力で描く自伝的青春群像小説『七帝柔道記』だが、数年前に面白そうだと手にとったとき580ページという大部だったので読むのを躊躇した記憶がある。七帝柔道記作者:増田 俊也角川書店(角川グループパブリッシング)Amazonその後…

コミック『プラネテス』を読了した

幸村誠によるコミック『プラネテス』(全4巻)を読み終わった。この作品は『モーニング』(講談社)に1999年から2004年まで不定期連載された。宇宙開発により生じたスペースデブリ(宇宙ごみ)問題を取り上げ、デブリの回収業者が主役のSF漫画。プラネテス(…

宮本武蔵が現代に蘇るコミック『刃牙道』を読み終わった

板垣恵介による「刃牙シリーズ」第5部『刃牙道』(全22巻)を読み終わった。クローン技術と降霊術で蘇った宮本武蔵と、これまでのシリーズに登場した格闘家たちとの闘いを描く。刃牙道 1 (少年チャンピオン・コミックス)作者:板垣恵介秋田書店Amazon刃牙道 22 …

斉木久美子のコミック「かげきしょうじょ!! シーズンゼロ 」を読んでみた

少女マンガ雑誌「MELODY」(白泉社)で連載中の 斉木久美子によるコミック「かげきしょうじょ!!」(既刊12巻)の華麗なる歌劇音楽学校ライフ幻の前日譚。かげきしょうじょ!! シーズンゼロ (花とゆめCOMICS)作者:斉木久美子白泉社Amazonどう読んでも宝塚歌劇団…

小山ゆうのコミック『AZUMI -あずみ-』を読了

幕末を舞台に凄腕の女刺客あずみの活躍を描いた、小山ゆうのコミック『AZUMI -あずみ-』(全18巻)を読み終わった。ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて、2009年から2014年まで連載された作品で、小山ゆうの代表作である漫画『あずみ』の続編にあたる…

コミック『ちはやふる』48巻まで無料公開中!(48時間限定)

講談社は8月1日、電子書籍サービス「マガポケ」で、末次由紀による競技かるたを題材にした人気少女マンガ『ちはやふる』の1~48巻を48時間限定で無料公開した。2日午後11時59分まで。www.itmedia.co.jp48時間に48巻という耐久レース。おっさんには完走は無理…

人気漫画『ベルセルク』連載再開!?

白泉社は7日、人気漫画『ベルセルク』の連載を24日発売の雑誌「ヤングアニマル」13号から再開すると発表した。www.hakusensha.co.jp作者の三浦建太郎先生が2021年5月に急死したことにより、漫画『ベルセルク』は当然未完で終わると思っていたので驚いた。親…

大島弓子「ダリアの帯」を読む

少し前に、なにかのラジオ番組で紹介された大島弓子の短編「ダリアの帯」を読んでみた。たしか近田春夫と小泉今日子が月イチで放送しているラジオ番組のコーナーだった思うが、どちらが持ち出したのか記憶が定かではない。初出は少女漫画誌『ぶ~け』(集英…

【読書感想】矢部太郎『ぼくのお父さん』(新潮社、2021年)

『大家さんと僕』の著者が実の父を描く、ほのぼの感動の家族漫画。ぼくのお父さん作者:矢部 太郎新潮社Amazon以前『大家さんと僕』を読んで感銘を受けていたので、矢部太郎の新刊ということで見つけて読んでみた。全編オールカラーの豪華な本。絵本作家の父…

電子書籍サイト「ebookjapan」でコミック「強殖装甲ガイバー」を読み終わりました

高屋良樹によるSFマンガ「強殖装甲ガイバー」の既刊分(32巻)を読み終わった。電子書籍サイト「ebookjapan」のチケット制で無料で読むことができたが、その分だけ時間がかかった。漫画 ebookjapan 電子書籍コミック・まんが本棚Yahoo Japan Corp.ブック無料…

藤子不二雄A「ひっとらぁ伯父サン」を読む

先日亡くなった藤子不二雄Aの追悼番組で取り上げられていた、ブラックユーモア短編「ひっとらぁ伯父サン」を読んでみた。初出は1969年『ビッグコミック』4月1日号(小学館)。東京郊外の平和な住宅地にアドルフ・ヒトラーそっくりの男が流れ付き、そのまま住…

電子書籍サイト「ebookjapan」でコミック「強殖装甲ガイバー」を読んでます(無料)

「強殖装甲ガイバー」というSFマンガをご存知だろうか?「強殖装甲ガイバー」とは、高屋良樹によるSFマンガである。1985年に雑誌「月刊少年キャプテン」で連載開始されたが、筆者が遅筆のためいまだに完結していない。2016年7月号から長期間休載している。き…

コミック『美味しんぼ』を読了(事実上の打ち切り)

一昨年から少しずつ読み進めていたコミック『美味しんぼ』(全111巻)を読み終えた。『美味しんぼ』は、雁屋哲(原作)、花咲アキラ(作画)による漫画、『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて1983年から連載されていたが、2014年から後述の事情により…

「地上最強刃牙展ッ!」@東京ドームシティ

板垣恵介の漫画「刃牙」シリーズの連載30周年を記念した展覧会「連載30周年記念 地上最強刃牙展ッ! in東京ドームシティ」に行ってきました。会場は東京ドームシティ内のGallery AaMo。原画ファンとしては行くしかない。東京ドームシティでの開催というのは…