退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

時代劇

藤岡弘と江守徹が武蔵を演じた時代劇スペシャル『二人の武蔵』が面白かった

時代劇スペシャル『二人の武蔵』を鑑賞。1981年にフジテレビ系で放送された単発テレビドラマ。原作は五味康祐の同名小説。慶長9年(1604年)。作州宮本村浪人で冷静沈着な平田武蔵(江守徹)と野性味あふれる播州宮本村浪人・岡本武蔵(藤岡弘)の二人は、…

【映画感想】『子連れ狼 地獄へ行くぞ! 大五郎』(1974) / 若山富三郎版「子連れ狼」シリーズ最終作

先月、新文芸坐の《若山富三郎主演 「子連れ狼」 壮絶!一挙上映》という企画で、映画『地獄へ行くぞ! 大五郎』(1974年、監督:黒田義之)を鑑賞。原作は小池一夫原作・小島剛夕画の時代劇劇画。全6作つくられた若山富三郎主演、「子連れ狼」シリーズ最終作…

【映画感想】『子連れ狼 冥府魔道』(1972) / 若山富三郎版「子連れ狼」シリーズ第5作

先月、新文芸坐の《若山富三郎主演 「子連れ狼」 壮絶!一挙上映》という企画で、映画『冥府魔道』(1973年、監督:三隅研次)を鑑賞。原作は小池一夫原作・小島剛夕画の時代劇劇画。全6作つくられた若山富三郎主演、「子連れ狼」シリーズ第5作。子連れ狼 冥…

【映画感想】『子連れ狼 親の心子の心』(1972) / 若山富三郎版「子連れ狼」シリーズ第4作

少し前に新文芸坐の《若山富三郎主演 「子連れ狼」 壮絶!一挙上映》という企画で、映画『親の心子の心』(1972年、監督:斎藤武市)を鑑賞。原作は小池一夫原作・小島剛夕画の時代劇劇画。全6作つくられた若山富三郎主演、「子連れ狼」シリーズ第4作。子連…

【映画感想】『子連れ狼 死に風に向う乳母車』(1972) / 若山富三郎版「子連れ狼」シリーズ第3作

少し前になるが新文芸坐の《若山富三郎主演 「子連れ狼」 壮絶!一挙上映》という企画で、映画『死に風に向う乳母車』(1972年、監督:三隅研次)を鑑賞。原作は小池一夫原作・小島剛夕画の時代劇劇画。全6作つくられた若山富三郎主演、「子連れ狼」シリーズ…

【映画感想】『浪人街』(1957) / 時代劇の画期となった古典的映画

DVDで映画『浪人街』(1957、監督:マキノ雅弘)を鑑賞。マキノ正博名義で1928年に制作・公開された『浪人街 第一話 美しき獲物』の三度目のセルフリメイク作品になる。主演は近衛十四郎。浪人街 [DVD]発売日: 2007/11/28メディア: DVDふたりの浪人、赤牛弥五…

【映画感想】『利休にたずねよ』(2013) / 海老蔵の演じる利休は素晴らしいが映画としては納得出来ない点あり

DVDで映画『利休にたずねよ』(2013年、監督:田中光敏)を鑑賞。原作は山本兼一の時代小説。主演は市川海老蔵。利休にたずねよ [DVD]発売日: 2017/02/22メディア: DVD茶人・千利休(市川海老蔵)は、屋敷を3000人の兵に囲まれて茶室で切腹の日を迎える。妻・…

東山紀之が一人二役を演じた「大岡越前スペシャル~初春に散る影法師~」を見た

元日に放送されたBS新春時代劇「大岡越前スペシャル~初春に散る影法師~」を鑑賞する。東山紀之主演『大岡越前』のスペシャル版の第3作。花魁道中を見物に出かけた岡っ引きたちが、大岡忠相(東山紀之)を見かけと噂になる。その後、連続人斬り事件が発生し…

時代劇専門チャンネルオリジナル長篇時代劇「闇の狩人」を見た。幕の内弁当のような時代劇ドラマ。

DVDで長編時代劇「闇の狩人」(2014年、監督:石原興)を鑑賞。CS局の時代劇専門チャンネルのオリジナル時代劇ドラマ。前後編の二部構成。原作は池波正太郎。闇の狩人 前・後篇 [DVD]発売日: 2015/07/03メディア: DVD「鬼平」「剣客」「梅安」その魅力、ここに…

BS時代劇「明治開化 新十郎探偵帖」に花總まりさんが出演していた件

今月から始まった福士蒼汰主演のBS時代劇「明治開化 新十郎探偵帖」に花總まりさんが出演していて驚きました。明治初期、文明開化で沸き立つ頃、時代が大きく変わるなか人々の価値観も変わり、勝ち組と負け組がハッキリと可視化されていた。そうした時代を背…

BS-TBS開局20周年記念ドラマ『上意討ち』を見た

BS-TBSでは開局20周年記念企画の時代劇ドラマ『上意討ち』を鑑賞。原作は池波正太郎の同名時代小説。永山絢斗・尾上松也のW主演。最初、映画『上意討ち 拝領妻始末』(1967年、監督:小林正樹)のリメイクかと思ったが、まったく別の物語だった。それでも武…

スペシャル時代劇「十三人の刺客」を見た(中村芝翫 vs 高橋克典)

NHK BSプレミアムで放送されたスペシャル時代劇「十三人の刺客」を見た。「十三人の刺客」のオリジナルは、工藤栄一監督、片岡千恵蔵主演により、1963年に公開された同名の東映映画。この作品は何度も映像化されているが、この時期に放送されるとは驚いた。…

【映画感想】『花のあと』(2010) / 北川景子主演の時代劇映画

録画しておいた映画『花のあと』(2010年、監督:中西健二)を鑑賞。原作は藤沢周平の短編小説。主演は北川景子。花のあと [DVD]発売日: 2010/09/24メディア: DVD海坂藩組頭の一人娘・以登(北川景子)は、幼い頃から父(國村隼)から剣技を仕込まれ、道場の門…

【映画感想】『散り椿』(2018) / 岡田准一の殺陣がすごいけど…

DVDで映画『散り椿』(2018年、監督・撮影:木村大作)を鑑賞。葉室麟の同名小説の映画化。散り椿 Blu-ray(2枚組)発売日: 2019/04/17メディア: Blu-ray8年前、藩上層部の不正を告発した瓜生新兵衛(岡田准一)は、逆に藩から放逐されていた。新兵衛は、旅先…

【映画感想】『さくらん』(2007) / 極彩色で描く土屋アンナ主演の異色の花魁モノ

Amazonプライム・ビデオで映画『さくらん』(2007年、監督:蜷川実花)を鑑賞。原作は安野モヨコの漫画。脚本はタナダユキ、主演は土屋アンナ。さくらん [DVD]発売日: 2007/08/03メディア: DVD先日、世田谷文学館で開催された安野モヨコの原画展を見に行ったと…

鶴田浩二主演のテレビ時代劇『新選組』(1973)を見た

フジテレビ系で1973年に放送されたテレビ時代劇『新選組』を見た。フジテレビと東映の共同製作。主演は鶴田浩二。近藤勇を鶴田浩二、土方歳三を栗塚旭、沖田総司を有川博が演じている。第1回は新選組から乱行を繰り返す芹沢一派を駆逐して、近藤勇が隊を掌握…

【映画感想】『たたら侍』(2017) / めちゃ豪華だけど映画の文法を外してる

DVDで映画『たたら侍』(2017年、監督・脚本:錦織良成)を鑑賞。時代劇ファンとして注目していた作品だったが、公開時に出演者の不祥事のため上映規模が大幅に縮小されて結局見れなかった記憶がある。たたら侍 Blu-ray(通常版)発売日: 2017/11/08メディア: Bl…

【映画感想】『花のお江戸の釣りバカ日誌』(1998) / 幕末に舞台を移したシリーズ特別編

DVDで映画『花のお江戸の釣りバカ日誌』(1988年、監督:栗山富夫)を鑑賞。シリーズ第12作。現代の建設会社を描いたシリーズ本編から離れ、幕末の江戸と庄内藩を舞台にして登場人物の先祖たちが活躍する特別編。花のお江戸の釣りバカ日誌 [DVD]発売日: 2013/0…

田村正和主演のテレビ時代劇「乾いて候」を見る

1984年にフジテレビで連続ドラマ(全6回)として放送された、テレビ時代劇「乾いて候」を偶然みた。原作は小池一夫の時代小説、劇画。主演は田村正和。この前にも単発ドラマが制作されている。主人公・腕下主丞(かいなげ・もんど、演:田村正和)は八代将軍…

【映画感想】『燃えよ剣』(1966) / 土方歳三役者・栗塚旭主演の新選組映画

DVDで映画『燃えよ剣』(1966年、監督:市村泰一)を鑑賞。土方歳三を当たり役とした栗塚旭主演の松竹映画。原作は司馬遼太郎の同名歴史小説である。白黒映画。ジャケットがカッコいい。燃えよ剣 [DVD]発売日: 2004/10/23メディア: DVDこの原作は、原田眞人監…

「本当に麒麟はくるのか?」で苦笑w

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」は、異例づくめの展開になっている。これだけ荒れた大河ドラマは前代未聞であろう。スタッフの苦労がしのばれる。大河ドラマ「麒麟がくる」は出だしからつまずいた。帰蝶役の沢尻エリカのスキャンダルのため配役の変更が行れ…

【映画感想】『梟の城』(1999) / 篠田正浩監督による忍者映画だけど…

映画『梟の城』(1999年、監督:篠田正浩)を鑑賞。司馬遼太郎の同名時代小説を、原作者と親交のあった篠田監督が映画化した時代劇映画。主演は中井貴一。梟の城(ふくろうのしろ) [DVD]発売日: 2003/11/19メディア: DVD信長に故郷と仲間を奪われた伊賀忍者・葛…

【映画感想】『座頭市牢破り』(1967) / シリーズ第16作・勝プロ第1回作品。意気込みは伝わるが説教くさい

新文芸坐の《生誕110年 巨匠・山本薩夫 反骨のヒットメーカー》で映画『座頭市牢破り』(1967年)を鑑賞。勝新太郎主演「座頭市シリーズ」の第16作。座頭市牢破り <東宝DVD名作セレクション>出版社/メーカー: 東宝発売日: 2017/12/13メディア: DVD山本薩夫監督…

【映画感想】『続宮本武蔵 一乗寺の決斗』(1955) / 三船敏郎主演「宮本武蔵」三部作の第2作

新文芸坐の《追悼・八千草薫 ~その可憐、薫風の如く~》という企画で、映画『続宮本武蔵 一乗寺の決斗』(1955年、監督:稲垣浩)を鑑賞。三船敏郎主演「宮本武蔵」三部作の第2作。原作は吉川英治。吉岡一門との戦いを描く。もちろん八千草さんはお通役。續 …

【映画感想】『宮本武蔵』(1954) / 三船敏郎主演「宮本武蔵」三部作の第1作

新文芸坐の《追悼・八千草薫 ~その可憐、薫風の如く~》という企画で、映画『宮本武蔵』(1954年、監督:稲垣浩)を鑑賞。三船敏郎主演「宮本武蔵」三部作の第1作。原作は吉川英治の歴史小説。若き日の武蔵が関ヶ原の戦いから、剣の道を志して修行に出るまで…

唐沢寿明主演の時代劇テレビドラマ「明智光秀〜神に愛されなかった男〜」が面白かった

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」は逆臣とされている明智光秀を主人公にしている。その影響により、これまであまり振り返られることがなかった武将・明智光秀に注目が集まっている。本作は、2007年にフジテレビ系列で放送された時代劇テレビドラマだが、再放…

【映画感想】『修羅』(1971) / 松本俊夫監督が描いた裏・忠臣蔵。大傑作

早稲田松竹の《早稲田松竹クラシックスvol.159 寺山修司×松本俊夫》で映画『修羅』(1971年、脚本・監督:松本俊夫)を鑑賞。鶴屋南北の歌舞伎狂言「盟三五大切(かみかけて さんご たいせつ)」を原作にして、忠臣蔵の裏を描く。白黒映画。修羅 HDニューマス…

大型時代劇スペシャル「忠臣蔵・女たち・愛」が濃かった

年末年始の録画番組を消化中。1987年の年末に放送された時代劇スペシャル「忠臣蔵・女たち・愛」を見てみた。原作は橋田壽賀子、プロデューサーは石井ふく子。討ち入り3日前から吉良邸討ち入りまでをを描く前編「雪の章」と、討ち入りから翌年2月4日の四十七…

【映画感想】『眠狂四郎勝負』(1964) / 市川雷蔵版「眠狂四郎」シリーズ第2作。シリーズ屈指の名作

市川版「眠狂四郎」シリーズ第2作『眠狂四郎勝負』(1964年、監督:三隅研次)を鑑賞。イマイチ焦点の定まらなかった第1作だったが、それを見事に挽回したシリーズ第2作。市川雷蔵の魅力を引き出しつつ、時代劇のエンターテイメント性を盛り込んだシリーズ屈指…

大河ドラマ「麒麟がくる」 沢尻エリカの代役に川口春奈

女優・沢尻エリカが逮捕されたことを受けて、2020年放送予定の大河ドラマ「麒麟がくる」の代役が誰になるのか世間の注目を集めていた。時代劇好きで大河ドラマのファンである私もあれこれ想像していたが、はやくも代役に川口春奈の起用が発表された。www3.nh…