退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

所沢市の「育休退園差し止めを」 親の申し立て退ける

所沢市の「育休退園」問題が話題になっている。0~2歳児の子どもを保育園に預けている母親が新たに出産して育児休業を取った際、預けている子どもが退園しなければならないという制度だ。市は今年の4月からの導入を決定していたが、反発した保護者11人が6月2…

【映画感想】『まほろ駅前狂騒曲』(2014) / まほろ駅前シリーズの映画第2作

目黒シネマで映画『まほろ駅前狂騒曲』(2014年、監督:大森立嗣)を鑑賞。三浦しをんの小説の映像化。シリーズ第1作『まほろ駅前多田便利軒』(2011年)に続く、映画第2作。まほろ市の駅前に位置する便利屋「多田便利軒」を営む多田啓介(瑛太)、そして彼の元…

【映画感想】『味園ユニバース』(2015) / 関ジャニ∞の渋谷すばるの初主演作品

目黒シネマで映画『味園ユニバース』(2015年、監督:山下敦弘)を鑑賞。主演は関ジャニ∞の渋谷すばる。味園ユニバース 通常版 [Blu-ray]出版社/メーカー: ギャガ発売日: 2015/08/19メディア: Blu-ray舞台は大阪。広場で行われていたバンド「赤犬」のライブに…

ドラマ『高校教師』(1993年、桜井幸子版)を見た

ドラマ『高校教師』(1993)を見ました。脚本は野島伸司。主演は真田広之と桜井幸子。1993年にTBSで放送されたテレビドラマです。ラストシーンに描かれた禁断の愛の結末は大きな話題になりました。最近、地上波で再放送されたそうですが、今回は週末にHuluで一…

エスカレーターは「歩くのNG」らしい

鉄道各社などが、エスカレーターで急ぐ人とのために片側(東京では右側)を空ける習慣は危険につながるおそれがあるとし、「エスカレーターでは立ち止まり、手すりにつかまる」ことを呼びかけるという。エスカレーターは「歩くのNG」 鉄道各社などが一斉呼び…

【映画感想】『ア・ホーマンス』(1986) / 松田優作の初監督作品だけど…どうしてこうなった

神保町シアターの《夏休み特別企画 漫画から生まれた映画たち》という企画で、映画『ア・ホーマンス』(1986年、監督:松田優作)を鑑賞。狩撫麻礼、たなか亜希夫の青年コミックが原作らしいが、こちらは未読。ア・ホーマンス [DVD]出版社/メーカー: TOEI COM…

「月刊碁ワールド」の表紙が戸島花だった!

日本棋院が発行している囲碁の月刊誌「月刊碁ワールド」の今月号の表紙が元・AKB48の戸島花さんでした。囲碁大使を拝命したとのこと。書店で見つけてビックリしました。月刊碁ワールド 2015年 08 月号 [雑誌]作者:出版社/メーカー: 日本棋院発売日: 2015/07/…

【映画感想】『勲章』(1954) / 戦後の再軍備をめぐる悲喜劇

シネマヴェーラ渋谷の《渋谷実のおかしな世界》で映画『勲章』(1954年、監督:渋谷実)を鑑賞。元陸軍中将が戦後、再軍備運動に入れ込み、その末にたどる悲惨な結末を描く。俳優座映画。元陸軍中将岡部(小沢栄)は、戦後、ちか子(香川京子)と憲治(佐田啓…

デザインが秀逸なヤマハのデスクトップオーディオ「TSX-B141」

量販店をぷらぷら見て歩いているとヤマハのデスクトップオーティオ「TSX-B141」が目に止まりました。この価格帯だとインテリアとしてはどうなのかと思う製品が多いなか、秀逸なデザインです。ダイヤル式の操作系もいいですね。カラーバリエーションは3色あ…

【映画感想】『気違い部落』(1957) / 日本のムラ社会を徹底的に風刺した一本

シネマヴェーラ渋谷の《渋谷実のおかしな世界》で映画『気違い部落』(1957年、監督:渋谷実)を鑑賞。タイトルが強烈すぎてソフト化できないというレア作品。しかし内容は特に差別を助長するものではないことを最初に断っておく。舞台は東京近郊の山間部のわ…

【読書感想】大塚明夫『声優魂』(星海社新書、2015年)

アニメ『攻殻機動隊』のバトー役などで知られる大塚明夫による声優論。「声優になりたい奴はバカ」だと一刀両断。声優だけはやめとけと語る主張には、むしろ仕事に対する真摯な姿勢が伺える。声優魂 (星海社新書)作者:大塚 明夫出版社/メーカー: 講談社発売…

【映画感想】『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015) / 本作ではサラ・コナーがカワイイです

近くのシネコンで映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015年、監督:アラン・テイラー)を鑑賞。原題は、Terminator Genisysといい、『ターミネーター』の映画では第5作となる。ターミネーター:新起動/ジェニシス [Blu-ray]出版社/メーカー: パラマウ…

Apple iPod touch 6th gen 発売に思ったこと

地味に新型iPod touch(第6世代)が発売されました。3年ぶりのアップデートになります。目玉は64ビットのApple A8プロセッサーと、モーションコプロセッサーのApple M8を搭載したこと。iPhone 6シリーズ並のパフォーマンスです。私事になりますが、今年はiPh…

新国立競技場 「白紙に」のニュースで思ったこと

7月17日、安倍総理大臣は首相官邸で記者団に対し、新国立競技場について「現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す」と表明した。この報は産経新聞アプリで号外が発行されるほどのニュースとして大々的に報じられた。 人気取りに絶妙のタイミング …

【映画感想】『さよなら歌舞伎町』(2014) / 歌舞伎町のラブホテルを舞台にした群像劇

目黒シネマで映画『さよなら歌舞伎町』(2014年、監督:廣木隆一)を鑑賞。同じく廣木監督の『娚の一生』が目当てだったので、こちらは予習なしで見る。さよなら歌舞伎町 スペシャル・エディション [Blu-ray]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2015/09/…

「ファーストガンダム」がやってきた

Huluで「ファーストガンダム」が配信されています。11月末日までの限定配信だそうです。さっそく毎晩少しずつ見始ています。今秋に公開されるOVA『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の第二弾のプロモーションでしょうか。「ファーストガンダム」とは、1979年に…

【映画感想】『娚の一生』(2015) / 50代の中年男性でもトヨエツレベルならモテるんです

目黒シネマで映画『娚の一生』(2015年、監督:廣木隆一)を鑑賞。原作は西炯子の同名コミックだが未読。榮倉奈々、豊川悦司のダブル主演。東京でキャリアを積みながら忙しく働いていた20代のOLつぐみ(榮倉奈々)は、失恋したこともあり、何もかもいやになり…

iOS 8.4 にアップデートしたらホームシェアリングが削除されていた件(ぎゃふん)

iOS 8.4がリリースされてから時間が経ちましたが、遅まきながら私のiPhoneもiOS 8.4にアップデートしました。様子見してました。 Apple Musicが追加されていた 今回のiOSのアップデートの目玉はApple Musicのサービス開始です。それに伴いMusicアプリが大幅…

【映画感想】『とんかつ大将』(1952) / とんかつ屋のオヤジではなくモテモテの青年医師の話

新文芸坐の《川島雄三と鈴木清順 絶対熱烈支持宣言》で映画『とんかつ大将』 (1952年、監督:川島雄三)を鑑賞。 とんかつ大将 [DVD]佐野周二Amazon「とんかつ大将」というタイトルからとんかつ屋のオヤジの話みたいだが、東京の下町の長屋に住む青年医師(佐…

ドラマ「ど根性ガエル」見ました

7月11日に放送された日本テレビのドラマ「ど根性ガエル」をHuluで見ました。原作は吉沢やすみの「少年ジャンプ」に70年代に連載されていたコミックで、テレビアニメにもなり人気を博しましが、今回はなんと実写です。平面ガエルは映像的に実写化は不可能とさ…

参議院選挙:10増10減案(初の合区あり)でいいのか?

来夏の参議院選挙に向けて「1票の格差」を是正する選挙制度改革が議論されている。最近は国政選挙が実施されるたびに、市民団体から「1票の格差」の違憲性を争う訴訟が起こされている。選挙結果が無効とされたことはないが、最高裁判所で「違憲状態」と判…

【映画感想】『喜劇 とんかつ一代』(1963) / 森繁久彌が歌う「とんかつの唄」が楽しい

新文芸坐の《川島雄三と鈴木清順 絶対熱烈支持宣言》で映画『喜劇 とんかつ一代』 (1963年、監督:川島雄三)を鑑賞。喜劇 とんかつ一代 [DVD]森繁久彌Amazon上野のとんかつ屋の主人・五井久作(森繁久彌)と柿江(淡島千景)の夫婦に、周囲のさまざまな人が…

安彦良和書店 @ジュンク堂書店池袋本店

先日、久しぶりに池袋のジュンク堂書店に寄ると「安彦良和書店」をやってました。作家とジュンク堂書店のコラボ企画で、安彦さんは21代目の店長になるそうです。今年4月に安彦良和書店の開店記念イベントをネットで見て、一度行ってみたいと思っていたのです…

【映画感想】『本日休診』(1952) / 元陸軍中尉を演じる三國連太郎がオイシイ

シネマヴェーラ渋谷の《渋谷実のおかしな世界》で映画『本日休診』(1952年、監督:渋谷実)を鑑賞。井伏鱒二の小説を映画化した人情ドラマ。戦後、甥を院長に迎えて病院を復興した三雲医師(柳永二郎)。その一周年を記念して医院を休診して病院のスタッフは…

【読書感想】『イスラム・ヘイトか、風刺か―Are you CHARLIE? 』(第三書館、2015年)

今年前半に起きたニュースをランキングした記事を読んだ。そのなかに2015年1月7日に起こった、風刺週刊紙の発行元が武装したイスラム過激派に襲撃された「シャルリー・エブド襲撃事件」があった。かなり前に起きたものだと思っていたが、まだ半年前の事件だ…

ギリシャ国民投票終了、財政緊縮案に反対多数か……やっぱり国民投票はダメだね

5日に投票が行われたギリシャの国民投票において、EUなどがが求める財政緊縮策への反対が大きく上回った。チプラス首相は勝利宣言し、民意を背景にEUとの交渉を再開し新たな金融支援を取り付けたい考えを示した。 国民投票の結果 まず今回の投票結果を見てみ…

【映画感想】『好人好日』(1961) / 数学者・岡潔をモデルにした喜劇映画

シネマヴェーラ渋谷の《渋谷実のおかしな世界》で映画『好人好日』(1961年、監督:渋谷実)を鑑賞。奈良女子大学で教鞭を執っていた数学者・岡潔がモデルとされる喜劇映画。好人好日 [DVD]笠智衆Amazon舞台は古都・奈良。世界的な数学者であるが変人の大学教…

テレビアニメ「宇宙兄弟」(全99話)完走しました

Huluで配信されているアニメ「宇宙兄弟」(全99話)を数か月かけて見終わりました。2012年4月から2014年3月まで日本テレビで放送されていたテレビアニメで、原作は小山宙哉の連載中のコミックです。兄・南波六太と弟・日々人は、子どものころ共に宇宙飛行士を…

【映画感想】『カンゾー先生』(1998) / 女優・麻生久美子の出世作

麻生久美子が、先月NHKの情報番組「あさイチ」に出演したとき、映画『カンゾー先生』(1998年、監督:今村昌平)のことを話していたのでDVDで見直してみた。坂口安吾「肝臓先生」を原作にした喜劇映画。英語のタイトルは、Dr. Akagiである。舞台は終戦間際の岡…

iTunes 12.2 にアップデートしました

Mac

私は、まだOS X Marverics でがんばっています。7月になりソフトウェア・アップデートがやってきました。説明を読むとEFIの更新やセキュリティ・アップデートが含まれていたので、まとめてアップデートを適用しました。いまだにMacのソフトウエア・アップデ…