退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【朗報】4年ぶりに新しいMac miniがやってきた!

日本時間30日夜に中継されたApple Special Eventはご覧になりましたか?開催地が東海岸(ニューヨーク)だったので、いつもより早い時間からの開始となりました。日本のユーザーにとっては見やすい時間帯だったのではないでしょうか。今回の発表会では、MacB…

一条ゆかり展 @弥生美術館

弥生美術館で開催中の「集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり 展~ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!」を見てきました。 一条ゆかり先生といえば、大ヒット作「有閑倶楽部」をはじめ、「デザイナー」「砂の城」で絶大な人気を誇った少女マンガ界の…

【映画感想】『濹東綺譚』(1992) / なんと言っても墨田ユキがいい

新文芸坐の《青春スターから円熟の演技者、そして監督へ 映画を生きた男 追悼・津川雅彦》で映画『濹東綺譚(ぼくとうきだん)』(1992年、監督:新藤兼人)を鑑賞。原作は永井荷風の同名小説。ただし、原作の小説家が荷風本人に置き換えられている。主演は津…

【映画感想】『プライド 運命の瞬間』(1998) / 津川雅彦が演じる東條英機

新文芸坐の《青春スターから円熟の演技者、そして監督へ 映画を生きた男 追悼・津川雅彦》で映画『プライド 運命の瞬間(とき)』(1993年、監督:伊藤俊也)を鑑賞。「東京裁判」でひとり戦った東條英機の人間像にフォーカスして描いた人間ドラマ。主演は津川…

「第1回 囲碁 NN戦 ~灘高 vs. N高 交流戦~」が面白かった

週末、名門・灘高校と角川ドワンゴ学園が開校したN高校との囲碁交流戦がネット中継をみmした。将棋団体戦は過去2回開催されていましたが、囲碁は初対決。3対3の団体形式。解説・聞き手は藤沢一就八段と戸島花。live2.nicovideo.jpN高からの出場者はなんと3人…

【映画感想】『ど根性物語 銭の踊り』(1964) / 市川崑監督によるスタイリッシュな変態映画

シネマヴェーラ渋谷の《映画は大映、ヴェーラも大映》で映画『ど根性物語 銭の踊り』(1963年、監督:市川崑)を鑑賞。主演は勝新太郎。ど根性物語 銭の踊り [DVD]発売日: 2015/10/30メディア: DVDタクシー運転手の八百(勝新太郎)は、ひき逃げダンプを目撃す…

「40th 石川ひとみアンソロジー」を聞いてみた

デビュー40周年を迎える石川ひとみの2枚組ベストアルバム。ジャケットはなかなかいいデザインです。Amazonのタイトルが間違っていますね(執筆時点)。MEMORIAL40~石川ひとみベストアーティスト:石川ひとみ発売日: 2018/03/21メディア: CD1978年のデビュー曲…

Amazon Prime Videoアプリ「ダウンロードしないでください」(困惑)

iOS用のAmazonプライム・ビデオの再生アプリをApp Storeでアップデートしようとすると、説明文に「ダウンロードしないでください」と記載されていた。いったどうなっているのか。困惑した。説明文を読むと新旧2種類のアプリが存在していて、新しいアプリに…

【読書感想】小澤良介『LIFE STYLE DESIGN(ライフスタイルデザイン) ―「遊び」と「好奇心」で設計する これからの生存戦略』(きずな出版、2018年)

著者は家具インテリア店の経営をしている創業社長です。ご自身の体験から導いた「新しい生き方や働き方」を提案しています。成功した実業家らしく自信に満ちています。LIFE STYLE DESIGN(ライフスタイルデザイン) ―「遊び」と「好奇心」で設計する これから…

【映画感想】『次郎長三国志』(1963) / マキノ雅弘がセルフリメイクした東映オールスター版

新文芸坐の《青春スターから円熟の演技者、そして監督へ 映画を生きた男 追悼・津川雅彦》で映画『次郎長三国志』(1963年、監督:マキノ雅弘)を鑑賞。1950年代にマキノ雅弘が監督した東宝版を、東映オールスターでセルフリメイクした次郎長モノの第1作。主演…

【映画感想】『いれずみ突撃隊』(1964) / 高倉健主演の異色戦争映画

新文芸坐の《青春スターから円熟の演技者、そして監督へ 映画を生きた男 追悼・津川雅彦》で映画『いれずみ突撃隊』(1964年、監督:石井輝男)を鑑賞。白黒映画。いれずみ突撃隊 [DVD]高倉健Amazon南支の最前線に送り込まれたヤクザの衆木一等兵(高倉健)が…

特別展「王立宇宙軍 オネアミスの翼 展」 @八王子市夢美術館

八王子市夢美術館で開催中の特別展「王立宇宙軍 オネアミスの翼展 SFアニメができるまで」を観てきました。ちょっとした小旅行でした。後にテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995-1996年)をつくり一大ブームを巻き起したスタジオ・ガイナックスが、19…

コミック『ヒカルの碁』(完全版)を豪華装丁本で読んでみた

コミック『ヒカルの碁』(完全版・全20巻)を読み終わりました。この作品は、ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)による囲碁を題材にした少年漫画。1999年から2003年まで「週刊ジャンプ」で連載されました。完全版を見つけたので数年ぶりに読み直してみまし…

無料で見逃し番組を見られる「MBS動画イズム」アプリを使ってみた

明石家さんまが司会を務める、毎日放送の長寿番組「痛快!明石家電視台」で「実際どうなん!?宝塚ファン」というタイトルで宝塚歌劇のファンの実態が放送されることをキャッチ。ゲストは紫吹淳と実咲凜音。これは見たい。natalie.mu調べてみると関西ローカル…

YAMAHA ワイヤレスストーミングスピーカー WX-021を聴いてきたが意外によかった

以前よりAirPlay対応コンパクトなスピーカーを物色中です。気になっていた、Bose Home Speaker 500に触ってきたついでに、YAMAHA WX-021スピーカーも試聴してきました。[asin:B07F3Z8797:detail]このスピーカーは、旧モデルWX-010のモデルチェンジとなるよう…

Bose Home Speaker 500 の実機に触ってきました

先日発表されたBose初のスマートスピーカー「Home Speaker 500」の展示があったので触ってきました。AiprPlay対応のスピーカーとして期待している製品です。ブラックとシルバーの2機が展示されていました。ブラックはプリセット音源を再生できるように、そし…

愛希れいかサヨナラ特集の『宝塚イズム37』を読む

ひさしぶりに『宝塚イズム』(青弓社)を読みました。特集は「愛希れいかのさよならを惜しむ」、11月18日に退団予定の月組トップ娘役・愛希れいかの退団特集です。宝塚イズム37 (特集 愛希れいかのさよならを惜しむ)作者:薮下 哲司,鶴岡 英理子発売日: 2018/…

【映画感想】『ビューティフル・デイ』(2017) / ホアキン・フェニックス主演の芸術的スリラー映画

新文芸坐で映画『ビューティフル・デイ』(2017年、監督・脚本:リン・ラムジー)を鑑賞。併映の『ケディ家の身代金』を目当てに出かけたので、こちらはノーマークの作品。原題は、You Were Never Really Hereだが、劇中のセリフからとったというへんな邦題が…

【映画感想】『ゲティ家の身代金』(2017) / 実際に起きた誘拐事件を基にしたスリラー映画

新文芸坐で映画『ゲティ家の身代金』(2017年、監督:リドリー・スコット)を観てきた。1973年ローマで実際に起こった誘拐事件を描いたノンフィクションを原作にしたスリラー映画。原題はAll the Money in the Worldだが、わかりやすい邦題が付けられている。…

メディアマーカーからブクログへのデータ移行の作業メモ

読書記録サービス「メディアマーカー」のサービス停止を受けて、先日「ブクログ」に引っ越ししました。以下はそのときの作業メモです。 はじめに 作業の流れと方針 CSVデータの比較と変換 つまずいた点 複数タグの区切りの変換 読書状況の変換 カテゴリの扱…

メディアマーカーからブクログに引っ越しました

先日読書記録サービス「メディアマーカー」のサービス終了が告知されて以来、書籍などのアイテムの新規登録ができなくなりました。新規登録できないのは不便なので、いそいで別のサービスに引っ越しすることにしました。類似のサービスを探してみると「ブク…

【映画感想】『マンガをはみ出した男 赤塚不二夫』(2016) / 天才・赤塚不二夫の人生を描いたドキュメンタリーxアニメーション映画

DVDで『マンガをはみ出した男 赤塚不二夫』(2016年、監督:冨永昌敬)を鑑賞。前から気になっていた作品だったが、少し前に放送されたNHK土曜ドラマ『バカボンのパパよりバカなパパ』(主演:玉山鉄二)に刺激を受けてようやく見てみようと思い立つ。マンガを…

【映画感想】『宮本武蔵』(1973) / 高橋英樹主演は悪くないがダイジェストすぎる

DVDで映画『宮本武蔵』(1973年、監督:加藤泰)を鑑賞。吉川英治の時代小説の映像化。主演は高橋英樹。あの頃映画松竹ブルーレイコレクション 宮本武蔵 第一部 関ヶ原より一乗寺下り松/第二部 柳生の里より巌流島[Blu-ray]高橋英樹Amazon吉川英治の『宮本武…

【悲報】メディアマーカー、2019年1月20日でサービス終了

突然、読書管理サービス「メディアマーカー」のサービスが2019年1月20日で終了することが発表されました。ここ数年にわたり便利に使っていたのでショックです。お気に入りだったのに困った……。mediamarker.netAmazonからのデータ提供停止によりサービス運営…

伝説の月9ドラマ「東京ラブストーリー」を見て時代の流れを感じた件

少し前に再放送された、テレビドラマ「東京ラブストーリー」(1991年、全11話)を録画で見た。主演は鈴木保奈美と織田裕二。10月から放送される予定の織田・鈴木が共演する「月9」新作「SUITS/スーツ」のPRのための再放送。右上に常時「SUITS/スーツ」のスーパ…

藤田嗣治展 @東京都美術館

東京都美術館で開催中の「没後50年 藤田嗣治展」を見てきました。時代に翻弄された画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)の回顧展です。今年2018年は藤田が他界して50年目にあたり、彼の画業を余すことなく展覧する回顧展が企画されました。これほ…

iOS 12にアップデートしたけど困惑気味

2週間ほど前にiOS 12がリリースされました。私もiPhoneとiPadのiOSをようやくアップデートしました。メジャーアップデートなのでリリース後すぐにアップデートするような無謀なことはできません。利用アプリの更新情報や世間での評判などをチェックしながら…

【映画感想】『プレデター』(1987) / シュワルツネッガー vs 初代プレデター

プレデターの新作が現在公開されているので、初心に帰ろうとSF映画『プレデター』(1987年、監督: ジョン・マクティアナン)を見直してみた。初代プレデターである。プレデター (特別編) [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]ウォルト・ディズニー・ジャパン株…

コミック「グラゼニ~東京ドーム編~」を読んでいる途中でネタバレされた件

少しずつ読んでいたコミック「グラゼニ~東京ドーム編~」(全15巻)を読み終わりました。モップスに移籍した後の凡田の活躍を描きます。グラゼニ~東京ドーム編~(1) (モーニング KC)作者:アダチ ケイジ発売日: 2015/01/23メディア: コミック主人公・凡田は名門…

宝塚歌劇団月組「エリザベート~愛と死の輪舞~」の宝塚・千秋楽のライブ中継を観てきました

11月18日の東京宝塚劇場の千秋楽で退団する宝塚歌劇団月組トップ娘役の愛希れいかのサヨナラ公演「エリザベート~愛と死の輪舞~」が、1日、宝塚大劇場・千秋楽を無事終えました。都内某シネコンでライブ中継を観てきました。普段、ブログでは観劇やコンサー…