退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書感想】岡田正彦『大丈夫か、新型ワクチン:見えてきたコロナワクチンの実態』(花伝社、2021年)

現在、新型コロナの第6波といわれる感染拡大を受けて「まん防」が適用されて、3回目のワクチン接種が国策として強力に進められている。本当に「ワクチン接種で安心」と言えるのか、と疑問に思っている人が多いのではないか。これまで何冊が新型コロナの関す…

【朗報】iPhone でマスク付けてFace ID認証が可能に

ついにiPhoneがマスク着用時のFace ID認証に対応することになりました。iOS 15.4からですが、もうβ版で試した人がレポートしています。japanese.engadget.comiPhoneユーザーはコロナ禍のなかマスク強制社会が到来して、せっかくのFace IDが宝の持ち腐れとな…

【映画感想】『狂武蔵』(2020) / 坂口拓のアクションが延々と続く珍作

DVDで映画『狂武蔵』(2020年、監督:下村勇二)を鑑賞。主演のTAK∴(坂口拓)が宮本武蔵を演じている。本作は斎藤洋介の遺作でもある。狂武蔵 [DVD]TAK∴(坂口拓)Amazon2013年のイベントで上映された作品を、9年後に劇場上映するために完成させたという。上映…

BSフジが「電脳コイル」一挙放送が放送不手際により1話から再放送になる

アニメ『電脳コイル』(全26話)は、2007年にNHK教育テレビで放送されたSFアニメ。磯光雄が原作・脚本・監督を手掛けて作品は高い評価を得た。いま話題の「メタバース」を先取りしていた感のある独特の世界観が魅力的。電脳コイル 第1巻 通常版 [DVD]折笠富…

カタールW杯アジア最終予選だがイマイチ盛り上がらない件

今日、カタールW杯アジア最終予選第7戦で日本代表が中国代表と対戦した。ひさしりぶりにテレビ中継があったのでとりあえず観戦した。いつものW杯ならば予選から気分が上がるのだが、今回はそれほど盛り上がらない。というのは、日本にとってのアウェイの試合…

コミック『美味しんぼ』で、ついに山岡と雄山の和解までたどり着いた

一昨年から少しずつ読み進めていたコミック『美味しんぼ』だが、ついに主人公・山岡士郎と父・雄山が和解するところまでたどり着いた(第102巻)。冒頭から雄山と山岡の父子の確執を物語の中心に据えていたコミックの大きな区切りである。美味しんぼ (102) (…

都内では「まん防止」発令中だけど……飲食店の「時短営業」は困るよ

現在、東京、愛知などを含む1都12県を対象とした、「まん延防止等重点措置」の実施が実施されている。期間は1月21日から2月13日までの24日間。対象地域では、飲食店における営業時間短縮要請などが行なわれ、知事の判断により酒類の提供も制限されている。い…

【読書感想】春日太一『忠臣蔵入門 映像で読み解く物語の魅力』(角川新書、2021年)

昨年末、新文芸坐で大映版『忠臣蔵』(1958年)が上映されたとき、筆者の春日氏のトークショーがあった。そこで宣伝されていたので今回手に取ってみた。忠臣蔵入門 映像で読み解く物語の魅力 (角川新書)作者:春日 太一KADOKAWAAmazon映像作品としての「忠臣蔵…

【映画感想】『女帝 春日局』(1990) / 東映のお家芸「トンデモ時代劇」だが、鳥越マリは美しい

「東映時代劇YouTube」チャンネルで配信されていた、映画『女帝 春日局』(監督:中島貞夫)を見る。脚本は高田宏治、撮影は木村大作という豪華な布陣。主役は十朱幸代。女帝 春日局 [DVD]十朱幸代Amazonこの映画は春日局が家光の乳母となり、大奥で「女帝」…

【読書感想】ひろゆき(西村博之) 『なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23』(学研プラス、2020年)

私がニコ生に入り浸っていたころ、番組内でひろゆきはいつも遅刻していた。大人なのに大丈夫なのか、と思ったものが、改心してタイムマネジメントの本を出すまでになったかと感慨無量。なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23作者:ひろゆき(西…

【映画感想】『エレキの若大将』(1967) / 加山雄三主演「若大将シリーズ」の第6弾

新文芸坐で《名画座かんぺ10周年ご褒美企画 のむみちpresents 没後50年 飯田蝶子“婆優”一代》という企画で、映画『エレキの若大将』(1965年、監督:岩内克己)を鑑賞。加山雄三主演「若大将シリーズ」の第6弾。マドンナは星由里子。当日は若大将二本立て。飯…

【映画感想】『南太平洋の若大将』(1967) / 加山雄三主演「若大将シリーズ」の第10弾

新文芸坐で《名画座かんぺ10周年ご褒美企画 のむみちpresents 没後50年 飯田蝶子“婆優”一代》という企画で、映画『南太平洋の若大将』(1967年、監督:古沢憲吾)を鑑賞。加山雄三主演「若大将シリーズ」の第10弾。マドンナは星由里子。当日は若大将二本立て。…

NHK「あさイチ」で花總まりがスタジオで生歌唱していた件

NHKの「あさイチ」に花總まりさんが出演していました。「あさイチ」とは、毎朝「朝ドラ」の後に生放送で放送されている情報番組。MCは博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサー。さすがにリアルタイムで見れる時間帯ではないので録画して視聴。今回は人気企画…

【読書感想】青山繁晴『誰があなたを護るのか――不安の時代の皇』(扶桑社、2021年)

「皇位継承問題」をマンガでわかりやすく解説した本。原作は青山繁晴、作画は ヒロカネプロダクション。紙幅の半分程度がマンガ、残りは解説と資料集という構成。いろいろな気付きがあった。誰があなたを護るのか――不安の時代の皇作者:青山 繁晴扶桑社Amazon…

【映画感想】『ユダヤ人の私』(2021) / ホロコースト生存者による最後の警鐘

少し前に岩波ホールで映画『ユダヤ人の私』(2021年)を見る。終戦から74年間 悪夢を語り続けたホロコースト生存者による最後の警鐘。オーストリア映画。白黒映画。ユダヤ人のマルコ・ファインゴルト(1913-2019)は1939年に逮捕され、アウシュヴィッツを含む4…

年末年始の「Apple Gift Card」キャンペーンの還元を受け取った

昨年、これまでの「App Store & iTunesカード」から「Apple Gift Card」に変更されて、年末恒例の還元キャンペーンがどうなるのかと思ったが、いつもと変わった形でコンビニで実施された。alltag.hatenablog.jpコンビニによって還元の方法が異なるが、私が選…

【映画感想】『i-新聞記者ドキュメント-』(2019) / 森達也監督が東京新聞の記者・望月衣塑子に密着したドキュメント

東京新聞社会部記者・望月衣塑子を追ったドキュメンタリー映画。首相官邸記者会見で鋭い質問を投げかける望月記者が話題になったのは記憶に新しい。望月記者が辺野古基地移設問題や森友学園問題、伊藤詩織準強姦事件、加計学園問題などの取材に臨む姿を追う…

【悲報】セゾンカードと西友との提携サービスの終了

西友の意向により、西友とクレディセゾンとの提携サービスを終了することになった。www.saisoncard.co.jpこれは一大事。とくにセゾンカードご利用での「セゾンカード感謝デー5%OFF」がなくなるのはイタい。まあ、この二社の提携はすでに消滅した「セゾング…

【映画感想】『捨て身のならず者』(1970) / 高倉健x降旗康男の初期作品

YouTubeの「TOEI Xstream theater」チャンネルで配信されていた、映画『捨て身のならず者』(1976年、監督:降旗康男)を鑑賞。主演は高倉健。後年コンビを組んで数々の作品を残す高倉健と降旗康男のコンビによる初期作品。捨て身のならず者 [DVD]高倉健Amazon…

入試直前の「入試救済策」で大混乱

文部科学省は11日夜、大学受験における新型コロナウイルス感染者らの救済策で、大学入学共通テストを受けられなくても個別試験のみで合否判定するよう全国の大学に通知した。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6414906news.yahoo.co.jpこの記事を読んで「えー…

「一票の格差」を軽視する政治家たち

いわゆる「一票の格差」を是正するための衆議院の新たな区割り「10増10減」を巡り、自民党の議員たちが騒いでいて見苦しい。www.sankei.com二階俊博氏などは「腹立たしい」と言い出す始末。そもそも選挙区制度や区割りのような議員自身に関わることを、議員…

商品情報誌「特選街」の休刊号を読む

2021年11月号(21年10月1日発売)をもって、休刊となった商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を読んでみた。特選街 2021年11月号 [雑誌]マキノ出版Amazon休刊となったのは知っていたが、図書館のラックに「休刊になった」というラベルがあったので、あら…

松平健主演の時代劇スペシャル『戦国乱世の暴れん坊 齋藤道三 怒涛の天下取り』を見る

「東映時代劇YouTube」チャンネルで配信されていた、時代劇スペシャル『戦国乱世の暴れん坊 齋藤道三 怒涛の天下取り』(監督:工藤栄一)を見る。1991年にテレビ朝日系列で「新春大型5時間時代劇スペシャル」とした放送された。主演は松平健。浪人の子に生…

【映画感想】『武闘拳 猛虎激殺!』(1976) / 和製ドラゴン・倉田保昭の東映初主演作

YouTubeの「TOEI Xstream theater」チャンネルで配信されていた、映画『武闘拳 猛虎激殺!』(1976年、監督:山口和彦)を鑑賞。主演は和製ドラゴンの異名をとった倉田保昭。寅年だからこの作品が選ばれたようだ。正月休みのせいかプレミア配信はなく以前配信し…

沖縄 山口 広島の「まん延防止」適用が決定される。米兵由来の疑いが強いが……

政府は、新型コロナの感染が急拡大していることを受けて、沖縄、山口、広島の3県に、9日から今月末までまん延防止等重点措置を適用することを決めた。重点措置の適用は岸田内閣では初めてとなり、これまで新型コロナが落ち着いており政権運営に好都合だった…

寅年に因んで配信されたアニメ「タイガーマスク」一挙公開を見る

今年は寅年。そこで新年の幕開けを記念して《初日の出まで「タイガーマスク」》という配信がYouTubeでプレミア公開された。東映らしい企画。年またぎでアニメ「タイガーマスク」を見るというナイスな企画だが、さすがプレミアでは見ることができず、後でアー…

「銀河英雄伝説 Die Neue These」お正月一挙放送を見て気づいたこと

年始にTOKYO MXで放送された『「銀河英雄伝説 Die Neue These」お正月一挙放送』を見た。s.mxtv.jp放送されたのは、「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」第12話と「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」第一章~第三章(13話~24話)である。基本的にはNHK E…

今年も月曜日始まりの卓上カレンダーを使います

正月休みも終了。デスクに戻ってきたところ卓上カレンダーが去年のままだった。「これはいかん」ということで、あらかじめ用意しておいた小さな卓上カレンダーを設置。今年も去年と同じ、日本能率協会 NOLTYの月曜日始まりのカレンダーを使うことにした。日…

第72回(2021年)NHK紅白歌合戦:勝手にベスト3

2021年大晦日に放送された紅白歌合戦は、NHKホールを離れ有楽町の東京国際フォーラムで開催された。貸し切りなのだろうか、東京国際フォーラムの各所でロケをしていて興味深く見た。最近はリアルタイムで紅白歌合戦を見ることはなくなり、録画でチェックする…

Apple が恒例の「初売り」やってますね

Appleが毎年恒例の「初売り」をApple Storeでやっています。新しいApple Gift Cardが導入されてどうなるかなと思い覗いてみました。いつも通りかなと思っていると、昨年秋に発売されたばかりの「AirPods(第3世代)」が対象に含まれていました。3000円分の還…