退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【映画感想】『日本の夜と霧』(1960) / 大島渚監督のよる安保闘争をテーマにした問題作

DVDで映画『日本の夜と霧』(1960年、監督:大島渚)鑑賞。モダンなジャケットが印象的。あの頃映画 日本の夜と霧 [DVD]桑野みゆきAmazonこの映画は昔、どこかの名画座で見たことがあるが、あらためすごい映画だった。60年安保闘争をテーマにしてるが、内容は…

Microsoft 365 Personal 導入しました

Windowsパソコンと同時にMicrosoft 365 Personal も導入しました。これまでGoogle Workspaceで十分と思い使い続けてきましたが、どうしてもMicrosoft 365が必要になり渋々導入しました。Microsoft 365 Personal(最新 1年版)|カード版|Win/Mac/iPad|インスト…

ひさしぶりにPC買いました(HP Pavilion Aero 13-be)

はじめに 私はMacユーザーですが、どうしても必要になったのでひさしぶりにWindowsパソコンを買うことにしました。自腹でWindowsパソコンを買うのはXP時代以来です。以下にメモ代わりにPC導入にあたり気がついたことを書いていきます。 機種選定 日常的に持…

Prime Videoで「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」を見て思ったこと

昨年秋、楽しみにしていた映画『沈黙の艦隊』(2023年、監督:吉野耕平)を映画館で見てきたワケだが、最近Prime Videoで全8話の連続ドラマに編集されて配信が開始された。以下、ドラマの内容というより、このビジネス手法について思ったことを書く。alltag.ha…

【読書感想】泉房穂『日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来』(集英社新書、2023年)

筆者は3期12年にわたり兵庫県明石市長をつとめ、その市政は「明石モデル」をつくり世間の注目を集めた。この本は泉流の政治学のエッセンスが詰まっている。日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来 (集英社新書)作者:泉房穂集英社Amazon市政の実績と…

【読書感想】安野モヨコ『還暦不行届』(祥伝社、2023年)

前作『監督不行届』はコミックエッセイだったが、今回は文書版エッセイ。還暦不行届作者:安野モヨコ祥伝社Amazon庵野秀明監督と結婚後、新婚生活を描いた『監督不行届』だったが、本作は、その後をつづった文章版エッセイ。結婚して20年経ったらしい。続編の…

【映画感想】『オケ老人!』(2016) / 杏の映画初主演作品

DVDで映画『オケ老人!』(2016年、脚本・監督:細川徹)を鑑賞。原作は荒木源による同名小説、杏の映画初主演。コメディ映画。オケ老人! [DVD]杏Amazon(あらすじ)梅が岡高校に赴任した数学教師・千鶴(杏)は、地元のオーケストラの演奏会に感激して、学生…

尾瀬あきらによるコミック「夏子の酒」を読了する

少しずつ読み進めていた尾瀬あきらの人気コミック「夏子の酒」を読み終わる。本作は1988年から1991年にかけ漫画雑誌『モーニング』に連載され、1994年には和久井映見主演でテレビドラマ化されている。夏子の酒(1) (モーニングコミックス)作者:尾瀬あきら…

【読書感想】 四條たか子『笠置シヅ子 その言葉と人生』(宝島社、2023年)

ブギの女王・笠置シヅ子の人生を実際のエピソードと自身の言葉・写真でたどる一冊。もちろん現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の便乗企画。笠置シヅ子の一人娘・亀井ヱイ子氏が監修しており、巻末にはヱイ子氏のインタビューが載っている。笠置…

「歌劇」の表紙にみる6人のトップ娘役(まどか2回目です)

今月号の「歌劇」(2024年2月号)の表紙は花組トップ娘役の星風まどか(ほしかぜ まどか)さんが表紙でした。「歌劇」の表紙については、2022年4月号につづいて2回目の抜擢となります。星風さんは今年5月にトップスター柚香光さんと同時退団(いわゆる“添い遂…

伝説の医療ドラマ「救命病棟24時」第1シリーズが再放送されています

今月からフジテレビの午後の放送枠で「救命病棟24時」が再放送されている。権利関係で長らく再放送されていなかった第1シーズンが地上波で放送されるのは貴重。なんと24年ぶりだという。週末、録画した分を見てみたが懐かしい。この「救命病棟24時」シリーズ…

森恒二のコミック「無法島」を読了しました!

森恒二のコミック「無法島」(全6巻)を読み終わった。本作は、以前読んだサバイバルコミック「自殺島」の前日譚にあたる。しかし描かれたのは「自殺島」のあと。漫画雑誌『ヤングアニマル』に2019年から2022年にかけて連載された。無法島 1 (ヤングアニマル…