退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

佐藤優『この国を動かす者へ』

この国を動かす者へ作者: 佐藤優出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2010/03/30メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (7件) を見る「週刊アサヒ芸能」の連載をまとめた一冊。内容は多岐にわたる。一本一本は短いの…

『告白』 (2010)

実はスルーしようと思っていたが、周りの評判がよいので近くのシネコンで「告白」(2010年、中島哲也)を観てきた。最後まで息をつかせない衝撃作。非現実的なストーリーだが、映像の表現力には圧倒される。叙情的ですらある。また松たか子の授業のシーンから…

佐々木俊尚『電子書籍の衝撃』

電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2010/04/15メディア: 新書購入: 38人 クリック: 1,111回この商品を含むブログ (223件) を見る出版業界の変化を捉えるのに、既に電子化の洗礼…

ゴレンジャー2本立+トークイベント

土曜日、銀座シネパトスのレイトショー《東映・特撮ヒーロー列伝!−生誕35周年記念−》に行ってきた。上映前に元東映プロデューサー吉川進さんのトークイベントがあり、「人造人間キカイダー」「秘密戦隊ゴレンジャー」などのトークを聞く。一人ヒーローの仮…

インビクタス 負けざる者たち(2009)

先日、新文芸坐で「インビクタス 負けざる者たち」(2009年、クリント・イーストウッド)を観る。インビクタス / 負けざる者たち Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2010/07/14メディア: Blu-ray購入: 6人 ク…

バッド・ルーテナント(2009)

先日、新文芸坐で「バッド・ルーテナント」(2009年、ヴェルナー・ヘルツォーク)を観る。良くも悪くもニコライ・ケイジの映画。バッド・ルーテナント [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2010/07/14メディア: DVD購入: 3人 クリック: 50…

iPhone 4、発売

本日、iPhone 4が発売された。夜、実機を目当てにソフトバンクショップに立ち寄る。展示コーナーはiPhone 4向けに一新されていたが、チェーンの先に何もない。店員に尋ねると、やおら胸ポケットからiPhone 4を取り出したので触らせてもらう。Retinaディスプ…

新田ヒカル,星飛雄馬『やさしいベーシック・インカム』

やさしいベーシック・インカム作者: 新田ヒカル,星飛雄馬出版社/メーカー: サンガ発売日: 2009/12/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 66回この商品を含むブログ (14件) を見る「ベーシックインカム」や「給付付き税額控除」という言葉…

幕末(1970)

大河ドラマのせいか世間は空前の龍馬ブームだが、少し前に新文芸坐で「幕末」(1970年、伊藤大輔)を観る機会があった。中村錦之助が主役を演じる坂本龍馬の半生記である。幕末 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2007/11/23メディア: DVD クリック: 2回この…

『徳川一族の崩壊』 (1980)

先日、新文芸坐で「徳川一族の崩壊」(1980年、山下耕作)を観た。上映機会の少ない作品らしい。今回も「不良箇所あり」という注意書きがあった。幕末、江戸幕府が崩壊していく様子を描く時代劇映画。主役は松平容保を演じる萬屋錦之介。さすがの貫禄で何から…

植田景子『Can you Dream?』

Can you Dream? 夢を生きる作者: 植田景子出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2010/05/28メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る宝塚歌劇団初の女性演出家が、夢に邁進していく姿を自ら綴るエッセイ。演出家とし…

『クロッシング』 (2008)

少し前になるが、銀座シネパトスで「クロッシング」(2008年、キム・テギュン)を観た。北朝鮮からの脱北がテーマの韓国映画。ストーリーはややご都合主義なところがあるが、分断国家の悲劇に見舞われる家族の悲哀がよく描かれている。なかでも北朝鮮にある脱…

Kindle Software Version 2.5 が降ってきた

先日発表された Kindle Software Version 2.5 が私のキンドル端末にもようやく配信されて、無事 Version 2.5.3にアップデートされました。さっそく、PDFファイルの拡大機能やCollectionを呼ばれるフォルダ機能を試しています。PDFファイルの拡大機能は、やは…

水野麻子『語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ』(講談社プラスアルファ新書、2010年)

語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾどんなビジネスもこの考え方ならうまくいく (講談社+α新書)作者: 水野麻子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/19メディア: 新書購入: 7人 クリック: 518回この商品を含むブログ (34件) を見る特許翻訳者のサクセスス…

『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』 (1972)

先日、銀座シネパトスで「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」を観た。「誘惑の女優列伝Part3・ひし美ゆり子」の一本。怪獣映画は映画館で観るに限る。地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2008/03/28メディア: DVD クリック: 13…

武田邦彦『「CO2・25%削減」で日本人の年収は半減する 』

「CO2・25%削減」で日本人の年収は半減する作者: 武田邦彦出版社/メーカー: 産経新聞出版発売日: 2010/02/05メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 65回この商品を含むブログ (13件) を見る少し前に話題になった鳩山総理の「日本はCO2を90年度比25%削減する」…

「iPhone 4」発表される

サンフランシスコで開催中のWWDC 2010 でスティーブ・ジョブズの基調講演で、ついにiPhoneの次期モデル「iPhone 4」が発表されました。アップルで基調講演のビデオが公開されていますが、2時間かけて通して観ました。プレゼンテーションと英語の勉強にぴっ…

のだめカンタービレ 最終楽章 後編 (2010)

先日、近くのシネコンで「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」(2010年、川村泰祐)を観る。以前、いきおいで前編を観たので、自分のなかで完結させておこうと思ったわけだ。のだめカンタービレ 最終楽章 後編 スペシャル・エディション [DVD]出版社/メーカー:…

Kindle for PC 1.1.1にアップグレードした

Kindle Software Update Version 2.5が発表されたが、ちっとも降ってこない。もうちょっと待ってみるが、今回は“Kindle for PC”をアップグレードした。いつのまにかアップグレードされていたが、米アマゾンはダイレクトメールを送ってくるなら、ちゃんと更新…

「二・二六事件」二本立て:『226』『叛乱』

先週、新文芸坐で「二・二六事件」の映画の二本立てであったので観に行った。「“歴史ブーム!”映画で見る日本史」という企画。 「226 」(1989年、五社英雄) 「叛乱」(1954年、佐分利信/阿部豊)

佐々木俊尚『仕事するのにオフィスはいらない』

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/07/16メディア: 新書購入: 197人 クリック: 5,183回この商品を含むブログ (187件) を見るここ3か月ぐらいで何度か読んだ。勝手に「ノマド本」と呼んでい…

ボストン美術館展@六本木ヒルズ

少し前になりますが、森アーツセンターギャラリーで「ボストン美術館展」に行ってきました。六本木ヒルズの52階。16〜20世紀の巨匠たちのの西洋絵画を集めて、年代順ではなくテーマごとに展示してあります。エル・グレコ、ベラスケス、ヴァン・ダイク、レ…

『敵は本能寺にあり』(1960)

先日、新文芸坐で「敵は本能寺にあり」(1960年、大曽根辰保)を鑑賞。〈“歴史ブーム!”映画で見る日本史〉という企画の一本。初見。明智光秀が主役だということで期待して見に行ったが雑な映画だった。池波正太郎のオリジナル・シナリオが災いしたのだろうか…

『徳川家康』(1965)

先日、新文芸坐で「徳川家康」(1965年、伊藤大輔)を鑑賞。「“歴史ブーム!”映画で見る日本史」という企画の一本。徳川家康のどの時期を扱うのかと思いながら観始めると、家康が生まれる前からだったのでこれは長くなりそうだな覚悟するが、家康の一生が描か…

西原理恵子『できるかなV3』

できるかなV3 (SPA! comics)作者: 西原理恵子出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2003/12/06メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 12人 クリック: 67回この商品を含むブログ (101件) を見る以前読んだ橘玲『貧乏はお金持ち』で紹介されていた「脱税できるかな…