退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「RAT」 が復活していた

近くのCDショップに、椎名林檎のフライラー「RAT」(10周年記念復活第2号)が置いてあった。デビュー当時CDをよく聞いていたので、懐かしいなあと思っていたら、過去の「RAT」が電子化されて公開されているのを見つけた。これはうれしい。今年は、椎名林檎デビ…

『週刊ポスト』地デジマフィアを叩く

『週刊ポスト』で、2008.年09/12号から連続して掲載されている「地デジ利権」関連の記事がおもしろい。放送関連のメディアでは利害関係があるため、取り上げられないのだろうけど、小学館ならば問題ないというところか。各号の見出しは下のとおりでやや扇情…

ほぼ日手帳の秘密 2007

この前、ロフトで「ほぼ日手帳2009」を見かけて、この手帳に興味を持ち、この本を図書館で借りてきた。様々の人たちの利用例が紹介それているが、自由過ぎる。なかには日付を無視して、イラストをどんどん書いたり、スクラップブックのように使ったりしてい…

角川シネマ新宿:「百鬼夜行 妖怪映画大全」

先日、角川シネマ新宿で「百鬼夜行 妖怪映画大全」という企画があり、「怪猫呪いの壁」(三隅研次, 1958年)を観た。この映画は、ブレイクする前の勝新太郎が二枚目として出ているものの、化け猫が怖くなく、怪談映画としてはあまり見るべきものがなった。また…

「熟女」とは

このまえ「MILFとは熟女のことか」と書いたが、調べてみると「熟女」という語は広辞苑 第6版に載っていなかった。ということは、スラングとか俗語の類ということなのだろうか。かなり世間には普及しているように思えるが。そこで『日本俗語大辞典』を引いて…

「ニホン語で歌おう!」BRUTUS 2008 9/1

雑誌「BRUTUS」のJ-POP特集。Perfumeの表紙に惹かれて手にとったが、この特集はなかなかおもしろかった。「歌詞」重視派として興味深く読んだ。BRUTUS (ブルータス) 2008年 9/1号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2008/08/16メディア: 雑誌購…

SPEED、5年ぶりにシングル

「24時間テレビ」の復活ミニライブを観て以来、SPEEDが、ちょっとしたマイブームだが、ドラマ主題歌で5年ぶりシングルをだすらしい。楽しみです。最近、TSUTAYAやブックオフで、SPPEDの曲がBGMによく流れているが、PR作戦始まったかな。http://headlines.yah…

特別図書整理のため休館

区立中央図書館が、特別図書整理のため休館している。併せて今年はICタグ貼付作業も行っているらしい。特別図書整理は毎年恒例のことで仕方ないのかなと思うが、10日間以上もOPACによる蔵書の検索もできないというは不便すぎる。蔵書データベースが中央図書…

Firefox 3に移行

PC

お気に入りのAdd-onが、すべてFirefox 3に対応したので、サブマシンにインストールして使っていたFirefox 3をメインマシンにも導入した。Add-onでもメジャーなものはブラウザのインストール時に自動的にアップデートされるので手間がかからない。使用中のAdd…

MILFの訳語は…

先週のTBSラジオ「ストリーム」で町山智浩さんが、サタデーナイト・ライブでのペイリン(ティナ・フェイ, Tina Fey)とヒラリー(エイミー・ポーラー?)のパフォーマンスを紹介していた。結構おもしろい。http://video.google.com/videoplay?docid=159217148…

調剤薬局、土曜1時以降は割り増し

土曜日、調剤してもらうため院外薬局に行ったところ、処方箋を手渡すときに、受付けの人に申し訳なさそうに「いまの時間帯だと追加負担が発生しますが…」と言われた。今年4月の調剤報酬改正により、土曜日の午後1時以降の受付けは、支払いが割り増し(夜間・…

『ズール戦争』(1964)

19世紀末の南アフリカを舞台に、4000名の現地民であるズール族とわずか100名あまりのイギリス軍との戦いを描いた映画。DVDで鑑賞。あまり馴染みのない戦いでしたが、ほぼ史実どおりだそうです。冒頭のズール族の集団結婚式の様子の映像に圧倒されます。この…

手帳の季節

渋谷ロフトの文具エリアを見て回っていると、恒例の「ほぼ日手帳」のコーナーがあった。まだ9月なのに、もう手帳の時期になったかと少し驚く。ちょっと早すぎないだろうか。近くには、以前、2年間ほど使っていたことがある、佐々木かをりの「アクションプラ…

「海のトリトン」の主題歌

先月のことだが、「大巨獣ガッパ」を鑑賞したときのトークショウで、「美樹克彦が歌う主題歌は、映画よりレコーディングされているバージョンのほうがイケテル」と聞いたので、図書館から借りてきて聞いてみた。なるほど熱血すぎる歌唱がカッコいい!アニメ…

Chrome を使ってみた

PC

Google Chrome をサブマシンにインストールして1週間ほど試用してみた。GmailやGoogle Calendarを使っているぶんには結構軽くていい。タブが最上部にあって画面を広く使えるデザインが、狭い画面のノートブックのユーザにはうれしい。あとタスクマネージャを…

牛窪恵『独身王子は早く死ぬ?』

キャッチィーなタイトルに惹かれて手に取りました。冒頭に、統計によれば「一生結婚しない男性は、既婚男性より8〜9年早く死ぬ」と言えるとあります。もちろん、これだけで結婚しさえすれば長生きできるとは言えませんが、「結婚の損得」を考える契機にはな…

リーマン破綻、東証低調なのに日経新聞は休刊か…

米証券大手のリーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)が破綻した。この影響を受け、本日の東証も3年ぶりの低調である。世界経済にこれだけ大きな動きが起きているのに、日経新聞はのんびりと休刊ですか(年間休刊日一覧はこちら)。一般紙とは違うのだから、…

小栗左多里&トニー・ラズロ『ダーリンは外国人 with BABY』

出産・子育てエッセイということもあり、これまでのシリーズとは趣がやや異なります。正直いうと、こうした体験は自分の胸にしまっておくのがいいと思いますが。ま、そう言ってしまうと、身も蓋もないのですが。なかで面白いなと思ったのは、「母語…どちらの…

Amazon コンビニ受取

Amazonで始まった「コンビニ受取」を試してみました。注文時に好きなローソンの店舗を指定して、商品到着次第、好きな時間帯に受け取ることができるサービスです。当然といえば当然ですが、問題なく受け取ることができました。Amazonからのメールには、身分…

奥野宣之『情報は1冊のノートにまとめなさい』

「時系列で整理する」「保管場所をひとつにする」というアイディアは、以前流行した野口 悠紀雄『「超」整理法』に通じるものがあるなと感じた。この本の方法は、簡単に言えば、A6版ノートに時系列で書き込んだり、貼り付けてたりしてすべての情報を一ヵ所に…

『皇帝のいない八月』(1978)

新文芸座で「皇帝のいない八月」(山本薩夫, 1978年)を鑑賞。山本薩夫監督特集の一本。自衛隊による軍事クーデターにリアリティがどれだけあるかはわからないが、見どころが多く、最後まで楽しく観ることができる。とはいうものの、設定の基本において疑問が…

プラマーク

今度、私の住んでいる地域でゴミの分別方法が、30年ぶりに変更になります。これまでは、プラスチックはすべて不燃物として処理していましたが、新しい分別方法では、リサイクルするものと、焼却するものとに分別してゴミ出しするようになります。そこで登場…

『スピード』(1994)

映画「スピード」(マーク・ゴードン, 1994年)をDVDで鑑賞。「エレベータ」「バス」「地下鉄」を舞台に爆弾魔との対決を描く。70年代のポリスアクション映画のテイストを感じさせるアクション映画の佳作。ま、良くも悪くもアメリカンな映画だが、結構楽しめま…

恐怖の町

どうしても『サスケ』の主題歌を聴きたくなって、図書館からCDを借りてきた。そのなかに、岸田森が出演していたテレビ映画『怪奇大作戦』の主題歌も収録されていた。この曲は番組のエンディングで流れていたが、タイトルを「恐怖の町」というらしい。フルコ…

SPEED 再結成ミニライブ

友近が、朝日新聞に「24時間テレビでのSPEEDの再結成ミニライブでHITOE(新垣仁絵)の露出が少なかったのでフンガイした」と書いていたのを読んだ。そういえば「24時間テレビ」で再結成すると聞いてはいたが、すっかり失念していた。遅ればせながら動画サイト…

宮脇俊三展@世田谷文学館

世田谷文学館で開催されている「没後5年 宮脇俊三と鉄道紀行展」に行ってきました。鉄道紀行文の一人者として広く知られている宮脇俊三の業績を回顧する展示会です。一見の価値があります。会期はあとわずかですが近くの方は是非どうぞ。見どころのひとつは…

渡辺真理さん結婚

ビデオをチェックしていると渡辺真理さんの結婚会見の模様がワイドショーで報じられていた。なぜかビートたけしと二人で登場。たけし節が炸裂して楽しい会見だった。「股の下のポニョ」って…流行の言葉では「アラフォー」というのかな。TBSのアナウンサーだ…

折りたたみ傘、大活躍

また突然雷雨に逢った。この夏、いつも持ち歩いている折りたたみ傘が大変に役になっている。ゲリラ豪雨と報道されているように、今年は雨が多いし、天気が非常に不安定な気がする。日が射していると思っていると、駅から外に出るとき雷雨になっていたことも…

『決戦!南海の大怪獣』(1970)

金曜日に銀座シネパトスで「決戦!南海の大怪獣」(本多猪四郎, 1970年)を鑑賞。この夏、一部で注目を集めた特集上映「ギララの復讐(または復習の夏休み)」のなかの最後の一本。東宝にとっても、いわゆる怪獣ブームのなかでの最後の怪獣映画である。予算の…

能登の花ヨメ

どこかの映画館で予告編が流れていて、それ以来、なんとなく気になっていた映画でしたが、ようやく新宿のK’s cinema で観てきました。昔、新宿昭和館があったところです。この「能登の花ヨメ」は、ま、ストレートな「町興し映画」ともいうような地味な映画で…