先日、角川シネマ新宿で「百鬼夜行 妖怪映画大全」という企画があり、「怪猫呪いの壁」(三隅研次, 1958年)を観た。この映画は、ブレイクする前の勝新太郎が二枚目として出ているものの、化け猫が怖くなく、怪談映画としてはあまり見るべきものがなった。また三隅監督だからなのか、やたらとチャンバラのシーンが長いな、という程度の印象だ。
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かつて新宿ワースト2と勝手にランク付けしていた映画館があった。この角川シネマ2(旧・新宿文化シネマ)と、これまた極小スクリーンで有名だった新宿ピカデリー4である。新宿松竹会館(新宿ピカデリー)は、シネコンとして生まれ変わった一方で、このスクリーンは、そのまま生き残っていたのか。
ま、せっかく「角川」の名を冠したのだから、昔の大映映画を上映するプログラムを期待したい。