退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2009年・私的5大ニュース

いよいよ年末なので、今年、ブログに書いたなかで心に残った私的な話題を5つ挙げてみる。 TOEIC卒業 ようやくスコア900超えたので勝手にTOEICを卒業する。それでも英語の勉強は続けているので、来年は別のマイルストーンを設定したい。 三国志ブーム 三国志…

青砥恭『ドキュメント高校中退』

ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 (ちくま新書)作者: 青砥恭出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/10メディア: 新書購入: 14人 クリック: 191回この商品を含むブログ (62件) を見る高校中退者へのインタビューや広範囲な調査により、高校中…

Twitterの楽しさがわかったかも

Twitter関連の本を、あれとかこれとか何冊が読んだ。自分でも少し呟いてみたが、なるほどと思う一方、なぜあれほど流行しているのか、これまでいまひとつわからないでいた。ある日、谷山浩子(taniyama_)さんがTwitterしていると知って、さっそくフォローして…

Instapaperをキンドルで読む

ウェブを「あとで読む」でおなじみのウェブサービスInstapaperでは、チェックしておいたコンテンツを、キンドルがサポートするmobiファイル形式で出力できる。このことは以前より知っていたが、今回実際に試してみたら、なかなか便利だ。 使い方は簡単。あと…

富田一彦『カリスマ先生の英文解釈―7日間で基礎から学びなおす』

カリスマ先生の英文解釈―7日間で基礎から学びなおす作者: 富田一彦出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る図書館のヤングアダルトのコーナーで偶然見つけて読んでみた。予備…

『好色元禄(秘)物語』 (1975)

先日、銀座シネパトスで映画「好色元禄(秘)物語 」(1975年、関本郁夫)を観る。「ひし美ゆり子」特集上映のなかの一本。好色 元禄(秘)物語 [DVD]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日: 2007/06/21メディア: DVD購入: 6人 クリック: 668回この商品を含むブロ…

今日は一日『タカラヅカ』三昧(NHK-FM)

23日、NHK-FMで「今日は一日『タカラヅカ』三昧」という宝塚歌劇団の特集番組があった。そこで、ふだんほとんど聞かないFMラジオを書斎に用意して聞いてみた。12:15〜23:00(途中中断あり)の10時間に及ぶ長丁場だったが、作業をしながらそのほとんどを聞…

ベッドライトを買い換えた

いままで使っていたベッドサイドの照明灯が故障したので、LED光源のタイプに買い換えた。ネットで目星を付けて量販店で実物を確認後、そのまま購入。「TWINBIRD LEDベッドライト ホワイト LE-H222W」という照明灯。TWINBIRD LEDベッドライト ホワイト LE-H22…

『赤と黒』(1954)

過日、銀座テアトルシネマで、「赤と黒」(1954年、クロード・オータン・ララ)を観る。ジェラール・フィリップ没後50年特別企画。デジタルリマスター版だったので画像は美しく、古い映画にありがちな読みにくい字幕を心配していたが、今回はだいじょうぶだっ…

阿部紘久『文章力の基本』

文章力の基本作者: 阿部紘久出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2009/07/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 20人 クリック: 312回この商品を含むブログ (49件) を見るビジネス向きの文章読本としておすすめできる。文章力向上を謳った本は多いが…

デスクライトの蛍光灯を交換した (Zライト Z-999)

年末だからということではないが、デスクの照明が暗くなってきたのでデスクライトの蛍光灯を交換しようと、交換用蛍光灯をさがして近所の家電販売店をまわったが見つからない。デスクライトは山田照明の「Zライト Z-999」で、デザイン重視で選んだが結構気に…

『薄桜記』(1959)

先日、角川シネマ新宿で開催中の〈大雷蔵祭〉で「薄桜記」(1959年、森一生)を観る。赤穂討ち入りを背景に、赤穂浪士・堀部安兵衛(勝新太郎)と丹下典膳(市川雷蔵)の友情と悲恋を描く。討ち入りの時季にタイムリーに鑑賞できた。薄桜記 [DVD]出版社/メーカー:…

コグレマサト, いしたにまさき『ツイッター 140文字が世界を変える』

ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)作者: コグレマサト,いしたにまさき出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2009/10/09メディア: 新書購入: 29人 クリック: 534回この商品を含むブログ (136件) を見る「入門書は3冊読め」とい…

『妹』(1974)

銀座シネパトスで「妹」(1974年、藤田敏八)を観る。「ひし美ゆり子」特集上映の一本だが彼女の出番は少なく、秋吉久美子主演の青春映画である。妹 [DVD]秋吉久美子Amazon早稲田界隈で運送業を営む林隆三のもとに、同棲していた妹の秋吉久美子が出戻ってきて…

拉致被害者・写真パネル展@都庁展望台

蓮池薫『半島へ、ふたたび』を読んで以来、この問題が気になっていたので、都庁で開催中の「拉致被害者救出運動 写真パネル展」に行ってきた。都庁45階展望室まで上がるため、観光客にエレベーターを待つ列に並びしばらく待つ。他に場所はなかったのか。拉致…

義士祭@泉岳寺

12月14日は赤穂浪士討入りの日。少しだけ寄り道をして、泉岳寺の義士祭に立ち寄ってみた。この日ばかりは義士を偲ぶ参拝客が多数参拝に訪れ、墓前供養を待つ行列ができていた。参拝客をあてこみ、多くの出店も並んでいた。なにか面白い店はないかとぐるりと…

『三國志演義』見終わる

10月に見始めたTVシリーズ『三國志演義』(中国中央電視台製作)を見終わりました。今回観たのは、オリジナルでは全84話の大作の名場面を抜粋してDVD7巻にまとめたものです。内容は、第1巻.桃園の誓い、第2巻.官渡の戦い、第3巻.赤壁の戦い、第4巻.夷陵…

橋本一子ライブ@Apple Store銀座

土曜日、アップルストア銀座で開催された“橋本一子×石井AQ”によるインストアライブに行ってきました。最新アルバム「Arc’d-X 」の楽曲を中心した構成でした。一子さんはあいかわらず美人。約1時間の短い時間でしたが、なかなか盛り上がってよかったです。Ar…

酒井邦秀『どうして英語が使えない?』

どうして英語が使えない?―「学校英語」につける薬 (ちくま学芸文庫)作者: 酒井邦秀出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 139回この商品を含むブログ (30件) を見るこれでもかとばかり「学校英語」「受験英語」に対す…

『わるいやつら』(1980)

先週、東劇で松本清張の特集上映で「わるいやつら」(1980年、野村芳太郎)を観た。松本清張の同名小説の映画化。わるいやつら [DVD]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2009/09/26メディア: DVD クリック: 37回この商品を含むブログ (5件) を見る総合病院の二代目…

イー・モバイル、地下鉄エリア拡大中

PC

ノマドを指向しているわけではないが、モバイルの通信環境が気になっている。定額ということになると、まずイー・モバイルが思い浮かぶ。だが、これまで地下鉄エリアでめっぽう弱いので検討対象からはずれていた。自宅近くの地下鉄駅で使えないのは論外だ。…

キンドルの辞書事情

キンドル(Kindle 2)には、The New Oxford American Dictionary が内蔵されていて、読書中に調べたい単語の先頭にカーソルを合われるだけで、この辞書を引くことができる。 この機能はとても便利なのだが、辞書自体がもうひとつしっくりこない。ネイティブ向…

蓮池薫『半島へ、ふたたび』

半島へ、ふたたび作者: 蓮池薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/06メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 55回この商品を含むブログ (34件) を見る拉致被害者である筆者による手記。二部構成をとる。第一部は、取材でソウルを訪れたときの紀行文。第二部…

『血文字屋敷』(1962)

先週、シネマヴェーラ渋谷で「血文字屋敷」(1962年、工藤栄一)を観る。山城新伍の追悼上映だったが、山城は町人のチョイ役。大友柳太朗が一人二役で大暴れるする、これぞ時代劇という映画。番士の主人公・神尾喬之助は、妻を上役と争った経緯から職場で陰湿…

『本日またまた休診なり』(2000)

先週、シネマヴェーラ渋谷で「本日またまた休診なり」(2000年、山城新伍)を観る。今夏、山城新伍の訃報に接してから観たいと思っていたのだが、本作品はソフト化されておらず困っていたが、今回の追悼上映企画でようやく観ることができた。山城新伍のエッセ…

小川浩『仕事で使える!「Twitter」超入門』

仕事で使える!「Twitter」超入門 (青春新書INTELLIGENCE)作者: 小川浩出版社/メーカー: 青春出版社発売日: 2009/09/25メディア: 新書購入: 2人 クリック: 202回この商品を含むブログ (46件) を見る「超入門」というだけあって、前半はTwitterへの導入として…

『沈まぬ太陽』(2009)

近くのシネコンで「沈まぬ太陽」(2009年、若松節朗)を観る。山崎豊子の同名小説の映画化。主人公の恩地を渡辺謙が演じている。沈まぬ太陽 スタンダード・エディション(2枚組) [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2010/05/28メディア: DVD途中に休憩がある映…

『Gratia』2009年3月号:宝塚「いい女の学校」

雑誌『Gratia』(2009年3月号)を借りてきて、25ページにわたる宝塚大特集を読む。【育てるのは“品”と“華”と“清潔感”宝塚「いい女の学校」】というタイトルが付いている。全編を通じて宝塚の魅力を伝えて読み応えがあったが、いちばん興味深く読んだのは、紫…

Google 日本語入力を試した

PC

Google 日本語入力 (ベータ) がリリースされた。MS-IMEのバカさには、いい加減ウンザリしていたので、さっそくインストールして試用してみた。なかなかいい感じなので、しばらく使ってみようと思う。Chrome OSの開発が伝えられているなか、日本語入力をどう…

『天城越え』(1983)

先週、東銀座・東劇の松本清張特集上映で「天城越え」(1983年、三村晴彦)を観た。松本清張の短編の映画化。三村晴彦の初監督作品。天城越え [DVD]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2005/10/29メディア: DVD クリック: 10回この商品を含むブログ (11件) を見る…