ウェブを「あとで読む」でおなじみのウェブサービスInstapaperでは、チェックしておいたコンテンツを、キンドルがサポートするmobiファイル形式で出力できる。このことは以前より知っていたが、今回実際に試してみたら、なかなか便利だ。
使い方は簡単。あとで読みたい記事をチェックしておいて、PC上でUnreadのページでKindleのアイコンをクリックするだけ。複数の記事を"Instapaper-ReadLater-yyyy-mm-dd.mobi"というファイル名の単一ファイルに集約して、PCにダウンロードできる。このファイルを手動でキンドルに転送すればよい。
ただ、毎回USB接続してファイルを手動で転送するのはやや面倒。無線インタフェースを利用して転送することもできるが、この場合アマゾンに課金されるようだ。
このファイルはmobi形式のファイルなので、ウェブブラウザとちがいカーソルを合わせると辞書が引けるし、フォントサイズも変更できるので便利。
またファイルの先頭に各記事にリンクを張ったTOC(Table Of Contents)があるので、読みたい記事にかんたんに移動できる。しかし記事のなかの位置がわからないのはやや不便。
ファイル内でいま読んでいるのはどこあたりかはわかるのだが、、読んでいる記事がどれだけの分量で、いま記事のどのあたりを読んでいるのがわからない。すきま時間を利用して読んでいるので、読み終わるのにあとどのくれい時間が必要なのかわかるとうれしいのだが。
今回、すごいとなと思ったのは、ウェブ上では複数ページにわたる記事もInstapaperが自動的に最終ページまでデータを集めてくれるところ。なかなかかしこい。