退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

iPad Pro 9.7インチ はブルブルしなかった

今日はAppleの新製品iPad Pro 9.7インチの発売日でした。さっそく某キャリアショップでさわってきました。Proの隣にAir 2があったのでじっくり比較できましたの気がついたことを書きます。主な用途は動画再生、電子書籍、Webブラウジングを想定しています。…

【読書感想】レオ・バボータ『減らす技術 新装版 』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2015年)

2009年に出版されたロングセラー『減らす技術 The Power of LESS』の新装版。情報過多でストレスフルな生活から開放されるためには、「人生はシンプルなほどよい」と人気ブロガーが説く。減らす技術 新装版作者:レオ・バボータ出版社/メーカー: ディスカヴァ…

【映画感想】『女教師 汚れた放課後』(1981) / 風祭ゆき主演の女教師ジャンルのロマンポルノ

東京国立近代美術館フィルムセンターの《自選シリーズ 現代日本の映画監督4 根岸吉太郎》で映画『女教師 汚れた放課後』(1981年)を鑑賞。田中陽造の脚本によるにっかつロマンポルノ作品。主演は風祭ゆき。女教師 汚れた放課後 [DVD]発売日: 2006/12/22メディ…

【映画感想】『オリオンの殺意より 情事の方程式』(1978) / 根岸吉太郎監督のデビュー作

東京国立近代美術館フィルムセンターの《自選シリーズ 現代日本の映画監督4 根岸吉太郎》で映画『オリオンの殺意より 情事の方程式』(1978年)を鑑賞。根岸監督のデビュー作となった、にっかつロマンポルノ作品。経済的に成功している家父長的な父親(戸浦六…

ボッティチェリ展 @東京都美術館

上野の東京都美術館で開催中の「ボッティチェリ展」に行ってきました。ルネサンス期にフィレンツェで活躍したサンドロ・ボッティチェリ(1444/1445-1510)の回顧展。今年は日伊国交樹立150周年でイタリア関連の展示会が目白押しです。実は昨年春にも渋谷のBu…

iOS 9.3にアップデート:ナイトシフトがイイね

iOS 9.3がリリースされたのでiPhone 6sをアップデートをしました。いろいろと機能アップしていますが、目玉はブルーライトを低減するという「ナイトシフト」です。 事前チェック 新しいiOSがリリースされると速攻でアップデートする人がいますが、それは蛮…

【映画感想】『岸辺の旅』(2015) / わかりやすい黒沢清最新作

新文芸坐の《昨年の邦画を振り返る毎年春の恒例企画 気になる日本映画達〈アイツラ〉2015》で映画『岸辺の旅』(2015年、監督:黒沢清)を鑑賞する。原作は湯本香樹実の同名小説。目当ては併映の塚本晋也監督『野火』だったので軽い気持ちで見始める。岸辺の旅…

【映画感想】『野火』(2015) / 塚本晋也監督が戦後70年に問う問題作

新文芸坐の《昨年の邦画を振り返る毎年春の恒例企画 気になる日本映画達〈アイツラ〉2015》で映画『野火』(2015年)を鑑賞。原作は大岡昇平の代表作である同名小説。野火 [Blu-ray]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2016/05/12メディア: Blu-rayこの映画は塚本晋…

4インチの iPhone SE 登場! しかし遅すぎた……

日本時間3月22日未明に開催されたアップルのスペシャル・イベントでiPhone SEが発表されました。4インチのiPhoneが出るという噂は前からあったので、ようやく出たかというのが率直な感想です。昨年秋の時点で4インチiPhoneが登場しそうだが間に合いそうにな…

iPad Pro 9.7インチ出ました

日本時間3月22日未明に開催されたアップルのスペシャル・イベントでiPad Pro 9.7インチが発表されました。旧モデルのiPad Air 2が登場したのが2014年10月ですから、1年半ぶりの新モデルです。この新モデルのiPad 9.7インチは、昨年9月に発表された12.9インチ…

【読書感想】茂木健一郎『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』(学研パブリッシング、2015年)

この本は、ストレスフルな現代社会で、行動力・創造力を生み出し精力的に働くには、「すぐやる脳」が必要だと説きます。そのためには下に示す効果的な三つな法則があるとのこと。 瞬間トップスピードを習慣化する(仕事を立ち上げてすぐにトップスピードに)…

薄味だったNHKスペシャル「新・映像の世紀」が終わりました

月1本のペースで放送されてきたNHKスペシャル「新・映像の世紀」(全6集)が終わった。 NHKスペシャル 新・映像の世紀 ブルーレイBOX [Blu-ray]Nhk エンタープライズAmazon1995年から1996年にかけて放送された前作の「映像の世紀」(全11集)と比べてずいぶ…

【映画感想】『映画 ビリギャル』(2015) / ただの受験成功譚ではない家族再生の物語

新文芸坐の《昨年の邦画を振り返る毎年春の恒例企画 気になる日本映画達〈アイツラ〉2015》で『映画 ビリギャル』(2015年、監督:土井裕泰)を鑑賞。主演は有村架純。原作はベストセラーになった坪田信貴『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学…

NHK語学テキストが値上げされていた件

来月(新年度)のNHK語学テキストを買いに行くと、いつもより支払いが多い。「あれ?」と思ったらテキストの価格が50円値上げされてました。2冊買うので月額100円のアップ! 【旧価格】400円(税別) 【新価格】450円(税別) 昔はもっと良心的な価格だった…

【映画感想】『アナザープラネット』(2011) / SFの舞台を借りた贖罪の映画

DVDで映画『アナザープラネット』(2011年、監督:マイク・ケイヒル)を鑑賞。原題はAnother Earth だが、なぜ邦題を「アナザープラネット」にしたのは不明。ハードなSF映画かと思って借りてきたが期待とはちがって不思議な映画だった。アナザー プラネット […

アグネス・チャンの「ハロー・グッドバイ 」を聞いてみた

名曲「ハロー・グッドバイ」(作詞:喜多条忠、作曲:小泉まさみ)は、アグネス・チャンのシングル「冬の日の帰り道」(1975年)のB面としてリリースされたのがオリジナルである。ラジオで耳にして、ベストアルバム「メランコリー」に収録されていた音源を聞い…

アルファ碁がイ・セドル九段に1勝4敗で圧勝

グーグルの囲碁ソフト「AlphaGo(アルファ碁)」と、韓国のプロ棋士、イ・セドル(Lee sedol)九段との五番勝負最終局が15日、ソウル市内で打たれ、アルファ碁が白番中押しで勝利しました。通算の対戦成績はイ・セドル九段の1勝4敗で、囲碁ソフトが圧勝…

民主党+維新の党=民進党

民主党と維新の党が合流して結成する新党の名称が14日、「民進党」に決まりました。民主党が推した「立憲民主党」と、維新の党が推薦した「民進党」の2案から世論調査で選んだとのこと。www.zakzak.co.jp新党名をネットで一般公募したり、最後は世論調査…

海外ドラマ「ブレイキング・バッド」なんとか完走しました

人気ドラマ「ブレイキング・バッド」をHulu見終わりました。クオリティの高いドラマとして定評があったのでいつかは見ようと思っていましたが、Huluでの配信終了が発表されて、この機会を逃すまいと見始めたのが運の尽き。www.facebook.com配信終了がスケジ…

【映画感想】『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007) / これが「若さゆえの過ち」というものか

DVDで映画『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007年、監督:ショーン・ペン)を鑑賞。原作は、ジョン・クラカワーのノンフィクション小説『荒野へ』で、1992年に実際に起こった事件でもある。イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: …

ソニーが「首に巻くスピーカー」を発売か

ちょっと気になる新製品の情報を見つけたので紹介ます。ソニーが次世代ヘッドフォン「首に巻くスピーカー」を発表したというニュースです。製品名は、「N(エヌ)」だそうです。rocketnews24.com首に巻いたらヘッドフォンではないというツッコミはありますが…

人工知能アルファ碁 vs. イ・セドル九段の対局の解説者がマイケル・レドモンド九段だった!

Googleの人工知能AlphaGoと、現役最強棋士のひとりと言われるイ・セドル(Lee Sedol)九段の対局が進んでいます。フタを開けてみると人工知能が強すぎて、イ・セドル先生が1勝できるのかというレベルの会話が聞かれるほどです。Match 2 - Google DeepMind Ch…

Googleの囲碁ソフト「AlphaGo」がイ・セドル九段に初戦勝利!

Goolgeが開発した、人工知能のコンピューターソフト「アルファ碁( AlphaGo )」と、韓国のプロ棋士・イ・セドル氏(9段)の対局が3月9日から始まり、初戦はAlphaGoが中押し勝ちで勝利しました。jp.techcrunch.comまさかと思いましたが、将棋に続き囲碁でも…

【映画感想】『黒田騒動』(1956) / 福岡藩のお家騒動を映画化

新文芸坐の《日本映画の未踏の頂 巨匠・内田吐夢のダイナズム》で映画『黒田騒動』(1956年)を鑑賞。片岡千恵蔵が大膳を演じたいということで映画化されたとか。初見。三大お家騒動のひとつされる福岡藩「黒田騒動」を題材に取った東映時代劇。千恵蔵が演じる…

【映画感想】『血槍富士』(1955) / 封建主義の不条理を描く時代劇映画の傑作

新文芸坐の《日本映画の未踏の頂 巨匠・内田吐夢のダイナズム》で映画『血槍富士』(1955年)を鑑賞。内田監督復帰第一作。主演は片岡千恵蔵。 血槍富士 [DVD]出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)発売日: 2014/07/11メディア: DVDこの商品を含むブログ…

囲碁ソフト:ドワンゴ vs Google

ドワンゴなどが、1日に世界最強の囲碁ソフトを開発するための「DeepZenGo プロジェクト」を始めると発表しました。半年から1年後をめどに米グーグル社などが開発した「アルファ碁」に勝てるソフトを目指すとのこと。www.jiji.com将棋ソフトはプロ棋士を凌駕…

【映画感想】『顔のないヒトラーたち』(2014) / ドイツ人によるアウシュビッツ裁判開廷までの道のりを描いた人間ドラマ

新文芸坐で映画『顔のないヒトラーたち』(2014年、監督:ジュリオ・リッチャレッリ)を鑑賞。原題は、Im Labyrinth des Schweigensといい、直訳すれば「沈黙の迷宮の中へ」あたりだろうか。顔のないヒトラーたち Blu-ray出版社/メーカー: TCエンタテインメン…