退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ゴーン被告逃亡!?

忙しい大晦日に耳を疑うニュースが飛び込んできた。保釈中の日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告がレバノンに逃亡した、という。「マジか!?」と思ったが、どうも本当のようだ。ゴーン被告、自家用機で30日入国か 関空発で1機確認 https://t.co/QnbD…

「年忘れ! 新幹線まつり」 @新文芸坐

新文芸坐の《年忘れ! 新幹線まつり》という企画で、新幹線を題材した古い日本映画を2本見てきました。ど定番の二本立て。この2本は、どちらも当時パニック映画がブームだった1975年に公開されています。 動脈列島(1975年、監督:増村保造) 新幹線大爆破…

今年もまた「ぎょうざ倶楽部会員カード」ゲットしました!

今年もキャンペーンでスタンプを貯めて「ぎょうざ倶楽部会員カード」をもらいました。この数年、年末の恒例になっています。会計時に提示すると5パーセント割引となるお得な会員カードです。私は「餃子の王将」の大ファンではありませんが、ほぼ週一で足を運…

2019年に買ってよかったモノ

今年もあとわずかなので、今年買ったガジェットのなかで生活を変えたモノを3つ選んでみました。 Apple Watch Series 3 まずはApple Watch Series 3です。新製品「Apple Watch Series 5」の発表に伴い、「Apple Watch Series 3」が大幅に値下げされので、消…

【映画感想】『香港パラダイス』(1990) / 斉藤由貴主演のスラップスティック・コメディ映画のはずが……

神保町シアターの《年末特別企画 私をバブルに連れてってII バブリー映画特集》で映画『香港パラダイス』(1990、監督:金子修介)を鑑賞。主演は斉藤由貴。ちょっとレアな作品。香港パラダイス [VHS]東宝Amazon新米ツアーコンダクター(斉藤由貴)が香港行き…

ニコ生「ベルセルク黄金時代篇Ⅰ~Ⅲ一挙放送」で「蝕」を深夜ゼロ時に合わせるという演出が神だった

24日夜にニコニコ生放送で「ベルセルク黄金時代篇Ⅰ~Ⅲ一挙放送」が配信された。「クリスマスイブでアニメですか」という話だが、ちょうど家にいたので少しだけクリスマスらしい買い出しをしてから見てみた。ニコ生でアニメを見るのはひさしぶりだ。ベルセル…

漫画「空母いぶき」第12巻まで読み進めたが終わってなかった(失敗)

マンガは、なるべく連載終了後、単行本でまとめて読むようにしています。かわぐちかいじ「空母いぶき」も同じように読み進めていましたが、第12巻まで読了して、まだ完結していないことがわかりました。がっかり。空母いぶき (12) (ビッグコミックス)作者:か…

上田知華版「さよならレイニー・ステーション」に遭遇

ふと上田知華の「パープル・モンスーン」を聞きたくなって、上田知華+KARYOBINのベスト・アルバムを聞いてみた。いまはなき三洋電機のCMソングだった。ゴールデン☆ベストアーティスト:上田知華+KARYOBINワーナーミュージックジャパンAmazon「パープル・モン…

Edyのキャッシュレス還元が新鮮だった

少しまえにカフェ・ベローチェ専用に楽天Edyを使い始めたことを書きました。Edy自体は普通に使えていましたが、楽天から「Edyお受け取りのお願い」という謎のメールが届くようになりました。要領を得ないメールだったので放置していたのですが、何通もしつこ…

昭和館開館20周年記念『こうの史代イラスト原画展』に行ってきました

九段下の昭和館で開催中の昭和館開館20周年記念『こうの史代イラスト原画展』に行ってきました。2011年にこうの史代が大和ミュージアム企画展のために描き下ろしたイラストの原画の展示会です。無料。会期中何度か近くまで行ったもののタイミングが合わず、…

ちばてつやの少年漫画「おれは鉄兵」を読了!

先日、アニメ版「おれは鉄兵」を全話見たが、中途半端なところで打ち切りになっていた。続きがどうしても知りたくなったので原作漫画を読んだ。内容は断片的には覚えていたが、最後どうなったのか思い出せない。おれは鉄兵 (1) (講談社漫画文庫)作者:ちば て…

【悲報】映画雑誌「映画秘宝」休刊へ

宝島社が、子会社の洋泉社を来年2月1日に吸収合併することを発表した。洋泉社は解散する。これに伴い洋泉社の発行する映画雑誌「映画秘宝」は休刊となる。「映画秘宝」休刊へ 発行の洋泉社、宝島社と合併で解散 https://t.co/mFmhzLWMPf— 朝日新聞(asahi shi…

【読書感想】堀江貴文『時間革命 1秒もムダに生きるな』(朝日新聞出版、2019年)

ホリエモンの「タイムマネジメント術」かと手に取ったが、単純なノウハウ本ではない。そうした面もあるが、時間はだれもが平等に手にできる唯一の資産だといい、「他人の時間」を減らし「自分の時間」を最大化することが人生の質を高めることにつながる、と…

【大学入学共通テスト】国語・数学の記述式問題が見送り

2020年から始まる大学入学共通テストで導入される予定だった国語と数学の記述式問題について、文部科学省は実施の見送りを表明した。記述式問題 導入見送り発表再来年1月に始まる大学入学共通テストでの記述式問題について、萩生田文部科学大臣は「受験生の…

【映画感想】『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019) / 『ターミネーター2』の正統な続編

近くのシネコンで『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019年、監督:ティム・ミラー)を鑑賞。もうすぐ上映終了とのことで慌てて見てきた。本作は「ターミネーター」シリーズの第6作にあたるが、本作はジェームズ・キャメロンが製作に復帰して、『ターミネ…

練馬区立図書館の情報システム復旧

12月4日に発生したシステム障害のため、練馬区立図書館ホームページにアクセスできない状態が続いていましたがようやく完全復旧しました。12月14日付です。【12月14日(土)現在】12月4日(水)の午前11時頃から発生しているシステム障害ですが、「図書館ホー…

月曜日始まりの卓上カレンダーを購入(2020年)

年末恒例となっている来年カレンダーの準備を始めました。デスクに置く卓上カレンダーは、いつもの「月曜日始まりの卓上カレンダー」を購入しました。この時期になると、新しいデザインの月曜日始まりのカレンダーが出てないかチェックするのですが、今年も…

英国総選挙:与党保守党が大勝利、1月中のEU離脱へ

12日投開票の英国総選挙で、ジョンソン首相が率いる与党保守党が歴史的な大勝利を収めた。来月予定されているEU離脱について有権者からの負託を受けたことになる。まあ他人事ではあるが行ったことのある国や地域のことは気になるものである。www.bbc.com 保…

「Happy Hacking Keyboard Professional」シリーズの新モデルが出ました

PFUから「Happy Hacking Keyboard Professional」(以下、HHKB)シリーズの新モデルが発表されました。詳細は下記の記事によくまとまっています。Bluetooth対応していてキーボードもワイヤレスにしたいので物欲をそそられます。www.itmedia.co.jp私は現在、廉…

【映画感想】『あした晴れるか』(1960) / 芦川いづみのコメディエンヌぶりを愛でる青春ラブコメ映画

新文芸座の《「芦川いづみ 愁いを含んで、ほのかに甘く」出版記念 芦川いづみ映画祭》で映画『あした晴れるか』(1960年、監督:中平康)を鑑賞。主演は石原裕次郎。中平康作品なので期待大。あした晴れるか [DVD]石原裕次郎Amazon秋葉原のヤッチャバ(東京青…

【映画感想】『堂堂たる人生』(1961) / 芦川いづみのツンデレぶりを愛でる青春映画

新文芸座の《「芦川いづみ 愁いを含んで、ほのかに甘く」出版記念 芦川いづみ映画祭》で映画『堂堂たる人生』(1961年、監督:牛原陽一)を鑑賞。主演は石原裕次郎。倒産寸前の老舗玩具会社に務めるサラリーマン周平(石原裕次郎)は、新製品の自動車の玩具を…

戸川純「ヘリクツBOY」との再会

誰にも昔に聞き込んでいたが、いまは聞くことがなった楽曲があるだろう。そうした楽曲との再会する場はいろいろあるが、戸川純の「ヘリクツBOY」(1985年)との再会はちょっと変わっていた。好き好き大好きアーティスト:戸川純アルファレコードAmazon少し前の…

小松左京展 @世田谷文学館

世田谷文学館で開催中の企画展「小松左京展―D計画―」を見てきました。『日本沈没』『復活の日』などのSF大作の数々で知られている作家・小松左京(1931-2011)を掘り下げた企画展です。タイトルにある「D計画」とは、小松左京の代表作『日本沈没』の作中に遂…

【映画感想】『男はつらいよ 寅次郎夢枕』(1972) / シリーズ第10作・マドンナを振る寅さん

DVDを借りて映画『男はつらいよ 寅次郎夢枕』(1972年、監督:山田洋次)を鑑賞。「男はつらいよ」シリーズの10作目。マドンナは今年亡くなった八千草薫。追悼を兼ねて見直してみた。男はつらいよ 寅次郎夢枕〈シリーズ第10作〉 4Kデジタル修復版 [Blu-ray]渥…

練馬区立図書館システムで重大障害

練馬区立図書館のホームページに接続できないない状態が続いています。これまでもシステム更新などで計画的なサービス停止はありましたが、予期しない障害によりサービス停止を経験したことはありません。光が丘図書館です。現在、システム障害により、図書…

【映画感想】『眠狂四郎勝負』(1964) / 市川雷蔵版「眠狂四郎」シリーズ第2作。シリーズ屈指の名作

市川版「眠狂四郎」シリーズ第2作『眠狂四郎勝負』(1964年、監督:三隅研次)を鑑賞。イマイチ焦点の定まらなかった第1作だったが、それを見事に挽回したシリーズ第2作。市川雷蔵の魅力を引き出しつつ、時代劇のエンターテイメント性を盛り込んだシリーズ屈指…

花總まりが「井上芳雄 by MYSELF」にゲスト出演

12月1日のTBSラジオ「井上芳雄 by MYSELF」のゲストは花總まりさんでした。数々のミュージカルで共演しているふたりですが、意外なことに、花總さんのこのラジオ番組のゲストとしては初登場。 「花ちゃん」と呼べない井上と、「芳雄くん」と呼ぶ花總との対比…

テレビドラマ「あおざくら 防衛大学校物語」があっさり終了しました

「週刊少年サンデー」に連載中の二階堂ヒカルによる漫画「あおざくら 防衛大学校物語」がテレビドラマ化されて放送されていましたが、全5回であっさり終了しました。「これで終わるんか〜い」と驚きました。www.mbs.jp同室の学生が「脱柵」した事件を、主人…

ハプスブルク展 @国立西洋美術館

国立西洋美術館で開催中の「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」に行ってきました。さいわい私が出かけた日時はそれほど混んでいませんでした。国立西洋美術館のいつも企画展のスペースでは、600年にわたる帝国の歴史を振り返るには狭すぎ…

【映画感想】『骨までしゃぶる』(1966) / 加藤泰監督が明治時代の遊郭の裏表を描く名作

新文芸坐の《映画監督・加藤泰 情念の横溢》で映画『骨までしゃぶる』(1966年)を鑑賞。主演は加藤泰組の常連・桜町弘子。夏八木勲の映画デビュー作でもある。白黒映画。明治30年代の洲崎新地。極貧のため郭に売られた貧農の娘・お絹(桜町弘子)は、着物や部…