退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「年忘れ! 新幹線まつり」 @新文芸坐

新文芸坐の《年忘れ! 新幹線まつり》という企画で、新幹線を題材した古い日本映画を2本見てきました。ど定番の二本立て。この2本は、どちらも当時パニック映画がブームだった1975年に公開されています。

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いかにも名画座がやりそうな陳腐な定番企画ですが年忘れとしてはアリでしょう。何度も見ている映画ですが楽しめました。

とくに『動脈列島』については以前見たときとちがった感想を持ちました。これまでは近藤正臣扮する犯人のことを「青臭いヒューマニストに過ぎない」と思っていましたが、今見ると気持ちもわからなくなと思えました。

合理的に考えれば、ブルドーザーを新幹線の線路に落として多数の死傷者を出しても、騒音公害が解消されてばそれでいいのか、ということになるでしょう。あまりに過激です。それでも社会を変えるためには行動を起こさなければと考える人の気持ちがわかるようになった、ということです。同じ映画を見ても歳を重ねると感じ方が変わるということですね。

この二本立てが今年最後の映画館でした。

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