退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

正月からアニメ『伝説巨神イデオン』だよ!

アニメ『伝説巨神イデオン接触篇/発動篇が、1月3日20時よりYouTubeで無料配信された。

サンライズからのお年玉なのか? しかし正月から「イデオン」は重すぎないか、と思いながらもおとそ気分で鑑賞。

本作は1980年から1981年にかけて放送された、テレビアニメ『伝説巨神イデオン』(全39回)の打ち切りを受け、「真の最終回が見たい」というファンの声に応えて制作が決定した劇場版。1982年7月にテレビシリーズの総集編『THE IDEON 接触』と、新作映画『THE IDEON 発動篇』が同時公開となり併映された。

機動戦士ガンダム」で知られる富野喜幸(現・富野由悠季)の代表作、日本SFアニメにおける金字塔ともいえる作品である。

何度も見ているが、あいかわらず総集編『THE IDEON 接触篇』はストーリーがわかりにくい。初見の人は置いてきぼりになるだろうと思っていると、作画クオリティ重視で湖川友謙が担当した回を中止に構成したためだと今回知った。すでにストーリーを熟知しているコアなファン向けだったのか。

新作映画『THE IDEON 発動篇』は、中途半端に終わったテレビシリーズの最終回の完全版である。「皆殺しの富野」と言われる作風を遺憾なく発揮して、主要キャラクターのほとんどは凄惨な死を迎える。さらに全裸になったキャラクターたちが謎空間に集合するラストは、もはや宗教的にさえ感じられる。

空前のスケールで描かれるSFアニメであり、バッフ・クランの最終兵器「ガンド・ロワ」はデカすぎる。後のアニメでラスボスとして登場する巨大メカに多大な影響を与えたことがよくわかる。

伝説巨神イデオン 発動篇

あまりにユニークすぎる作品だったためか、商業的には成功しなかったが、半世紀以上前にこのような作品が制作されたことに驚く。80年代の日本はすごかったなとあらためて思った。

青島文化教材社 伝説巨神イデオン 全高約24cm 1/450スケール 色分け済みプラモデル DI-01