退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『鬼火』(1996)

銀座シネパトスの「原田芳雄映画祭」で「鬼火」(1996年、望月六郎)を観る。特集上映のラストを飾るにふさわしい原田芳雄の魅力が十分に活かされている良作。鬼火 [DVD]出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ発売日: 2000/08/25メディア: DVD クリック: …

『シンガポール・スリング』(1993)

銀座シネパトスの「原田芳雄映画祭」で「シンガポール・スリング」(1993年、若松孝二)を観る。DVDが発売されていないので一度観てみようと思い出かける。思いっきりB級テイストのデタラメな映画でびっくり(汗)。Vシネマかと…。これが本当に若松孝二監督作…

海老原嗣生『「若者はかわいそう」論のウソ』

「若者はかわいそう」論のウソ (扶桑社新書)作者: 海老原嗣生出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2010/06/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 113回この商品を含むブログ (30件) を見る本書は以下のベストセラーを反駁するところから始まるが、筆者の考えがな…

副島隆彦『お金で騙される人、騙されない人』

お金で騙される人、騙されない人 (幻冬舎新書)作者: 副島隆彦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/04メディア: 新書購入: 6人 クリック: 19回この商品を含むブログ (10件) を見るいろいろな金融商品で騙されて大損した人たちの事例を紹介しながら、騙されな…

『東京島』(2010)

少し前になるが、シネ・リーブル池袋で「東京島」(2010年、篠崎誠)を観た。桐野夏生の同名小説の映画化。漂着した無人島で男20数人に女が一人という話。アラフォーの女をめぐって壮絶な性愛劇が展開するかと思いきや期待はずれか。まあ木村多江が主演とい…

『考える人』2010年春号/田川建三氏ロングインタビュー

考える人 2010年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/04/03メディア: 雑誌購入: 3人 クリック: 33回この商品を含むブログ (17件) を見る季刊誌『考える人』2010年春号の特集「はじめてよむ聖書」に載っていた田川建三氏のロングインタビュー…

800号記念特大イベント「週アスLIVE!」に行ってきた

秋葉原UDXのイベントスペース「AKIBA_SQUARE」で開催された「週刊アスキー800号記念 週アスLIVE!」をちょっとだけ覗いてきた。詳細は、ASCIIjpの記事をどうぞ。雑誌「週刊アスキー」は毎週読んでいる数少ない雑誌のひとつだが、日頃読んでいる連載に関連し…

河本敏浩『名ばかり大学生』

名ばかり大学生 日本型教育制度の終焉 (光文社新書)作者: 河本敏浩出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/12/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 57回この商品を含むブログ (25件) を見る「名ばかり大学生」といっても大学生学力低下だけを問題とする学力論…

魔法使いの弟子(2010)

近くのシネコンで「魔法使いの弟子」(2010年、ジョン・タートルトーブ)を観る。ディズニーの配給だからということもないだろうが無難な仕上がりで、どこかで見たような映像が続くがまあ楽しめる。及第点だ。ストーリーは、冴えないオタクの青年が、紆余曲折…

特攻野郎Aチーム THE MOVIE (2010)

近くのシネコンで「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」(2010年、ジョー・カーナハン)を観る。あまり面倒なことを考えず理屈抜きで楽しめるアクション映画もたまにはいい。4人のメンバーのキャラが立っていてバランスもよく考えられている。往年のテレビシリーズ…