退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

美崎栄一郎『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 』

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)作者: 美崎栄一郎出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション発売日: 2009/09/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 33人 クリック: 860回この商品を含むブログ (121件) を見…

神舘和典『「メール好感度」を格段に上げる技術』

「メール好感度」を格段に上げる技術 (新潮新書)作者: 神舘和典出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/11メディア: 新書購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (3件) を見る『新潮45』12月号に、この本のダイジェストのような記事が載っていて、ちょ…

日垣隆『勝間和代現象を読み解く』 (大和書房、2009年)

勝間和代現象を読み解く作者: 日垣隆出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2009/07/25メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見るガッキーとこ日垣隆さんが勝間和代ブームを分析した本です。表紙の「勝」の字に惹かれて…

色即ぜねれいしょん

先週、目黒シネマで「色即ぜねれいしょん」(2008年、田口トモロヲ)を鑑賞した。みうらじゅん原作の青春映画。色即ぜねれいしょん [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2010/01/27メディア: DVD クリック: 63回この商品を含むブログ (75件) を見…

『空気人形』(2009)

先週、目黒シネマで「空気人形」(2009年、是枝裕和)を観る。業田良家の短編漫画を映画化。空気人形 [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2010/03/26メディア: DVD購入: 2人 クリック: 178回この商品を含むブログ (203件) を見る美しくも切ない…

テレビドラマ「大地の子」観終わる

この前、観始めたテレビドラマ「大地の子」(全6巻)を観終わりました。中国残留孤児をテーマにした山崎豊子の同名小説の映像化。1995年にNHKで放送されたドラマです。大地の子 全集 [DVD]出版社/メーカー: NHKエンタープライズ発売日: 2002/09/06メディア…

『美術の窓』(2010年2月号) 展覧会特集

借りてきた雑誌『美術の窓』2月号に載っていた恒例の展覧会特集「今年必見の展覧会 BEST200」を読み耽る。カラー図版が豊富で見所が詳しく示してあり貴重な情報源。毎年2月号だけはしっかりチェックしている。今年は「ゴッホ没後120年」「モネ生誕170年」と…

中村澄子『ビジネス英語はIRレポートで学べ! 』

ビジネス英語はIRレポートで学べ!作者: 中村澄子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/10/30メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 30回この商品を含むブログ (3件) を見るTOEICカリスマ教師によるビジネス英語指南です。TOEICを勉強していた…

池上彰『日本がもし100人の村だったら』

日本がもし100人の村だったら作者: 池上彰出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/11/26メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 26回この商品を含むブログ (4件) を見る統計データを通していまの日本の姿を描き、併せて日本の将来像を模索しようとする本…

『処女受胎』(1966)

ラピュタ阿佐ヶ谷のモーニングショーで「処女受胎」(1966年、島耕二)を観た。「昭和の銀幕に輝くヒロイン 若尾文子」のなかの一本。黒岩重吾の同名小説の映画化。初見。冒頭、映像が悪いなあと思っていたが、油絵のキャンバス風の映像効果による演出だった。…

米国大統領経済報告がKindle形式で公開

米国大統領経済報告(Economic Report of the President)の2010年版が、PDF形式に加えてKindle形式やePub形式でも公開されている。これは米国でいよいよ電子ブックリーダーが市民権を得つつあるということだろうか。さっそく手元のキンドルで試してみた。ダ…

『赤い鳥逃げた?』(1973)

シネマヴェーラ渋谷で「赤い鳥逃げた?」(1973年、藤田敏八)を観る。「70年代の青春:鬱屈と混沌と」という上映企画。DVD出ていないのか。街のチンピラ(原田芳雄)と弟分は、偶然出会い共同生活することになった少女(桃井かおり)が、実は失踪したブルジョア…

『十六歳の戦争』(1976)

シネマヴェーラ渋谷で「十六歳の戦争」(1976年、松本俊夫)を観る。「70年代の青春:鬱屈と混沌と」という上映企画。いろいろ噂を聞いて一度観たかった作品。十六歳の戦争 [DVD]下田逸郎Amazon米軍の空爆により亡くなった愛知県豊橋市の軍需工場の勤労女子生…

NHKで「怖い絵」の番組が始まっていた

今月から、NHK教育テレビ「知る楽」で「『怖い絵』で人間を読む」という番組(全8回)が放送されている。気づくのが遅れたので、第2回のエリザベート皇后の回から見始めた。「怖い絵」というのは、この番組の語り手の中野京子さんの著書である。歴史的・文化…

津田大介『Twitter社会論』

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)作者: 津田大介出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2009/11/06メディア: 新書購入: 42人 クリック: 1,559回この商品を含むブログ (287件) を見る最近はTwitterの入門書が書店に溢れているが、Twitterの…

林望『節約の王道』

節約の王道(日経プレミアシリーズ)作者: 林望出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2009/10/09メディア: 新書購入: 2人 クリック: 51回この商品を含むブログ (49件) を見るタイトルに「節約」とあるが、いわゆる庶民の日常生活での「節約術」ではなく…

苫米地英人『テレビは見てはいけない』

テレビは見てはいけない (PHP新書)作者: 苫米地英人出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2009/09/16メディア: 新書購入: 5人 クリック: 92回この商品を含むブログ (64件) を見るタイトルを見て、「KeyHoleTV(キーホールTV)」を運営する筆者が語るメディア…

「東京地検の『抗議』に抗議する」(週刊朝日:2月19日号)

先週、「週刊朝日」(2月12日号)に「子ども“人質”に女性秘書『恫喝』10時間」という検察批判の記事が載っていたが、その後、検察から週刊朝日編集部に抗議書が送られてきたそうだ。いよいよ当局の圧力により検察批判キャンペーンも終了かと思ったが、今週号に…

『帰らざる日々』(1978)

シネマヴェーラ渋谷で「帰らざる日々」(1978年、藤田敏八)を観る。「70年代の青春:鬱屈と混沌と」という上映企画。帰らざる日々 [DVD]発売日: 2004/08/06メディア: DVD1972年と1978年の2つの夏を交錯させる手法で描く青春映画の傑作。主人公が父の訃報を…

『さらば夏の光よ』(1976)

シネマヴェーラ渋谷で映画『さらば夏の光よ』(1976年、山根成之)を観る。「70年代の青春:鬱屈と混沌と」という上映企画の1本。遠藤周作の小説の映画化で、郷ひろみの初主演作。吉田喜重監督の『さらば夏の光』(1968年)とは別作品。部屋をシェアして暮らす…

横山光輝版『三国志』を読み終えた

昨年2月に読み始めた横山光輝版『三国志』(全60巻)をようやく読み終えた。最終巻の第60巻の表紙は、蜀漢の武将・姜維(きょうい)だった。三国志 (60) 蜀漢その後 (希望コミックス (181))作者: 横山光輝出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 1988/11/20メディア:…

和田 秀樹『「反貧困」の勉強法』

「反貧困」の勉強法──受験勉強は人生の基礎学力 (講談社プラスアルファ新書)作者: 和田秀樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/09/18メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (2件) を見る受験勉強が人生を忌憚なく送るための基礎力養成に役に立…

土偶展@東京国立博物館

東京国立博物館で「国宝 土偶展」を観てきました。教科書などで見覚えのある土偶が、プリミティブなものから技巧をこらしたものまで勢揃いしていて見ごたえがありました。やっぱり、写真ではなく実物を見ないとダメですね。今回、国宝に指定されている土偶も…

『アバター』(2009)

興行成績の記録を塗り替えたと報じられていた「アバター」(2009年、ジェームズ・キャメロン)をようやく観てきた。よかったです。アバター [初回生産限定] [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2010/04/23…

大村大次郎『無税生活』

無税生活 (ベスト新書)作者: 大村大次郎出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2009/10/09メディア: 新書購入: 4人 クリック: 15回この商品を含むブログ (6件) を見る元国税調査官の描く無税生活者の姿。そのまま節税マニュアルには使えないだろうが、エッ…

「子ども“人質”に女性秘書『恫喝』10時間」(週刊朝日:2月12日号)

一貫して検察批判の論陣を張る「週刊朝日」の今週号(2010年2月5日号)に、上杉隆さんが執筆した「子ども“人質”に女性秘書『恫喝』10時間」(p.22)という記事が載っている。Twitterをはじめとしてネット上でも話題になっていたので、さっそく読んでみた。この記…

『嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊』 (1997)

シネマヴェーラ渋谷で「嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊」(1977年、曾根中生)を観る。『週刊漫画アクション』に連載された、どおくまん原作のギャグ漫画の映画化。シリーズ第3作。嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊 [DVD]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売…

『唐獅子株式会社』(1983)

シネマヴェーラ渋谷で「唐獅子株式会社」(1983年、曾根中生)を観る。小林信彦の同名小説の映画化。唐獅子株式会社 [DVD]発売日: 2006/10/21メディア: DVD組長(丹波哲郎)の命令で新人歌手(甲斐智枝美)売り出しに狂奔するやくざの姿を描く。まず、主演・横山や…

Maurice Sendak, Where the Wild Things Are

Where the Wild Things Are (Caldecott Collection)作者: Maurice Sendak出版社/メーカー: HarperCollins発売日: 2012/12/26メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (20件) を見る「かいじゅうたちのいるところ」というタイ…