退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

神舘和典『「メール好感度」を格段に上げる技術』

「メール好感度」を格段に上げる技術 (新潮新書)

「メール好感度」を格段に上げる技術 (新潮新書)

新潮45』12月号に、この本のダイジェストのような記事が載っていて、ちょっと気になっていたので書店で見かけて手にとりました。

この本に書いてあることは、日常メールを仕事で使っている人であれば、概ね知っていることかな。タイトルにある「格段にあげる」技術というの大げさかもしれません。

ちょっと気になったのは、第2章「メールソフトを使いこなしていますか」で、フォントのサイズや書体について説明しているところです。HTMLメール(Rich formatting)を前提にしているのでしょうが、これはコミュニティによっては忌避されるかもしれません。

まあOutlook村で暮らしていた頃は、村のなかではRich formattingのメールが流通してましたが、世間一般ではどうでしょうか。無難なのはプレーンテキストかなと思いました。

それでも役に立ちそうな例文が載っているので手元において適宜見直すのもよいかもしれません。まっとうな本です。