退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書感想】ひろゆき『このままだと、日本に未来はないよね。』(洋泉社、2019年)

いつものひろゆき氏の本だが、今回は不思議な読書体験だった。それは読んでいるさなかの28日に登戸で「川崎通り魔事件」が発生したからだ。このままだと、日本に未来はないよね。作者:ひろゆき(西村博之)発売日: 2019/02/21メディア: 単行本(ソフトカバー)…

【映画感想】『サバイバルファミリー』(2017) / 電気が消滅した世界でのサバイバル家族

Amazonプライム・ビデオでで映画『サバイバルファミリー』(2017年)を鑑賞。脚本・監督は矢口史靖。主演は小日向文世。サバイバルファミリー Blu-ray発売日: 2017/09/20メディア: Blu-rayある日、突然世界から電気が消滅。ライフラインや流通は機能せず、都市…

iPod touch (7th generation) がゲリラ的に登場。最廉価のiOSデバイスです!

Appleは29日、A10 Fusionチップを搭載した「iPod touch (7th generation)」を発表しました。A10 Fusion搭載。32GBで21,800円。現行モデルで最廉価のiOSデバイスとなります。av.watch.impress.co.jp第7世代iPod touchの登場を予想する記事もありましたが、WWD…

岡田准一主演・テレビドラマ『白い巨塔』(2019年)の感想【番外編】

テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続スペシャルドラマ『白い巨塔』を見ました。主演は岡田准一。原作は山崎豊子の長編小説。これまで前編、後編と感想を書きました。これまで幾度も映像化されている作品で、1978年の田宮版、2003年の唐沢版がよく知られていま…

岡田准一主演・テレビドラマ『白い巨塔』(2019年)の感想【後編】

テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続スペシャルドラマ『白い巨塔』を見ました。主演は岡田准一。原作は山崎豊子の長編小説。これまで幾度も映像化されている作品で、1978年の田宮版、2003年の唐沢版がよく知られています。とくに私は田宮版のファンなので、今…

岡田准一主演・テレビドラマ『白い巨塔』(2019年)の感想【前編】

テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続スペシャルドラマ『白い巨塔』を見ました。主演は岡田准一。原作は山崎豊子の長編小説。これまで幾度も映像化されている作品で、1978年の田宮版、2003年の唐沢版がよく知られています。とくに私は田宮版のファンなので、今…

【映画感想】『キングコング対ゴジラ 4Kデジタルリマスター版』(1962) / ゴジラシリーズ第3作

新文芸坐の《「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」公開まで待ちきれない! これがゴジラだ!怪獣だ! 新文芸坐 大ゴジラまつり》という企画で、映画『キングコング対ゴジラ 4Kデジタルリマスター版』(1962年、監督:本多猪四郎)を鑑賞。キングコング対ゴ…

ラブコメの金字塔「めぞん一刻」の聖地・東久留米駅で下車してみた

少し前にAbemaTVで配信されていたテレビアニメ「めぞん一刻」(全96話)を見た。1986年から1988年にかけてフジテレビで放送されたアニメで、原作は1980年代に「ビッグコミックスピリッツ」に連載されていた高橋留美子のラブコメ漫画。めぞん一刻 TV シリーズ …

【映画感想】『東ベルリンから来た女』(2012) / ニーナ・ホスのクール・ビューティーに乾杯

DVDで映画『東ベルリンから来た女』(2012年、監督:リスティアン・ペッツォルト)を鑑賞。ニーナ・ホス主演。東西冷戦下の東ドイツの田舎町。国外脱出を計画をする女医を描いたヒューマンドラマ。東ベルリンから来た女 [DVD]出版社/メーカー: アルバトロス発…

ドトールのアプリを使ってみた。もうひとがんばりかなぁ

ドトールコーヒーのiPhoneアプリを試しました。ドトールはベローチェと並んでよく利用しているコーヒーショップです。店の立地がよいこともありよく利用しています。ドトール バリューカード(DVC)アプリ株式会社ドトールコーヒーフード/ドリンク無料この…

「Google、HuaweiのAndroidサポート提供を停止へ」に思ったこと

Googleが、米国商務省の方針によりファーウェイ(Huawei)のAndroid端末向けのサービスを停止することを発表しました。以下は米Reuterの「Googleは今後、Huaweiに対するAndroidおよびGoogleサービスの技術サポートの提供や協力を中止する」という記事です。www…

小西真奈美のファーストアルバム「Here We Go」が想定外で驚いた件

小西真奈美のメジャーデビューアルバム「Here We Go」を聞きました。ハムスターのような顔がキュートな個人的に気になっている女優です。ジャケットを見て「あれ同姓同名の別の人?」と思いましたがご本人でした。Here We Go【通常盤】(CD)アーティスト: 小…

【映画感想】『おもちゃ』(1998) / 深作欣二監督が晩年に撮った色街モノ。宮本真希のヌードが美しい

国立映画アーカイブの《映画監督 深作欣二》という企画で映画『おもちゃ』(1998年)を鑑賞。溝口健二監督の『祇園の姉妹』(1936年)のオマージュとして新藤兼人が書いた小説が原作、新藤自身が脚本化している。主演・宮本真希のデビュー作。「おもちゃ」のタイ…

マルベル堂の写真集『キャンディーズ プロマイドから微笑がえし』がよかった!

キャンディーズの活動期間は思いのほか短い。1972年のデビューから1978年の解散まで、わずか6年間。本書は70年代アイドル黄金期に活躍した3人組が残したマルベル堂の“プロマイド”を完全収録した写真集。マルベル堂90周年記念企画 完全保存版 キャンディーズ …

「『しねまんすりい』リニューアル」に思う

机まわりを整理していたら、昔の「しねまんすりい」が出てきた。これを見て、今月から「しねまんすりい」がリニューアルされたことを思い出した。「しねまんすりい」というのは、池袋の名画座「新文芸坐」のスケジュール表のこと。どのようにリニューアルさ…

「オンキヨーのホームAV事業がデノン・マランツの米社に譲渡へ」で思ったこと

音響メーカーのオンキヨーは、DENONやMarantzを傘下に持つ米Sound Unitedとの間で、ホームAV事業の譲渡に向けて本格的な協議に入ることを発表した。av.watch.impress.co.jpオンキヨーは、ピュアオーディオの衰退期を生き延びてきた数少ない日本の音響メーカ…

【訃報】京マチ子さん死去

大映で活躍した女優・京マチ子さんの訃報が報じられた。95歳。www.nikkansports.com彼女は戦前、大阪松竹少女歌劇団(OSK)で活躍し、戦後は大映に入社して若尾文子、山本富士子とともに大映の看板女優として大活躍した。大映ファンを自称するファンとしては大…

【映画感想】『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012) / 三島由紀夫x若松孝二

Amazonプライム・ビデオで映画『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』を鑑賞する。インディペンデント映画の巨匠・若松孝二が三島事件を追い、三島由紀夫の最期の日を映画化した話題作。11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち [Blu-ray]出版社/メーカー: ア…

Macのメニューバーの時刻表示で":"を点滅させる方法

Mac

Macのメニューバーの左端に日付と時刻を表示させている人は多いと思います。私は下のようにしています。この日付・時刻表示の書式は変更できますが、最近時刻表示の時と分の区切りの":"(コロン)を点滅させられることを教えてもらいました。Macがフリーズし…

企画展「金栗四三青春の地・文京区」@文京ふるさと歴史館

先日、本郷四丁目にある文京ふるさと歴史館で企画展「金栗四三青春の地・文京区」を見てきました。無料。文京ふるさと歴史館の前は何度も通っていましたが、今回初めて中に入りました。今年の大河ドラマ「いだてん」の主人公・金栗四三の青春時代を当時の写…

大学無償化法が成立したわけだが……。

10日の参院本会議で低所得世帯の学生を対象に大学など高等教育機関の無償化を図る新法が可決成立しました。いわゆる「大学無償化法」といわれるものです。2020年4月から支援が始まります。支援制度の詳細は文部科学省のサイトに情報があるので参照してくださ…

【読書感想】正垣泰彦『サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』(日経ビジネス人文庫、2016年)

イタリアンファミリーレストランチェーン「サイゼリヤ」の創業者・正垣泰彦氏の雑誌連載を書籍化した本。2011年に刊行された単行本を文庫化したものなので内容は少い古いので注意が必要かもしれない。飲食店経営者に向けて経営を説いた業界誌の連載をベース…

【映画感想』『大統領の陰謀』(1976) / ウォーターゲート事件を題材にした社会派映画の傑作

新文芸坐の《魅惑のシネマ・クラシックスVol.31 ワーナー・ブラザース シネマ フェスティバル PART5》という企画で映画『大統領の陰謀』(1979年、監督:アラン・J・パクラ)を鑑賞。ウォーターゲート事件でニクソン大統領を辞任に追い込んだふたりのの若き新…

【映画感想】『狼たちの午後』(1979) / アル・パチーノの演技とスキのない脚本を堪能しろ!

新文芸坐の《魅惑のシネマ・クラシックスVol.31 ワーナー・ブラザース シネマ フェスティバル PART5》という企画で映画『狼たちの午後』(1979年、監督:シドニー・ルメット)を鑑賞。ニューヨークのブルックリンで実際に起こった銀行強盗事件を題材した犯罪映…

ベローチェのアプリ使ってみた

コーヒーショップのカフェ・ベローチェ (CAFFÈ VELOCE) のiOS用アプリを使ってみました。ドトールと並んでひいきにしているコーヒーショップです。カフェ・ベローチェ公式アプリ株式会社シャノアールフード/ドリンク無料レシートにしつこくアプリの広告が載…

【映画感想】『ベン・ハー』(1959) / 古き良き時代のハリウッド大作。チャリオットの激走シーンに刮目せよ!

新文芸坐の《魅惑のシネマ・クラシックスVol.31 ワーナー・ブラザース シネマ フェスティバル PART5》という企画で映画『ベン・ハー』(1959年、監督:ウィリアム・ワイラー)を鑑賞。原作はルー・ウォーレスの同名小説。古き良き時代のハリウッド超大作。212…

NHK BSプレミアム「全マクロス大投票」の感想。飯島真理が生出演!

NHK BSプレミアムで「全マクロス大投票」が放送されました。作品、キャラクター、メカ、歌の4ジャンルで人気投票を行い、その結果でワイワイやるという生放送でした。NHKにようこそ! #全マクロス pic.twitter.com/pVr9E67i2A— NHKアニメ (@nhk_animeworld)…

テレビアニメ「タッチ」を見終わりました!

現在、日本テレビでアニメ「MIX」が放送されていたり、AbemaTVでテレビアニメ「タッチ」が配信されていたり、あだち充がちょっとしたマイブームになっている。ようやく、テレビアニメ「タッチ」(全101話)を見終わった。1981年から1986年にかけてフジテレビで…

【読書感想】おおたとしまさ『受験と進学の新常識 いま変わりつつある12の現実』(新潮新書、2018年)

教育ジャーナリストを標榜する筆者が名刺代わりのような本。商売柄、知人に会うと受験や進学についていろいろ相談されるので、一冊にまとめてみた、ということらしい。受験と進学の新常識 いま変わりつつある12の現実 (新潮新書)作者: おおたとしまさ出版社/…

都営地下鉄ワンデーパスが使いにくい5つの理由(2019年春版)

都営地下鉄ワンデーパスという、500円で都営地下鉄が1日乗り放題になるお得な乗車券があります。大型連休中に大活躍している便利な乗車券です。いまもワンコイン(500円)に据え置きされていてありがたいのですが、使いにくいと感じることもいくつかあります…