退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

都営地下鉄ワンデーパスが使いにくい5つの理由(2019年春版)

都営地下鉄ワンデーパスという、500円で都営地下鉄が1日乗り放題になるお得な乗車券があります。大型連休中に大活躍している便利な乗車券です。いまもワンコイン(500円)に据え置きされていてありがたいのですが、使いにくいと感じることもいくつかありますあります。

以前も同じ趣旨の記事を書きましたが、項目を追加して記事を改定しました。以下に不満点を挙げます。

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いつ買えるのか分かりにくい

このワンデーパスは常時発売されているわけではなく、期間限定で発売されています。それが不規則で分かりにくい。詳細はこちらを参照してください。

発売期間は、春夏秋冬の4回ありますが、その期間内でも平日に販売されたりされなかったりします。とても分かりにくいし覚えられません。発売しているのを見逃して損したことが何度もあります。せめて一年中、土曜日、日曜日、祝日は販売してほしいです。

どの乗車券が得か分かりにくい

このワンデーパスの他にもお得な乗車券が用意されています。ちょっと列挙します。

  1. ワンデーパス(都営地下鉄乗り放題)…… 500円 (期間限定)
  2. 都営まるごときっぷ(都営地下鉄、都バス、都電乗り放題) ……700円
  3. 都営地下鉄東京メトロ一日乗車券 …… 1000円
  4. そのままPASMO/Suicaで乗車

その他にも私鉄と提携した乗車券がありますがここでは省略。

とにかく、どれを利用すると得なのかすぐには分からないのが困ります。その日の1日のルートや定期券のカバーする範囲を考えるのと頭が痛くなります。これまで経験では私の場合、「ワンデーパス」を利用できるとほぼ得するのですが、「都営まるごと」きっぷだと微妙だったりすることが多いです。

「都営まるごときっぶ」の地下鉄だけのバージョンを、500円で通年販売してくれれば助かるのですが。

自動販売機で乗車券を買う必要がある

最後にワンデーパスを自動販売機で買わないといけないのもイマイチです。急いでいるときはイライラします。直接、自動改札機を通過したいです。モバイルSuicaのような技術を使ってなんとかならないものでしょうか。願わくはiPhoneがきっぷになればうれしい。よろしくお願いします。

通過できる自動改札機が少ない

最近、自動改札機の更新が進み、磁気カードで通過できる改札が減り、PASMOおよびSuica専用の改札が増えました。そのため磁気カードのワンデーパスで通過できる改札が少なくなりました。駅によっては「あれあれ」といくつか横に移動してようやく通過できる場合もあります。

24時間有効じゃない

現行のワンデーパスは始発から終電まで1日有効ですが、これが微妙に使いにくいことがあります。夜出かけて、一晩外出先で過ごして、朝帰宅する場合です。いわゆる朝帰りです。

ワンデーパスを朝に買うとまる1日近く使えるのに、夜に買うと終電までのわずかの時間しか有効時間がありません。これは同じ料金を支払っているのにフェアではありません。

ちなみに東京メトロの「東京メトロ一日乗車券」は、「使用開始から24時間有効」となっています。これが当たり前の感覚です。ぜひも都交通局も24時間有効への変更を検討していただきたい。

以上、よろしくお願いします。