AppleからM4チップ搭載の新型「Mac mini」が発表されました。Mac miniを乗り継いできた私としては注目していた新モデル発表です。
いちばんの注目ポイントは、長年採用されてきた筐体サイズが大幅に小型化されたことです。本体サイズは約12.7(幅)×12.7(奥行き)×5(高さ)cm、重さはM4モデルが約670g。
デスクトップでもフットプリントが小さいのは好ましいですが、これだけ小型化して熱設計はどうなってるのだろうとは思います。小型化してもサーマルスロットリングが頻発するようでは本末転倒ですから。まあ小型化は省電力についてのAppleの自信のあらわれなのでしょう。インテルチップ時代は筐体が熱くなって不安になったものですが(遠い目)。
以下、ざっと製品紹介を見た感想です。
ACアダプタなしに電源ケーブルだけで給電できるのはいいですね。余談ですが、ミドルクラスのシンセサイザーもこうあってほしい。
入出力ポートについては、ついにUSB Type-Aポートが廃止されました。時代の流れなのでしょうが、個人的にはこれはちょっと痛い。サイズを少し大きくしてもUSB-Aポートを残してほしかった。あと前面にヘッドホン端子とUSB Type-Cポートがあるのはとてもよい。従来モデルは、全ポートが背面にあって使いづらかったです。
ちなみに電源ボタンがないなと思っていたら、底面にあるそうです。押しにくくないのかな。底面に指が入れば、筐体を指ではさむようにして電源ボタンを押せるのかもしれません。いずれにしろ、私は使用しないときは電源オフしないで、スリープ状態にしてるので電源ボタンにふれる頻度は少ないので大きな問題ではありません。
これだけの性能のMacがこのサイズで実現されたのは感無量。昔はタワー型のパソンを使っていたことを考えると、技術の進歩を感じました。いずれ現在使用中のM1 Mac miniから乗り換えることになるでしょう。