近くのシネコンで「魔法使いの弟子」(2010年、ジョン・タートルトーブ)を観る。ディズニーの配給だからということもないだろうが無難な仕上がりで、どこかで見たような映像が続くがまあ楽しめる。及第点だ。ストーリーは、冴えないオタクの青年が、紆余曲折の末、ブロンドのガールフレンズをゲットするというありきたりの筋立て。
ニコラス・ケイジはコメディ路線を封印してシリアスな役に徹していて、弟子のジェイ・バルチェルが笑いを担当しているのは、なかなかいい演出。また敵役のアルフレッド・モリーナが好演が光る。
しかし魔法モノなのにどうしてカーチェースが必要なのだか。アメリカ映画には必須アイテムなのだろうか。謎だ。VFXはすばらしいが、もはやどんな映像でも驚かなくなってしまったので、その点では感慨はうすい。
エンドロール後にワンシーンがあるがたいしたシーンではない。
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