先週、都内某シネコンで『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』見てきました。今回のアニメ化では全4話が予定されています。第1話ではシャアとセイラがサイド3を脱出して貨物船で地球に向かうまでが描かれます。
最大の見どころは冒頭のルウム戦役の戦闘シーン。シャアや黒い三連星が操縦するジオン軍のモビルスーツが初めて実戦に投入され、連邦軍の艦隊を圧倒します。この冒頭シーンはネットに公開されていますが、大スクリーンの迫力は格別です。これだけでも映画館に足を運んだ価値がありました。他にも少年時代のシャアがガンタンクで初めて戦闘を経験する場面もよかった。
一方、人間ドラマはキャラクターでデフォルメされるなどコミカルな演出が鼻を突きましたが、これも時代の流れなのかもしれません。またファースト・ガンダムと声優が変わっているキャラクターがあり、どうしても気になりますが、さすがに35年も経つと仕方ない。池田秀一や銀河万丈が現役の間にアニメ化できたのは、むしろ僥倖というべきでしょう。
第1話の上映終了後、秋公開予定の第2話『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』の予告編がありました。モビルスーツ開発秘話が描かれます。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の2つの柱は、「シャアとセイラの生い立ち」と「モビルスーツの開発物語」だと思っていたので、否が応でも期待が高まります。
今回、映画館で見るかどうか最後まで悩んだのですが、見に行ってよかったです。初回だけ見てもういいやと思った『THE NEXT GENERATION パトレイバー』とは大ちがい。第2話も映画館で鑑賞したいものです。
▼機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル 冒頭7分映像
https://www.youtube.com/watch?v=sQ06D72yavc
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