退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

コグレマサト, いしたにまさき『ツイッター 140文字が世界を変える』

ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)

ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)

「入門書は3冊読め」という教えにしたがい、小川浩『仕事で使える!「Twitter」超入門』を読んでから本書を手に取った。まあ正直、新しい発見は少なかったが、Twitterを始めても「何がおもしろいのわからない」という人にとって、手早く情報を得るには向いているかもしれない。

とくに、「フォロー」と「フレンド」は違う (p.70)といった、筆者の考えるTwitterの文化というか雰囲気が伝わってくるのは興味深いし、海外ユーザとの温度差を考察した箇所もなるほどと思う。

私も、中毒というほどではないが、Twitterでたまにつぶやいたり、タイムラインを眺めたりしているが、生活に密着してリアルな情報が多いので、実際に役立ったことが何度もある。情報収集ツールとしての可能性を感じるが、ノイズが多いのが難点だろうか。

また、巻末に「おすすめボット」や「ツイッターを便利にするクライアント・ソフト」がまとめてあるので、Twitter環境を整えるのに役立つだろう。

そして「おわりに」の最後の一言は名言。

Don't think, twit!