23日、NHK-FMで「今日は一日『タカラヅカ』三昧」という宝塚歌劇団の特集番組があった。そこで、ふだんほとんど聞かないFMラジオを書斎に用意して聞いてみた。12:15〜23:00(途中中断あり)の10時間に及ぶ長丁場だったが、作業をしながらそのほとんどを聞いた。
聴く前は「ビジュアルなしで大丈夫なのか」という懸念もあったが、予想以上に楽しい番組で聞いてよかった。ラジオという音声だけのメディアが、却ってゲストたちの魅力を引き出しているようだ。まあ逆のケースも若干あったが…。
とくに、彩乃かなみの生歌、退団間近の瀬奈じゅんの出演、轟悠と真琴つばさとの同期対談などは、なかなか聴きごたえがあった。
今回の番組の成功は、司会の真琴つばさと塚本堅一アナウンサーに依るところも大きいように思う。とくに真琴のジェンヌたちへの心遣いには感動した。
それにしても、宝塚のコンテンツ力には目を見張るものがある。ぜひ来年もこの企画を放送してほしいものだ。次回はエトワール特集など歌ウマ企画もお願いしたい。