映画『ボルテスV レガシー』”超電磁編集版”が宇宙最速放送されたワケだが…
フィリピンで熱狂的な支持を受ける日本アニメの実写版映画『ボルテスV レガシー』が、15日、BS12の「日曜アニメ劇場」で放送された。アニメじゃないんだけどね……。
【放送】
— 「ボルテスV レガシー」プロジェクト 公式 (@voltesv_legacy) 2024年12月15日
映画『ボルテスV レガシー』”超電磁編集版”
本日12/15(日)夜7時~
BS12 トゥエルビ『日曜アニメ劇場』にて、
宇宙最速放送‼
是非お見逃しなく🔥🔥https://t.co/FpnQz7pHWA#ボルテスVレガシー
映画『ボルテスV レガシー』と言えば、今年10月に日本で劇場公開されたばかりだが、もう無料放送されるのは驚いた。「宇宙最速」と謳うだけあるが、劇場まで見に行った身としては「ちと、はやすぎないか」と思わないでもない。
昔、映画・映像業界における「ウィンドウ戦略」を聞いたことある。これは、1つのコンテンツを期間をずらして複数のメディアに上手に露出させる戦略のことである。収益の最大化を目指すことになる。
たとえば映画ならば、劇場で公開して、円盤メディアを発売、新作レンタル開始、有料サイトでの配信開始、旧作レンタル開始、そして最後は無料のテレビ放送といった流れである。抜けがあるかもしれないが、ざっくりこのような進行である。
かつては劇場公開からテレビ放送まで、じっくり1年以上をかける場合を多かったようだが、いまはコンテンツのライフサイクルが短くなり、映画封切り後、すぐにネット配信が開始されるケースも見られる。古い気質のある映画業界もネット配信の影響を受けて「ウィンドウ戦略」が変化しているようだ。
それにしても映画館に見に行って悔いはないが、映画『ボルテスV レガシー』のテレビ放送は早すぎる。これも業界の過渡期にともなう現象であろうか。
