中山美穂さんが6日、都内の自宅で死亡していたというニュースが流れて驚いた。54歳。
私がミポリンの訃報を聞いたのが、ちょうどある人の葬儀の帰路だったので強く記憶に残ることになった。
1985年、シングル『「C」』(作詞:松本隆、作曲:筒美京平)でアイドル歌手としてデビューして以来、「ミポリン」の愛称で人気を博し、歌手、女優として活躍した。80年代トップアイドルのひとり。
その後、しばらくSpotifyでミポリンの楽曲を流していたが、どれも思い出深い。とくにデビュー曲と同じ松本隆、筒美京平のコンビの楽曲「ツイてるねノッてるね」「WAKU WAKUさせて」『「派手!!!」』の3連作は、トップアイドルの風格を十分に発揮していている。私はツツミストであることを措いても、自分的にはこのころがピークである。さらに「You're My Only Shinin' Star」のようなバラードを歌いこなしている。シンガーとして魅力的だった。
また、持ち前の美貌を活かして女優としても大いに活躍していた。数多くのテレビドラマで主演している。そのなかで個人的に好きだったのは「ママはアイドル!」(1987)である。人気アイドル(中山)が、子持ちの中年男性(三田村邦彦)と結婚して、主婦、母親として成長していくと設定で、連れ子の一人が後藤久美子だったのも印象に残っている。
翌年「若奥さまは腕まくり」(1988)でも、三田村と夫婦役で共演している。こちらTVerで最近見る機会があった。アイドルドラマではあるが、彼女にはコメディアンヌとしても見るべきものがあったのではないか。
自分が若いころに影響を受けた芸能人やミュージシャン、作家などが、次々に物故していくのは世の理であるが、54歳という年齢はあまりに若すぎる。
心から冥福をお祈りしたい。