退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

『三國志演義』見終わる

10月に見始めたTVシリーズ『三國志演義』(中国中央電視台製作)を見終わりました。今回観たのは、オリジナルでは全84話の大作の名場面を抜粋してDVD7巻にまとめたものです。内容は、第1巻.桃園の誓い、第2巻.官渡の戦い、第3巻.赤壁の戦い、第4巻.夷陵の戦い、第5巻.南征の戦い、第6巻.空城の計、第7巻.秋風五丈原、という構成です。

三國志演義 7 [DVD]

三國志演義 7 [DVD]

あまり人気がないのか、順調に借りることができ短時間で踏破しました。ただ抜粋なので登場人物がいつのまにか死んでいたりするのは仕方ないのですが、どうしても物足りないと感じることもありました。いつかは全話を通しで観てみたいものです。

DVDには、特典映像として守屋洋(中国文学研究家)による三国志英傑伝という語りがついていて、各巻15分程度ですがなかなか為になります。いっそのこと、オーディオコメンタリーで逐次解説してくれればよかったのですが。

これと並行して、横山光輝版『三国志』も読み進めていますが、こちらな遅々として進みません。ようやく劉備が漢中帝を名乗るあたりです。