恐怖の町

どうしても『サスケ』の主題歌を聴きたくなって、図書館からCDを借りてきた。そのなかに、岸田森が出演していたテレビ映画『怪奇大作戦』の主題歌も収録されていた。この曲は番組のエンディングで流れていたが、タイトルを「恐怖の町」というらしい。フルコーラスで初めて聞いた。ステレオなのも新鮮である。

曲調はグループサウンズの影響を強く感じさせ、コーラスがサックスとの掛け合いになっているのが印象的。「ギャー！」という悲鳴で始まり、「レッツゴー！」で終わるという、歌詞のインパクトがすごい。また、「エサラー、エサラー」と何を言っているのか、ずっと気になっていた部分が、歌詞カードを見て「SRI, SRI….」と歌っていることが判明した。SRIをいうのは、”Science Research Institute”(科学捜査研究所)の略で、警察の手に負えない怪奇事件を扱う民間組織である。ちょっとスッキリした。

昭和キッズTVシングルスVol.2