「時系列で整理する」「保管場所をひとつにする」というアイディアは、以前流行した野口 悠紀雄『「超」整理法』に通じるものがあるなと感じた。この本の方法は、簡単に言えば、A6版ノートに時系列で書き込んだり、貼り付けてたりしてすべての情報を一ヵ所に集めて、それをPC上のテキストファイルのインデックスで管理する、というものである。
ま、これだけのアイディアでよく一冊の本に水増ししたなと驚いたが、既成の方法に縛られずに自分で創意工夫することが大事だとするところは傾聴に値する。あと、おもしろそうな文房具が紹介されているので、文房具マニアにはうれしいかも。
以前2年間ほど、「超」整理手帳を使ったことがあるが、この本を読んで、その当時のことを思い出した。そこで少し調べてみると、いまなお「超」整理手帳は健在で、いまなお進化を続けている様子でうれしく思った。ただ、個人的には電子ツールの活用を考えていきたいなぁ。
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