金曜日に銀座シネパトスで「決戦!南海の大怪獣」(本多猪四郎, 1970年)を鑑賞。この夏、一部で注目を集めた特集上映「ギララの復讐(または復習の夏休み)」のなかの最後の一本。
東宝にとっても、いわゆる怪獣ブームのなかでの最後の怪獣映画である。予算の制約が厳しいため、南海が舞台となったらしい。そのため都市を破壊したり、自衛隊が出動したりするシーンがない。つまらん。怪獣は三体登場するが、名前はそれぞれ、ゲゾラ、ガニメ、カメーバという具合にヤル気が感じられない。ストーリーも、正直いってわけがわからない。ただし、怪獣の造形はみるべきものがあり、特にカメをモチーフにした「カメーバ」は、ガメラに比肩できるほどだ。なかなかカッコがよろしい。首が伸び縮みするあたりが素敵だ。
ま、くれぐれも「南海の大決闘」と間違えないように。
ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦 ! 南海の大怪獣 [DVD]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/06/24
- メディア: DVD
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また、この日は観客が多くて驚いた。入場するのに列をつくるとは思わなかった。徐々に盛り上がってきたかな。最後だったけど。
こうした上映企画を来年の夏にでも再度やってほしいな。怪獣・特撮映画には夏が似合うと思うから。それに、スクリーンで観る怪獣映画はいいものだよ。やっぱり。