退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

手帳の季節

渋谷ロフトの文具エリアを見て回っていると、恒例の「ほぼ日手帳」のコーナーがあった。まだ9月なのに、もう手帳の時期になったかと少し驚く。ちょっと早すぎないだろうか。近くには、以前、2年間ほど使っていたことがある、佐々木かをりの「アクションプランナー」も置いてあった。『佐々木かをりの手帳術』を読んで、いろいろ工夫していた頃がなつかしい。

そして地元の書店にも、2009年版の手帳のコーナーができていたのを見つけた。結構広い場所を占めている。その書店は普段は文具を扱っていないのに、この時期になると手帳を売るのにやたら熱心だ。「本屋なんだから、本を展示しろよ」と、毎年軽い憤りを覚える。

なかでも「高橋書店」の手帳が幅を利かせているようだ。先日読んだ『通販な生活 一生を1ギガで終えないための買い物学』に、筆者は文庫サイズのリシェル3という手帳を使っているとあったのを思い出して、実物を手にとってみた。また新製品も展示してあり、実に多種多様のヴァリエーションがある。ま、ポリシーがないとも言えるが…。どれだけの品揃えなのかラインナップを見てみようと、高橋書店のホームページを覗いてみたが、まだ2009年版のコンテンツはないようだ。現場と足並みが乱れている…。