『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』 (1972)

先日、銀座シネパトスで「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」を観た。「誘惑の女優列伝Part3・ひし美ゆり子」の一本。怪獣映画は映画館で観るに限る。

地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン [DVD]

地球侵略を企むゴキブリ宇宙人が呼び寄せた宇宙怪獣ガイガンとキングギドラを、ゴジラとアンギラスのコンビが迎え撃つ、という怪獣タッグマッチである。

この時期のゴジラは既に脅威ではなく、すっかり人間の味方になっている。子ども向けですね。とはいうものの遊園地のゴジラタワーやマンガなど、アイディアが凝らされていて楽しめる。

宇宙怪獣ガイガンは、腹部の電動ノコギリが特徴的なハイテクメカ(?)でなかなかカッコいい。でもハイテクを活かしきれていない戦闘スタイルはやや残念。

ひし美ゆり子はかなりアクティブに行動ているので、ファンはまあまあ楽しめるかも。でも脱いでいません。怪獣映画だから当たり前。本作が東宝専属最後の作品だったそうです。

余談だが、「誘惑の女優列伝」という企画は今回パート３だが、“ひし美→関根恵子→再び、ひし美”とか…。どれだけひし美ファンのスタッフが企画しているのか。