退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

メディアマーカーからブクログに引っ越しました

先日読書記録サービスメディアマーカー」のサービス終了が告知されて以来、書籍などのアイテムの新規登録ができなくなりました。新規登録できないのは不便なので、いそいで別のサービスに引っ越しすることにしました。

類似のサービスを探してみると「ブクログ」と「読書メーター」が二大勢力のようです。もっと丹念にさがせば他にもあるかもしれませんが、とりあえず私のアンテナに引っかかったのはこの2つのサービスでした。

私の用途としてはコニュニティでの情報共有よりも、もっぱら自分のための読書データベースなので、比較した結果、気に入らないところもありましたがブクログ」を選択しました。

booklog.jp

さっそくアカウントを作成してCSVファイルを使ってのデータ移行の作業を開始しました。いまどき構造化していないCSVファイルとはダサいなと思いましたが、まあ仕方ありません。CSVファイルの仕様書もないので、20件ほどの試験データを作って試行錯誤を繰り返しようやく目処が立ちました。この時点でメディアマーカーからエキスポートされない情報があることがあることがわかり失望しましたが、今はスルーします。

なおデータ移行の作業メモは別の記事にまとめようと思います。

いよいよ本番の移行データを作成してからインポート開始しましたが、いきなりタイムアウトを起こしてしまいました。5000件超えのデータがサイズが大きすぎたのでしょうか、データを5分割して再挑戦することにしました。

今度は無事インポート成功。若干エラーメッセージが出力されましたが、ログの情報が少なすぎてどのレコードに不備があるのかよくわかりません。目視でCSVファイルをチェックした限りでは期待どおりのフォーマットに変換されているのですが……。面倒なのでとりあえず気にしないことにしました。

5回に分けてインポートして作業は終了しました。しかし登録されたアイテム数の総計が2000件余りと数が合いません。5000件以上あるはずですが……。どうしたものかと思い、ランダムに検索してみると一応ほぼすべて登録されている様子です。わけがわかりませんが、半日ぐらい時間をおいてチェックしてみると、ほぼ期待通りのアイテム数になっていました。謎の挙動ですが気にしないことにしましょう。

さて、まだ数日しか使っただけですが、以下にブクログのファーストインプレッションをまとめておきます。まず、よかった点を挙げます。

  1. iOSのネイティブアプリがある(バーコードで登録できる)
  2. 本棚のビジュアルが壮観
  3. ランキングなど読みたい本が見つかる

つぎにイマイチに感じた点も挙げておきます。ユーザインタフェースは使い慣れていないだけかもしれないし、まだ勘違いもあるかもしれません。あくまでも第一印象です。

  1. やりたいことが深い階層にあり使いにくい(本棚の検索窓まで1アクション必要など)
  2. 検索機能が弱すぎる(これにはかなり不満があります)
  3. iOSアプリの機能が不十分(本棚の並び替えできないのかでWeb版と表示順がちがう)

ブクログに対する不満点についてはいずれ別記事にしようかと思います。

一応、移行作業を終えてブクログとの生活が始まりました。長い付き合いになると思いますが、よろしくお願いします。ぺこり。