弥生美術館で開催中の「集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり 展~ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!」を見てきました。
一条ゆかり先生といえば、大ヒット作「有閑倶楽部」をはじめ、「デザイナー」「砂の城」で絶大な人気を誇った少女マンガ界のクイーン。この展覧会では代表作の原画を中心に、50年にわたる画業がたっぷり紹介されています。
順路のラストに、使い込まれた画材と一軒家の模型がありました。描いて描いて描きまくった漫画家人生のゴールのようにも思えて感慨深いものだあります。
弥生美術館では、毎年この時季には少女漫画の企画が恒例になっており、昨年は大和和紀の「はいからさんが通る」展、一昨年は山岸凉子展が開催されています。
いずれも漫画ファンとしては見逃せない企画でした。最近はデジタルで作画するマンガ家も増えてきたようですが、やはりペンの入った原画には深い味わいがあります。ぜひ会場まで足を運んで原画の魅力に触れてみてください。オススメです。