日本時間30日夜に中継されたApple Special Eventはご覧になりましたか?
開催地が東海岸(ニューヨーク)だったので、いつもより早い時間からの開始となりました。日本のユーザーにとっては見やすい時間帯だったのではないでしょうか。
今回の発表会では、MacBook AirやiPad Proの発表が注目されていますが、Mac miniユーザとしては4年ぶりにアップデートされたMac miniが超目玉でした。ついに「来週」がやってきました。長かった……。
アップデートの内容を一言でいえば、「正常進化」でしょうか。筐体のカラーリングがシルバーからスペースグレーに変更されましたが、外観上のデザインは旧モデルを踏襲しています。最初見たときは、正直ちょっとがっかりしました。しかし中身は堅実な進化を遂げています。
CPUが第8世代Intel Coreプロセッサーにアップデートされ、クアッドコア(Core i3)または6コア(Core i5/i7)が選択可能。RAMは8GB~64GB。ストレージはHDDのオプションがなくなり、128GB~2TBのPCIeベースSSDとなりました。やっとHDDが消えたことで、量販店で吊るしで買ってもSSDモデルということになります。
また入出力インタフェースもモダンにアップデートされました。Thunderbolt 3(USB-C)ポート×4、USB 3ポート×2を搭載したうえに、HDMI端子が残っているのもうれしいです。
すぐに乗り換えるわけではありませんが、インタフェースが変更されたため、新モデルに買い替えても現行の周辺機器をそのまま使えません。Thunderbolt 3(USB-C)ポートを中心とした構成に移行する必要がありそうです。差し当たり新Mac miniへの移行を視野に入れて、外部ストレージの導入を検討したいと思います。
いずれにせよディスコンが心配されたMac miniがAppleから見捨てられなかったことを素直に喜びたいと思います。本当によかった。