7月11日に放送された日本テレビのドラマ「ど根性ガエル」をHuluで見ました。原作は吉沢やすみの「少年ジャンプ」に70年代に連載されていたコミックで、テレビアニメにもなり人気を博しましが、今回はなんと実写です。
平面ガエルは映像的に実写化は不可能とされていましたが、VFXの進歩がそれを可能にしたというわけです。
テレビドラマは原作から16年後の設定
このドラマは原作から16年後の設定。舞台は東京スカイツリーが近くに見える墨田区あたりです。原作では中学生だった主人公ひろしはドラマでは30歳になり、もちろん他のキャラクターは全員16年分歳を重ねています。
ひろし(松山ケンイチ)は無職のニート、京子ちゃん(前田敦子)はバツイチの出戻り、魚屋の息子だったゴリライモ(新井浩文)はなぜかパン工場の社長、五郎ちゃん(勝地涼)は警察官といった具合に進路は人ぞれぞれです。
また平面ガエルのぴょん吉の身にも16年の時を経て異変が表れて……。というあたりからドラマは始まります。ちなみにぴょん吉の声は満島ひかりがアテレコしています。
「よし子先生」を演じる白羽ゆりがイイね
ヅカ的に注目なのは「よし子先生」ですね。16年前は生徒に人気の女教師だった彼女もドラマでは40歳の国語教師という設定です。原作では結婚しましたがドラマでは未婚です。そのよし子先生を演じているのが、元・宝塚トップ娘役の白羽ゆりさん。美しい。注目のテレビドラマにレギュラー出演というのは抜擢といっていいキャスティングです。
この「よし子先生」の衣装がすごい。ミニスカート、ノースリーブのピンクのワンピースです。劇中ではなぜかエプロン姿も披露。まいっちんぐマチコ先生ですか、と突っ込みたくなりますが、わかってるなあという演出です。
今後、梅さんとよし子先生との結婚が取り上げるエピーソードがありそうな予感。いまから楽しみです。
白羽さんの「よし子先生」はネットでも話題ですね。
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今後の展開
初回はドラマの設定を説明する回だったので、本格的なストーリーはこれからです。格差社会を乗り越えて、ひろしが京子ちゃんに迫るのかがカギでしょうか。
また気になったのは、原作ではよし子先生を巡って梅さんと恋敵だった南先生が不在なこと。ゲスト出演でもいいのでぜひドラマに登場してほしいものです。そして各キャラクターの16年間の空白時期についても言及してほしいところです。ひろしの学歴、職歴なども気になりますね。
【参考リンク】
www.ntv.co.jp