退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

元宝塚の野々すみ花、ブログで結婚発表

元・宝塚歌劇団宙組トップ娘役の野々すみ花がご自身のブログで結婚発表しました。娘役ウォッチャーとしては見逃せないニュースです。www.nikkansports.com彼女をして「最期までこの人と生きる」とまで言わしめた男性とは、どんな人だろうと気になりますが、…

【読書感想】堀江貴文『好きなことだけで生きていく。』(ポプラ新書、2017年)

この本はホリエモンからの「最後通告」だという。2015年末に刊行された『本音で生きる』(SB新書)という本の続編ともいうべき本。読書メモをチェックしたら『本音で生きる』も読んでいて、気になることを書き付けていた。好きなことだけで生きていく。 (ポプ…

DVDドライブが壊れたので交換しました

Mac

Mac miniで使用していたロジテック製のDVDドライブが故障しました。DVDを観るときやCDのリッピングぐらいにしか使っていませんでしたが、3年半ぐらいの寿命でした。alltag.hatenablog.jp少し前からドライブ内部からかすかに異音するなと思っていました。ある…

【映画感想】『美味しんぼ』(1996) / 佐藤浩市と三國連太郎の親子共演!

映画『美味しんぼ』(1996年、監督: 森崎東)を鑑賞。雑誌「ビッグコミックスピリッツ」にて連載中(現在、長期休載中)の同名コミックの実写映画化作品。美味しんぼ [VHS]ポニーキャニオンAmazon原作コミックを大胆に脚色しているため、基本設定だけをそのま…

東村アキコの人気コミック「海月姫」を全巻読了。最後は作者が飽きたのか無難なエンディングだった

東村アキコのコミック「海月姫」(全17巻)を読み終わりました。「おしゃれ」に縁のなかった少女・月海と女装男子・蔵之介が繰り広げる騒動を描いたラブコメディ。海月姫(1) (KC KISS)作者:東村 アキコ発売日: 2009/03/13メディア: コミック海月姫(17) (KC KI…

【映画感想】『ザ・ウォーク』(2015) / WTCで綱渡りした実在の大道芸人を映像化

映画『ザ・ウォーク』(2015年、監督:ロバート・ゼメキス)を鑑賞。1974年に今はなきニューヨーク市のワールドトレードセンターのツインタワーの間を綱渡りしたフランス人の大道芸人フィリップ・プティを描く。主演はジョゼフ・ゴードン=レヴィット。ザ・ウ…

【訃報】大杉漣さん急死

俳優の大杉漣さんが21日、急性心不全のため急死した。66歳だった。www.huffingtonpost.jp私は、昔の日本映画が好きなのでスタッフや俳優などの映画関係者の訃報には慣れているつもりだったが、この知らせには本当に驚いた。売れっ子の名バイプレーヤーとして…

サンライズの劇場版アニメをシネコンの4DXで見たいですか?

先日行ったシネコンで「SUNRISE 4DX COLLECTION/サンライズ4DXコレクション」と題した特集上映のポスターを見つけた。サンライズの劇場版アニメをシネコンの4DX劇場で上映する企画だ。上映作品は下記の3作品。詳細はここを参照。 『劇場版 機動戦士ガンダム0…

【映画感想】『の・ようなもの のようなもの』(2016) / 森田芳光監督がいない森田映画

映画『の・ようなもの のようなもの』(2016年、監督:杉山泰一)を鑑賞。森田芳光監督の劇場映画デビュー作『の・ようなもの』(1981年)の35年ぶりの続編。しかし森田監督は2011年に他界しているため、いわゆる森田組のスタッフによりつくられた。主演は松山ケ…

【映画感想】『ワイルド7』(2011) / コミックを安易に実写した失敗例

Amazonプライム・ビデオで映画『ワイルド7』(2011年、監督:羽住英一郎)を鑑賞。主演は瑛太。1969年から1979年にかけて連載された望月三起也の人気コミックの実写映画化。ワイルド7 [DVD]瑛太Amazonまず、この作品が2011年に映画化されたのかよくわからな…

万波奈穂三段が入籍を発表!

日曜日、ニコ生の囲碁番組「ニコスト」を観ていると、番組のなかで囲碁女流棋士の万波奈穂三段がVTR出演でご自身の結婚を発表していました。お惚気けがすごかっです(笑)。お相手は囲碁棋士の伊田篤史八段。今年いちばん驚いたことのひとつです。彼女の通称…

【読書感想】伊吹有喜『カンパニー』(新潮社、2017年)

久しぶりに小説を読みました。プライベートでは妻子に逃げられ、仕事ではそつなく仕事をこなすものの物足りないと査定されリストラ対象になった製薬会社勤務の中年サラリーマン・青柳が主人公。決して一流とはいえないバレエ団が、世界的プリンシパル・高柳…

【映画感想】『ポーラX』(1999) / 鬼才カラックスによる自滅劇

早稲田松竹のレイトショーで映画『ポーラX』(1999年、レオス・カラックス)を鑑賞。以前観たときは「なるほどわからん」と唸った映画だが再挑戦した。私も以前の私ではないはず、と思ったがやっぱり「なるほどわからん」。理解しようと思わずに見るべき映画…

海外のHomePodのレビューを観まくって思ったこと

Appleは2月9日、注目のスマートスピーカー「HomePod」アメリカ、イギリス、オーストラリアでリリースした。価格は349ドル。言葉の壁があるためだろうか、まず英語圏のみで市場投入され日本での発売時期は未定。 実際にHomePodを手にしてメディアやYouTuberた…

【映画感想】『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) / 本当にこれでいいのか?

遅まきながら近くのシネコンで映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017年、監督:ライアン・ジョンソン)を観てきた。レイを主人公とする続三部作の第2章「エピソード8」である。事前に前作の「フォースの覚醒」を自宅で見直して準備万端でスクリーンに…

iPadを使うようになって真価を発揮したアプリ3つ

iPad 9.7 (2017)を使い始めてよかったのは、これまでiPhoneで使っていたアプリをそのまま使えたことです。どちらもiOSなので当たり前と言えばそうなのですが、ベンダーにとってはユニバーサルアプリを開発するのは負担だと思いますが、ユーザーにとってはと…

iPad 9.7 (2017) を1か月使ってイマイチだった3つのこと

今年のApple Storeの初売りで購入したiPad 9.7 (2017) を1か月ほど使いました。現在、新品で買える最も廉価なiPadで「無印」とも呼ばれています。ざっくり言うとコスパのよい買い物でとても満足しています。しかしイマイチだと思ったこともあったので、以下…

【映画感想】『女の教室』(1959) / 女子医大生たちの青春群像劇

新文芸坐の《大映女優祭 in 新文芸坐》で映画『女の教室』(1959年、監督:渡辺邦男)を鑑賞。恋愛や進路に悩みながらも国家試験を控えた7人の女子医大生を描いた青春群像劇。田舎の貧しい母子家庭で育った操(野添ひとみ)と、裕福な恵まれた環境の有為子(叶…

【映画感想】『貴族の階段』(1959) / 二・二六事件を背景にした悲恋模様

新文芸坐の《大映女優祭 in 新文芸坐》で映画『貴族の階段』(1959年、監督:吉村公三郎)を鑑賞。原作は武田泰淳の同名小説。二・二六事件(1936年)を取り上げた歴史映画かと思ったが、昼のメロドラマになりそうな結構ドロドロとした話だった。貴族の階段 (角…

【読書感想】松嶋桃『京大卒雀士「戦わない」受験勉強法 一流大学に合格するために必要なたった5つのこと』(ベストセラーズ、2017年)

タイトルにある「京大卒雀士」というコピーと、帯の筆者の写真に惹かれて手に取る。京都大学法学部まで出てプロ雀士とは反社会的ではないか。どうせチャラい本だろうと思いながら読み始める。京大卒雀士「戦わない」受験勉強法 一流大学に合格するために必要…

【映画感想】『細雪』(1959) / 役者で楽しむ島耕二版「細雪」

新文芸坐の《大映女優祭 in 新文芸坐》で映画『細雪』(1959年、監督:島耕二)を鑑賞。谷崎潤一郎の代表作である同名小説の映画化。1950年にも新東宝が映画化しているので2度目の映画化になる。細雪 [DVD]轟夕起子Amazon没落する大阪の旧家の四姉妹がそれぞれ…

【映画感想】『夜の蝶』(1957) / 京マチ子 vs 山本富士子

新文芸坐の《大映女優祭 in 新文芸坐》で映画『夜の蝶』(1957年、監督:吉村公三郎)を鑑賞。当日の併映作は『細雪』で、フライヤーには「競艶 京マチ子&山本富士子」とあった。夜の蝶 [DVD]発売日: 2016/10/28メディア: DVD舞妓の上がりのおきく(山本富士…

【宝塚】音花ゆりが結婚、芸能活動休止

娘役ウォッチャーとしては見逃せないニュースがあった。宝塚歌劇団・星組で活躍した元タカラジェンヌの音花ゆりさんの結婚の報である。まあ妙齢であるしあまり驚くこともないだろうが相武紗季の姉ということで大きく報じられた。www.oricon.co.jp一般男性(…

AbemaTVでテレビアニメ「伝説巨神イデオン」配信中!

今週からAbemaTVでテレビアニメ「伝説巨神イデオン」(全39話)が配信されている。これは機動戦士ガンダムの富野由悠季(当時:富野喜幸)が総監督を務めた伝説のテレビアニメ。東京12チャンネル(現・テレビ東京)で1980年から1981年まで放送された。伝説巨神…

【読書感想】モーリー・ロバートソン『挑発的ニッポン革命論 煽動の時代を生き抜け』(2017年、集英社)

タイトルには”ニッポン革命論“とあるが、トランプ大統領やヨーロッパのテロなどの世界情勢を俯瞰しながら論じる「モーリーの日本人論」という趣の一冊。雑誌「週刊プレイボーイ」の連載の再構成。挑発的ニッポン革命論 煽動の時代を生き抜け作者:モーリー・…

【映画感想】『タイタニック』(1997) / アカデミー賞を総なめした超大作

『さよなら日劇ラストショウ』という特別上映会で映画『タイタニック』(1997年、監督:ジェームズ・キャメロン)を鑑賞。正直いうと何度も見たくなる映画ではないが、映画館の大スクリーンで見るもの悪くないだろうとひさしぶりに見てきた。当時大ヒットした…

さよなら「TOHOシネマズ 日劇 」

「TOHOシネマズ 日劇 」は、2018年2月4日(日)をもって閉館します。そこで『さよなら日劇ラストショウ』という特別上映会イベントに行ってきました。最後に鑑賞したのは、ハリウッド大作の『タイタニック』(1997年)です。「日劇ラストショウ」のポスターこ…

ニコ生「ヒカルの碁 鑑賞会」が最終回でした

週末、ニコ生で配信されてきた「ヒカルの碁 鑑賞会」が最終回を迎えました。2001年から2003年にかけテレビ東京で放送された人気アニメ「ヒカルの碁」(全75話)を配信して、番組内でアニメで対局された棋譜解説を行う企画です。「ヒカルの碁 鑑賞会」最終回番…