退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2018-02-10から1日間の記事一覧

【映画感想】『貴族の階段』(1959) / 二・二六事件を背景にした悲恋模様

新文芸坐の《大映女優祭 in 新文芸坐》で映画『貴族の階段』(1959年、監督:吉村公三郎)を鑑賞。原作は武田泰淳の同名小説。二・二六事件(1936年)を取り上げた歴史映画かと思ったが、昼のメロドラマになりそうな結構ドロドロとした話だった。貴族の階段 (角…