退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2018-02-17から1日間の記事一覧

【読書感想】伊吹有喜『カンパニー』(新潮社、2017年)

久しぶりに小説を読みました。プライベートでは妻子に逃げられ、仕事ではそつなく仕事をこなすものの物足りないと査定されリストラ対象になった製薬会社勤務の中年サラリーマン・青柳が主人公。決して一流とはいえないバレエ団が、世界的プリンシパル・高柳…