退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【悲報】「ニュースで英会話」が番組終了です

2018年3月末をもってEテレ「ニュースで英会話」が終了しました。番組は、9年間ほど続いたことになり、語学番組として長寿となりました。最近はデーモン閣下の出演もあり、面白く見ていたので残念です。この番組は2009年に始まったNHKの語学番組です。NHKが…

【映画感想】『クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落』(2014) / ある実業家の没落と夫婦愛

タイムシェアで不動産業界で大成功したヴィッド&ジャッキー・シーゲル夫妻は、フロリダに総工費100億円を投じて、個人の住宅としては最大級の自宅を建築することを決意した。ベルサイユ宮殿を模した大邸宅だ。しかし、リーマンショックにより会社倒産の危機…

コミック「スティーブ・ジョブズ」を全巻読み終わった! 最終巻は駆け足だが後味はよし

ヤマザキマリのコミック「スティーブ・ジョブズ」(全6巻)を読み終わりました。ウォルター・アイザックソンよるスティーブ・ジョブズの伝記が原作。スティーブ・ジョブズ(1) (KCデラックス)作者:ヤマザキ マリ講談社Amazonスティーブ・ジョブズ(6)<完> (KCデ…

新しいiPad 9.7インチ (2018)がやってきた。Apple Pencil対応!

シカゴで開催されたAppleの教育分野向けイベント「Let’s take a field trip.」で、iPadの新製品が発表されました。iPadの第6世代になります。私は、今年の初売りでiPad 9.7インチ(第5世代、2017年モデル)を買ったので、自分のiPadがもうディスコンになるの…

【読書感想】鳥飼玖美子『英語教育の危機』(ちくま新書、2018年)

これまで英語教育改革に警鐘を鳴らし続けてきた筆者による総括本だ。私も「がんばれ」と陰ながら応援していたが、どうも手遅れのようだ。英語教育の危機 (ちくま新書)作者:玖美子, 鳥飼筑摩書房Amazonこの本では、これまでの英語教育改革の歴史を振り返った…

「MJ’s FES みうらじゅんフェス!マイブームの全貌展 SINCE 1958」@川崎市市民ミュージアム

会期終了間際に川崎市市民ミュージアムまで遠征して「みうらじゅんフェス」を見てきました。副都心線と東横線が乗り入れするようになったのでかなり楽になりましたが、交通費が高いのには閉口しました。武蔵小杉駅からさらに路線バスに揺らてようやく会場に…

【映画感想】『河内のオッサンの唄』(1976) / 川谷拓三の初主演作

シネマヴェーラ渋谷の《名脇列伝III ピラニア軍団・役者稼業》で映画『河内のオッサンの唄』(1976年、斉藤武市監督)を鑑賞。ミス花子ヒット曲「河内のオッサンの唄」の映画化で、川谷拓三の初主演作。ピラニア軍団の面々のほか、夏純子、岩城滉一、ミヤコ蝶…

【映画感想】『ピラニア軍団 ダボシャツの天』(1977) / 竹田かほりの映画デビュー作

シネマヴェーラ渋谷の《名脇列伝III ピラニア軍団・役者稼業》で映画『ピラニア軍団 ダボシャツの天』(1977年、山下耕作監督)を鑑賞。原作は政岡としやのコミック「ダボシャツの天」。主演は川谷拓三。東映京都撮影所の大部屋俳優が結成した「ピラニア会」の…

底辺校の生徒が東大受験を目指す、コミック「ドラゴン桜」を全巻読了

今年の大学受験シーズンもほぼ終わったが、昨年秋から読み始めた三田紀房のコミック「ドラゴン桜」 (全21巻)を読了した。2003年から2007年まで「モーニング」に連載された人気作品。私が読んだのはこれで3度目になる。ドラゴン桜(1) (モーニング KC)作者:三…

さらに進歩していたApp Store & iTunesカードキャンペーン

ちょっと高いアプリを買うために、セブンイレブンでApp Store & iTunesカードキャンペーンを利用して購入しました。5パーセントの増量です。過去何度か同様のキャンペーンを利用したことがありましたが、増量分をもらう手続きが面倒だでした。別サイトにアク…

【映画感想】『模倣犯』(2002) / ガンバりすぎた山崎努

神保町シアターの《赤川次郎と現代ミステリーの世界 映画で愉しむ謎解きエンターテインメント!》という企画で、映画『模倣犯』( 2002年、森田芳光監督)を鑑賞。原作は宮部みゆきの長編小説。中居正広主演。模倣犯 [DVD]中居正広Amazon評判がよくない作品だ…

【読書感想】『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(講談社現代新書、2017年)

日本の人口減少を「静かなる有事」と呼び、警鐘を鳴らす。しかし読み進めていくうちに、「日本、詰んでるな」と諦めの境地になった。未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)作者:河合 雅司発売日: 2017/06/14メディア: 新書本書は二…

「ポスターでみる映画史Part 3 SF・怪獣映画の世界」展 @東京国立近代美術館フィルムセンター

東京国立近代美術館フィルムセンター で、映画上映まで少し時間があったので、前から気になっていた「ポスターでみる映画史Part 3 SF・怪獣映画の世界」展 を見てきました。文字通り、東西のSF映画のポスター展です。フライヤーには『メトロポリス』から『マ…

【映画感想】『狂い咲きサンダーロード』(1980) / 山田辰夫がすごくいいね

東京国立近代美術館フィルムセンターの《自選シリーズ 現代日本の映画監督6 石井岳龍》で映画『狂い咲きサンダーロード』(1980年)を鑑賞。石井聰亙(現・石井岳龍)監督の日芸の卒業制作作品だった。学生映画にもかかわらず全国公開された伝説のカルトムー…

【読書感想】枡野惠也『人生をはみ出す技術』(日経BP社、2017年)

筆者は、東大法学部からマッキンゼーに進み、何度かの転職を経てパンツブランドの社長に転身したユニークな経営者。カバーにあった筆者近影のカイゼル髭はインパクトがあるし、社長として全社員の前でパンツ1枚になるらしい。人生をはみ出す技術 自分らしく…

千代田区立図書館のWebサービスが復旧しました

昨年11月からサービス停止していた千代田区立図書館のWebサービスがようやく復旧しました。14日から千代田区立図書館ホームページと図書館システムが新しくなりました、というメールが届きました。昨年秋にセキュリティ上の問題が発生したといしWebサービス…

【読書感想】大杉漣『現場者―300の顔をもつ男』(マガジンハウス、2001年)

先月急逝した俳優・大杉漣さんの自伝を読んでみました。タイトルの「現場者」は〈げんばもん〉と読ませます。現場者―300の顔をもつ男作者:大杉 漣メディア: 単行本この本では、大学進学のため上京した後、転形劇場で舞台俳優として俳優としてのキャリアを始…

【映画感想】『花と怒涛』(1964) / 久保菜穂子の背中に刮目せよ!

新文芸坐の《緊急上映 追悼・川地民夫》で映画『花と怒涛』(1964年、監督:鈴木清順)を鑑賞。小林旭主演の日活映画。花と怒涛 [DVD]小林旭Amazon舞台は凌雲閣がそびえる大正時代の浅草界隈。婚礼の行列から花嫁・おしげ(松原智恵子)を奪い、そのまま駆け落…

【映画感想】『懲役太郎 まむしの兄弟』(1971) / 「まむしの兄弟」シリース第1作

新文芸坐の《緊急上映 追悼・川地民夫》で映画『懲役太郎 まむしの兄弟』(1971年、監督:中島貞夫)を鑑賞する。菅原文太・川地民夫の主演で全9作つくられた「まもしの兄弟」シリーズの第1作。東映映画。懲役太郎 まむしの兄弟 [DVD]発売日: 2009/07/21メディ…

財務省が森友文書の改ざん認めた! もう日本ダメかもしれんね…

財務省が「森友文書の改ざん」を認める報告書を国会に提出した。これを聞いたときどこかの外国のニュースかと一瞬耳を疑ったが、もちろん日本で現在進行中の事件である。行政文書を改ざんして国会に提出していたという前代未聞のスキャンダルになった。およ…

【映画感想】『パターソン』(2016) / 何も起こらない静かな映画

早稲田松竹で映画『パターソン』(2016年、ジム・ジャームッシュ監督)を見てきました。気になっていた映画でしたが、封切り時は行きそびれてようやく鑑賞しました。パターソン [Blu-ray]発売日: 2018/03/07メディア: Blu-ray米ニュージャージー州パターソン市…

「平成29年度 東京空襲資料展」@東京芸術劇場

近くまで行ったので池袋の東京芸術劇場で東京空襲資料展を見てきました。主催は東京都で、都の条例により、3月10日は「東京都平和の日」に定めれていて、これに関連する資料展です。1945年3月10日未明の米軍による大空襲により多くの尊い命が失われました。…

【悲報】AbemaTVのアニメ関連チャンネル縮小

4月より、AbemaTVのアニメ関連チェンネルが縮小されることが発表されました。これまでの5チャンネルから、4月からは3チャンネルになります。「新アニメCHが爆誕」などと景気のいいコピーが踊っていますが、事実上の事業規模の縮小です。www.cyberagent.co.jp…

【映画感想】『あゝ、荒野』(2017) / 寺山修司の長編小説の映画化作品を前後編一気に見たよ

新文芸坐で『あゝ、荒野』(2017年、監督:岸善幸)の前後編を二本立で上映していたので見てきた。お値打ちかと思ったが、この興行は特別料金だったのでやや不満に思った。それでも封切りで見るよりは随分と安かったし、前後編を一気に見れたのもよかった。あ…

iPhone 6sのバッテリーを交換するとこれほど速くなる!?

先日、古いiPhoneが遅くなるのは意図的にそうしてからだとAppleが認めて炎上しました。集団訴訟に至った事例も報道されています。このパフォーマン低下は、新モデルを買わせるための「策謀」ではなく、バッテリー劣化による「突然シャットダウン」を緩和する…

【読書感想】吉野源三郎、羽賀翔一『漫画 君たちはどう生きるか』(マガジンハウス、2017年)

吉野源三郎による児童向けの教養小説の古典が始めてマンガ化された。発売以来、バカ売れしているとのことで手にとってみた。我ながらミーハーだと呆れるが、どうしても気になるので仕方ない。漫画 君たちはどう生きるか作者:吉野源三郎発売日: 2017/08/24メ…

【映画感想】『アトミック・ブロンド』(2017) / 女スパイ・シャーリーズ・セロンのハードアクションがスゴい

新文芸坐で映画『アトミック・ブロンド』(2017年、監督:デヴィッド・リーチ)を鑑賞。冷戦末期のベルリンを舞台にしたスパイアクション映画。主演はシャーリーズ・セロン。アトミック・ブロンド [Blu-ray]デヴィッド・リーチAmazonこの映画は『裏切りのサー…

【映画感想)『ベイビー・ドライバー』(2017) / アクション・ミュージカル映画という新ジャンル

新文芸坐で映画『ベイビー・ドライバー』(2017年、監督:エドガー・ライト)を鑑賞。アンセル・エルゴート主演。ベイビー・ドライバー [DVD]発売日: 2018/01/24メディア: DVD天才的な運転技術を持つベイビー(アンセル・エルゴート)は、強盗犯罪の逃し役を請…

ロンブー田村淳、「青学一直線」ですべての入試に不合格!

ロンドンブーツ1号2号の田村淳がAbemaTVの番組「偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~」のなかで受験した青山学院大学のすべての入試に不合格だったことを発表した。全学部入試に続き、4学部の個別学部入試の受験に失敗した。abemat…

AbemaTVでテレビアニメ「伝説巨神イデオン」の衝撃の最終回を見たよ

先月からAbemaTVで配信されていたテレビアニメ「伝説巨神イデオン」を見終わった。配信時間帯がキビシイかったのでなかなかリアルタイムでは見れなかったが、なんとか最終回まで完走した。伝説巨神イデオン Blu-ray BOX塩屋翼Amazon機動戦士ガンダムの富野由…