シカゴで開催されたAppleの教育分野向けイベント「Let’s take a field trip.」で、iPadの新製品が発表されました。iPadの第6世代になります。
私は、今年の初売りでiPad 9.7インチ(第5世代、2017年モデル)を買ったので、自分のiPadがもうディスコンになるのは複雑な気持ちです。しかし新モデルは気になります。
今回発表されたiPad 9.7インチ (2018)の最大の特徴は、Apple Pencil対応であること。これまで上位モデルiPad Proのみの対応だったApple Pencilが廉価モデルでも使えるようになりました。ただし、Apple Pencilは別売りで10800円(税別)也です。併せてプロセッサもA10 Fusionに更新されています。
気になるプライスは、日本での販売価格は37,800円(税別)からと旧モデルから据え置きとなっています。3万円を切る廉価版の登場もウワサされていましたが、Appleはそう簡単に安売りはしないようです。
それでも教育分野向けにはやや高い価格設定に思えますし、なによりApple Pencilが高すぎます。今回、廉価版のApple Pencilが発表されるのではないかと予想していましたが、それはありませんでした。
もっとも下の記事によれば米国では教育分野向けの価格が設定されていて、学校向けには本体は$299から、そしてApple Pencilは$89で提供されるようです。
まあ正常進化と言ってよい新モデルですが、旧モデルのユーザーとしては、いまのところApple Pencilに興味がないこともあり、買い換えるほどでもなかったので一安心というのが正直なところです。
余談ですが、今回面白いなと思ったのは新しいiPadの紹介ページのデザインです。手書き文字が多用されていて日本語版を用意するのが大変だったのではないでしょうか。英語版と日本語版を見比べてみると面白いです。