退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

都営地下鉄ワンデーパスが使いにくい4つの理由(2015年夏版)

※「都営地下鉄ワンデーパスが使いにくい5つの理由(2019年春版)」をこちらに掲載しました。暑かった夏もよくやく終わりですが、今年の「夏のワンデーパス」のシーンズも終了しました。都営地下鉄ワンデーパスとは、500円で都営地下鉄が1日乗り放題になるお…

吉井和哉のカバーアルバム「ヨシー・ファンクJr. 〜此レガ原点!!〜」を聞いてみた

そろそろ夏も終わりだが、この夏の間ヘビーローテションしていたのが、吉井和哉が昭和歌謡やポップスをカバーしたアルバム「「ヨシー・ファンクJr. 〜此レガ原点!!〜」だった。お気に入りの一枚だ。ヨシー・ファンクJr.~此レガ原点!!~アーティスト:吉井和哉…

【映画感想】『ラストゲーム 最後の早慶戦』(2008) / 戦時下の青春の輝きを描く感動作

新文芸坐の《戦後70年企画 第二部 映画を通して検証する 日本の戦争/今こそ、反戦平和の誓いをこめて》という企画で、映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』(2008年、監督:神山征二郎)を鑑賞。ラストゲーム 最後の早慶戦 (通常版) [DVD]出版社/メーカー: ポニ…

【読書感想】古市憲寿『保育園義務教育化』(小学館、2015年)

都市部で待機児童が社会問題になって久しいが、この本は「もし保育園が義務教育になったら…」というユニークな視点で少子化のみならず社会のレベル向上の可能性を探っている。保育園義務教育化作者: 古市憲寿出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/07/01メデ…

ニコ生「ヒカルの碁 名局鑑賞会」が面白かった

8月26日にニコ生で生放送された「ヒカルの碁 名局鑑賞会」という番組を見ました。2001年から2003年に放送されたアニメ「ヒカルの碁」の対局場面を見て、その後プロ棋士が解説するという豪華な番組です。 ヒカルの碁 コンプリート DVD-BOX (全75話, 1800分)…

【映画感想】『月光の夏』(1993) / 実話を基にした特攻隊員の戦争秘話

新文芸坐の《戦後70年企画 第二部 映画を通して検証する 日本の戦争/今こそ、反戦平和の誓いをこめて》という企画で、映画『月光の夏』(1993年、監督:神山征二郎)を鑑賞。原作は毛利恒之の同名小説。月光の夏 [DVD]若村麻由美Amazon太平洋戦争末期、出撃を…

「こども+おとな工芸館 ピカ☆ボコ」展 @東京国立近代美術館工芸館

東京国立近代美術館工芸館で開催中の「こども+おとな工芸館 ピカ☆ボコ オノマトペで読みとく工芸の魅力」という作品展をみてきました。ツヤツヤ、ピカピカ、ボコボコ、ザラザラ…といった擬態語や擬声語(オノマトペ)が日本語にはたくさんり、質感の印象を…

Macを自動スリープさせないようにするCaffeine

Mac

Macを自動的にスリープさせないようにするアプリを教えてもらいました。定番アプリらしいです。アプリの名称はCaffeineです。CaffeineLighthead Softwareユーティリティ無料時間がかかる処理を実行中に休憩していると、いつの間にかMacがスリープしていて処…

アニメ版「DEATH NOTE」を完走しました

先日、 大場つぐみ、小畑健のコミック「DEATH NOTE」を通読したので、勢いで2006年に放送された深夜アニメ(全37話)にも挑戦しました。DEATH NOTE 1 [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2006/12/21メディア: DVDコミックは文字が多くてテンションが上がら…

谷山浩子さんのラジオ番組「RADIO1980 2015夏」を聞きました

21日の夜、NHK-FMで谷山浩子さんのラジオ番組を聞きました。NHK-FMの「RADIO1980 2015夏」という生番組です。一週間アーティストたちが日替わりでDJを担当するという企画で、谷山さんはそのトリでした。今年の1月に放送された「RADIO 1980」でも谷山さんは出…

【読書感想】沢木サニー祐二『「おバカ大国」オーストラリア - だけど幸福度世界1位! 日本20位!』(中公新書ラクレ、2015年)

嫌韓・嫌中のブームに乗った本はよく見かるが、オーストラリア人気質を取り上げた本は珍しい。書店でタイトルが目にとまったので手にとってみた。この類の新書には内容とは関係なくタイトルに「おバカ」などの強烈な語が踊るのが常のようだ。「おバカ大国」…

企画展示「ドイツと日本を結ぶもの-日独修好150年の歴史-」@国立歴史民俗博物館

千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館(以下、歴博)で企画展示「ドイツと日本を結ぶもの-日独修好150年の歴史-」を見てきました。東京左半分からはるばる出かけたので小旅行。京成佐倉駅で下車して徒歩で歴博を目指します。徒歩15分。あまりにも遠い、そして…

全国からTOKYO MXを無料で視聴できるiPhoneアプリ「エムキャス」がすごい

以前より注目していたiPhoneアプリ「エムキャス」がアップデートされてたので紹介します。このアプリは東京の尖ったローカル・テレビ局TOKYO MXを東京からだけでなく全国から見ることができるアプリです。テレビが無料で視聴できる!エムキャスTOKYO MXエン…

【映画感想】『アイアンマン3』(2013) / 「アイアンマン」シリーズ三部作の完結作

「アベンジャーズ」の新作のプロモーションなのか、映画『アイアンマン3』(2013年、監督:シェーン・ブラック)がHuluで配信されていたので見てみました。アイアンマン3 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式…

アニメンタリー『決断』を見て思ったこと

太平洋戦争を題材にした竜の子プロダクション制作のテレビアニメ『決断』(全25話)が、Huluで配信されていたので何本か見てみた。1971年の放送時には、第26話が放送されたが戦争とはまったく関係ない野球の話だったらしい。決断 [HDネガテレシネ・リマス…

遊就館に行ってきた

靖国神社境内に併設されている遊就館に行ってきました。九段下までは普段から何度も来る機会があったのですが、戦後70年ということもあり久しぶりに拝観してきました。メインは戦没者や軍事関係の資料を収蔵・展示であり、日本では珍しい軍事博物館でもあり…

「戦後70年談話」で思ったこと

8月14日、安倍晋三首相がいわゆる「戦後70年談話」(安倍談話、閣議決定)を発表した。発表前から内容について憶測が飛び交い注目を集めていた。歴代内閣の談話を踏襲すると伝えられたので、それなら70周年という中途半端はタイミングでわざわざ談話を出す必…

「知っていますか―ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾」展 @JCIIフォトサロン

JCIIフォトサロンで被爆70年を迎える広島、長崎の惨状を捉えた写真を集めた「知っていますか…ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾」写真展を見てきました。半蔵門駅から徒歩1分。入場無料。被爆直後に撮影された写真原板が残されているものを中心に構成し、オリジ…

【読書感想】佐々木典士 『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス、2015年)

書店で巻頭の写真に惹かれて読んでみた。帯に「人生が動き出す、モノが少ない幸せ」とある。この類の本は時代を越えて異曲同工に繰り返し出てるよね、などと思いながら読み出す。ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -作者:佐々木 …

「金沢の町家 ‐活きている家作職人の技‐」展 @LIXILギャラリー

京橋のLIXILギャラリーで「金沢の町屋」展を見てきました。建築における伝統技術はいかに保存され継承されているのか。その実例を金沢の町家に見ていく企画展です。入場無料。北陸新幹線開通で注目を集める加賀百万石の城下町・金沢は、東京のように震災や戦…

【映画感想】『日本残侠伝』(1969) / 日活による任侠映画の珍作

シネマヴェーラ渋谷の《デビュー50周年記念 女優・梶芽衣子》という企画で映画『日本残侠伝』(1969年、監督:マキノ雅弘)を鑑賞。巨匠・マキノ雅弘が日活で撮ったレアな任侠映画。主演は高橋英樹。東映の任侠映画が好調なのを横目に、日活が「オレもひとつ…

【映画感想】『あゝひめゆりの塔 』(1968) / 吉永小百合主演で描く「ひめゆり部隊」の悲劇

シネマヴェーラ渋谷の《デビュー50周年記念 女優・梶芽衣子》という企画で映画『あゝひめゆりの塔』(1968年、監督:舛田利雄)を鑑賞。沖縄戦で玉砕した女子師範学校の生徒(ひめゆり部隊)の悲劇を描いた戦争映画。主演は吉永小百合。白黒映画。日活100周年…

National Geographic: マリファナ特集 (2015年6月号)

移動中にツンドクしていたNATIONAL GEOGRAPHIC (2015年6月号)を持ち出して、マリファナ特集をぱらぱら読みました。表紙から、いきなりWEED(マリファナ)という文字が踊る直球のデザインです。 National Geographic [US] June 2015 (単号)作者:出版社/メー…

コミック「DEATH NOTE」を読了しました

コミック「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ、作画:小畑健)を読み終わりました。ジャンプ・コミックスで全12巻。DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)作者: 大場つぐみ,小畑健出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/04/02メディア: コミック ク…

中山美穂主演、懐かしのテレビドラマ「ママはアイドル!」を見た

1987年にTBSで放送されたドラマ「ママはアイドル!」をHuluの配信で見た。当時、人気絶頂にあった中山美穂と後藤久美子がキャスティングされたコメディー・ドラマ。ママはアイドル ! DVD-BOX中山美穂Amazon妻を亡くして3人の子どもを育てる社会科担当の中学…

NHK Eテレ「趣味どきっ! 一声入魂!アニメ声優塾」始まる

NHK Eテレの趣味番組「趣味どきっ! 一声入魂!アニメ声優塾」が始まりました。8月から9月までの8回にわたり、ベテラン声優を番組に招いていろいろと話を聞くという番組です。番組のナビゲーター(塾長)を務めるのは、しょこたんこと中川翔子さん、そして各…

【映画感想】『ドカベン』(1977) / 数少ないコミック実写化の成功例

神保町シアターの《夏休み特別企画 漫画から生まれた映画たち》という企画で、映画『ドカベン』(1977年、監督:鈴木則文)を鑑賞。水島新司原作の野球マンガの金字塔を正面から実写化。実に楽しい。ドカベン [DVD]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日: 2007/0…

【読書感想】永井忠孝『英語の害毒』(新潮新書、2015年)

エスキモー語を専門にする言語学者が、会話重視、早期教育、公用語化などの最近の英語の関する動向を「自発的な植民地化」と喝破し、迫り来る「英語の脅威」を検証していく本である。英語の害毒 (新潮新書)作者:永井 忠孝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 201…

【映画感想】『体脂肪計タニタの社員食堂』(2013) / 気軽に見れるコメディ映画

こんな映画があったのか思いながらDVDを借りてきて、映画『体脂肪計タニタの社員食堂』(2013年、監督:李闘士男)を鑑賞。ほとんど期待してなかったこともあり、力を抜いて見れるコメディ映画としてはなかなか楽しい。映画 体脂肪計タニタの社員食堂 (DVD2枚…

沖縄のやきもの展 @石洞美術館

近くまで行ったついでに、以前より行ってみたかった石洞美術館に行ってきました。最寄り駅は京成線・千住大橋駅になりますが、私の行動範囲から大きく外れているのでなかなか行く機会のエリアです。この美術館は千住金属工業株式会社会社(はんだ製造)本社…