京橋のLIXILギャラリーで「金沢の町屋」展を見てきました。建築における伝統技術はいかに保存され継承されているのか。その実例を金沢の町家に見ていく企画展です。入場無料。
北陸新幹線開通で注目を集める加賀百万石の城下町・金沢は、東京のように震災や戦災に遭うこともなくなく現在に至っています。そのため昔ながらの町家が残っているようです。
大工、石工、瓦、左官、畳、建具、表具といった職人たちの技が道具、材料、行程サンプルなどを交えて紹介されています。インタビューなど職人に注目した展示になってるのが特徴です。写真やビデオに見る職人たちは頑固そうです。これまで脈々と受け継がれてきた伝統技術は、今後も伝承されていくのか後継者問題が気になります。
クラフトマンシップに生きる職人たちが尊敬を集める世の中になるといいなと思いました。
大きな展示会ではありませんがぶらりと立ち寄ってみてください。近くにはピーポーくんがいる警察博物館もあります。
▼企画展の案内
▼継手・仕口の模型(手にとって試せます)
▼銀座方面からギャラリーを望む
【関連リンク】
www1.lixil.co.jp