先日、 大場つぐみ、小畑健のコミック「DEATH NOTE」を通読したので、勢いで2006年に放送された深夜アニメ(全37話)にも挑戦しました。
コミックは文字が多くてテンションが上がらないと読む気分になりませんでしたが、さすがにアニメは見るだけなのに楽ですね。
L(山口勝平)が死亡するまでを描く第1部(第1話 - 第26話)とそれ以後の第2部(第27話 - 第37話)の二部構成です。第1部は原作に忠実にアニメ化されていて好感が持てますが、第2部はかなり駆け足になり、シーンのカットや編集が目立ちます。途中で話数が短縮されたのかもしれませんが、第1部の流れで最後までアニメにしてほしかった。
とくに残念だったのクライマックス。松田(内藤玲)が夜神月(宮野真守)に発砲するシーンで連射するのは、ちょっと美しくないなぁ。一発だけ撃つのがよかったのに……。
さらにコミックでは夜神月の死後、弥海砂(平野綾)がキラ教(?)の教祖になって京都たちを従えている画がとても美しく印象的でしたが、アニメでは弥海砂がビルの上に立ち、飛び降り自殺を暗示するラストでした。ちょっとこれは違うなあと思いました。
繰り返しになりますが、第1部のように原作に忠実にアニメ化してほしかったという思いが残ります。惜しい作品です。
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