池田理代子による少女漫画の金字塔「ベルサイユのばら」の連載開始50年を記念してイベントが目白押し。TOKYO MXでテレビアニメ全40話のうち13話がセレクション放送されています。
📺昼10時30分~
— TOKYO MX アニメ情報【公式】 (@mx_anime) 2022年10月1日
🆕『「ベルサイユのばら」セレクション【誕生50周年記念】』
#1「オスカル!バラの運命」
🌹「#ベルサイユのばら 」誕生50周年を記念して、TVアニメ全40話の中から13話をセレクション放送! https://t.co/EIAWdo3y9x#TOKYOMX #ベルばら
毎週日曜朝の放送ということもあり録画して見ていますが、画面の時刻表示がじゃますぎます。気になるとますます気になるから困る。日曜日の朝にこの時刻表示を必要とする人がどれだけいるのだろう。それとも表示させないといけない社内ルールがあるのだろうか。ぜひ止めてほしいものです。
またセレクション放送なのも残念。ぜひ全話放送してほしかった。初見の人は物語の筋を追えないと思うが、あまりにも有名な作品なのでその心配はないのかもしれません。
まだ序盤なので総監督の長浜忠夫がクレジットされていますが、彼は第13話で降板しており、第19話以降は出崎統がチーフディレクターとして腕を振っています。結果的にはこの交代劇が奏功して、出崎演出が独特の少女漫画独特の詩的世界観を描くことに成功してテレビアニメ版が人気を博すことになります。
このアニメの魅力は、馬飼野康二が担当した音楽にもあります。劇伴だけでなく主題歌「薔薇は美しく散る」と「愛の光と影」を作詞家・山上路夫と組んで担当しており、この2曲も名曲と言ってもよいでしょう。
また声優陣では、フェルゼン役を演じた野沢那智が印象に残っています。今とはまったく事情がちがうので比較は難しいでしょうが、やっぱり上手いなと唸らせます。
さて現在、六本木では「ベルサイユのばら展」が開催されています。最近、新型コロナが一段落したせいか、やたらと「○○展」というイベントが多い気もしますが、ぜひ足を運んではいかがでしょう。