退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

懐かしい「iPhoneのピーク性能を落としていた件」が決着

懐かしい記事を見つけました。2017年12月に発覚した「iPhoneのピーク性能を落としていた件」で、Appleが和解金を払うことで集団訴訟を起こしたユーザーと合意したというニュースです。

gigazine.net

この記事によれば、和解金の内訳の以下のとおり。

iPhoneのピーク性能を落としていた件」が明らかになる前の段階で、iPhone 6シリーズもしくはiPhone 7シリーズを購入していたユーザーに対し、1人当たり25ドル(約2700円)。また、集団訴訟を提起した人たちに対しては1500ドル(約16万円)または3500ドル(約38万円)、弁護士に対しては約9000万ドル(約100億円)が支払われることとなります。和解金の最低支払額は3億1000万ドル(約340億円)で、和解金の受け取りを求める人がほとんどいない場合は、1人当たりの配当が増加する可能性もあるとのことです。

まあAppleはお金持ちなのでこの程度ではびくともしない。むしろユーザーに対して不誠実だったという悪いイメージがついたことの方が影響が大きいでしょう。まあ勝手に古いiPhoneのCPU性能を意図的に低下されたら誰でも怒ります。とくにiPhoneが遅くなっと思って端末を買い替えたユーザーは怒り心頭です。

そういう私は、この騒動でふだんより安くバッテリー交換できたのでちょっと得した思い出があります。ただバッテリー交換後に体感的にパフォーマンスが向上したのも事実だったので「これじゃ訴えられても仕方ないよね」とも思いました。

alltag.hatenablog.jp

あれから2年も経ってようやく「暫定的」に和解が成立したというニュースを聞くと、なんでも裁判する国も大変だなと思った次第です。

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