まだまだ現役で活躍中のiPhone 6s。先日バッテリーをApple Storeで交換してもらいました。バッテリー交換を検討している人の役に立つかと思い、気がついたことをメモしておきます。
はじめに
導入してから2年半経ち、体感的にも明らかにバッテリーが劣化したと感じられるようになりました。バッテリーの持続時間もさることながら、パフォーマンスが低下し動作がもっさりするようになりました。どうしたものだろうか……。
先日のWWDC 2018で新しいiPhone SEが発表されるかと期待していましたが、新しいハードウェアの発表はなし。そこで買い替えを先送りしバッテリーを交換してiPhone 6sの延命を図ることにしました。
事前に準備すること
まずバッテリー交換前に準備することを挙げます。
- GENIUS BARに予約
- iPhoneのバックアップをとる
- 「iPnoneをさがす」機能を無効化する
- 「通知」の無効化する
- iPhoneを軽くクリーニングしておく
- 作業時間(2時間)をどう過ごすか考えておく
まずApple Storeに行く日を決めて、GENIUS BARに予約します。アポなしで行くのはやめたほうがいいでしょう。当然ですが、万が一に備えて事前にバックアップをとっておきます。
次に当日はApple Storeに到着する前に、「iPnoneをさがす」および「通知」を無効化しておくとよいでしょう。前者はスタッフがやってくれますが、あらかじめ自分でやっておくとカッコいいかも。そして後者は恥ずかしい通知が表示されるのを避けるためです。スタッフは気にしないでしょうが、こちらの気持ちの問題です。
あと今回盲点だったのは、iPhoneをケースから出したとき本体がホコリまみれになっていたことです。事前にPhoneの表面とケース内部を軽く掃除しておくとよいです。これも気持ちの問題です。
当日、交換作業に2時間かかるといわれました。その時間をどう過ごすか事前に考えておくとよいでしょう。他の用事と合わせてスケジュールを組むのもよい方法です。
当日持参するもの
次にバッテリー交換するときに持参するモノのリストです。
- iPhone(当たり前)
- 身分証明書
- 腕時計など
- お財布
iPhoneを持っていくのは当たり前ですね。その他に交換後にiPhoneを受け取る際の本人確認のため運転免許証などの身分証明書を持参しましょう。
また普段、腕時計を持たずにiPhoneを時計代わりにしている人は、腕時計など時間を確認できるモノを持参しましょう。作業終了の時間がわからないと困ります。そしてバッテリー交換には費用が発生するのでお財布もお忘れなく。
Apple Storeでのバッテリー交換の流れ
予約時間どおりにAppleストアに到着して、バッテリー交換にきたことをスタッフに伝えると、座って待つように言われます。しばらく待つと、別のスタッフがやってきました。彼がGENIUSでしょうか。
バッテリー交換してほしいと伝えると、私のiPhoneをストア内のWi-Fiに接続して、スタッフのiPadで診断プログラムを実行しました。iPhoneの状態をチェックしているようです。
その診断プログラムによれば、バッテリー以外には問題なし。バッテリー充電回数は998回でした。スタッフに(やや呆れたように)「これは交換時期ですね」と言われ、交換することになりました。充電回数が1000回超えると使い物にならないとのこと。ギリギリというか、すでに適切な交換時期は過ぎていたようです……。
次に作業中に内部に問題が見つかった場合は本体交換になり、3万円超の費用が発生するがどうするか訊ねられました。その場合は新モデルに乗り換えるつもりなので、そのまま返却してもらうようにお願いしました。
一通り説明を受けたあとiPhoneを預けて作業をお願いしました。スタッフ曰く、2時間後に受け取りにきてほしいとのこと。これは想定外に長かったです(汗)。
2時間後にApple Storeに戻り、バッテリー交換済みのiPhoneを受け取りました。その場で修理費用を支払って終了です。ちなみに例の「バッテリー問題」のおかげで、費用は破格の3,456円(税込)でした。
バッテリー交換後の評価
以下、バッテリー交換の前後のiOSのバッテリーの状態チェックの出力です。Maxinum Capacityが77%から100%に改善されています。
意外だったのは、バッテリー交換後い体感的にパフォーマンスが大幅に改善したことです。iPhoneがだんだんもっさりしてきたことは感じていましたが、iOSを更新しているので、そのせいかなとも思いました。
もっさりの原因がはっきりとはわかりませんでしたが、今回バッテリー交換してみて、バッテリーの劣化せいだったことが分かりました。これで私の古いiPhoneが蘇りました。交換してよかった!
海外では例のバッテリー問題で集団訴訟が起こっているそうですが、もっさりが原因で新モデルに渋々買い替えた人が怒るのもわかる気がしました。
まとめ
旧モデルのiPhoneのバッテリー持続時間やパフォーマンスが気になっている人は、バッテリー交換してみるとよいでしょう。年末まで、破格の費用でバッテリー交換できるので、ぜひ検討してください。オススメです。