少し前に「Apple WatchのwatchOSのアップデートが大変だった話」という記事で、Apple Watch 3をwatchOS 8にアップデートするのが一筋縄では行かなかったことを書いた。
アップデート後、Apple Watchの動作がもっさりしているなと感じるようになった。Apple Watchに多くは求めていない。主な用途は時刻の確認とモバイルSuica、アクティビティモニタ(万歩計のような使い方)ぐらいである。
それらはとくに問題のないパフォーマンスだったが、Siriでタイマーをセットする動作がいけない。タイマーのデザインが変わったことも影響しているのかもしれないが、動作がもっさりしている。しかも従来よりSiriで音声が認識されにくくなった。
いよいよApple Watch 3の限界かなと思っていたところ、下記の記事を見つけた。
著名なアナリストのミンチー・クオ氏がApple Watch Series 3は新しいwatchOSに対応しないため、2022年第3四半期(7月〜9月)で販売終了になるとの予想しているという記事である。
Apple Watch Series 3 may go to end-of-life (EOL) in 3Q22 because the computing power can’t meet the requirements of the new watchOS.
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) 2022年3月21日
どの製品にもEOLはあるのは当然だが、Apple Watchは単体で考えられないのがやっかいである。iPhoneとの組み合わせで考える必要がある。先日Apple Watchのアップデートを強いられたのも、iPhoneのiOSをアップデートしたら動作がおかしくなったからだ。
そろそろApple Watchの買い替えを考えるときが来たのかもしれない。