ついに待望の「iOS 14.5」の配信が開始された。いつもは1週間ぐらい様子を見てからアップデートするが今回はすぐに使いたい新機能があったので、1日待ってアップデートした。
その新機能とは、「マスクを着けたままFace IDで認証するとき、Apple Watchを使うことでロックしているiPhoneを解除できる」というものである。マスク着用時のパスコード入力に疲れ果てていたオレには神アプデ。
さっそく作業開始。まずiPhoneを「iOS 14.5」にアップデート。これはいつもどおり。
つぎはApple Watchを「watchOS 7.4」にアップデート。
私の使用しているApple Watch Series 3ではメモリが足りないせいで、いったんペアリング解除しないといけない。ハードウェア資源が少ないのか、Bluetoothが遅いのかとても時間がかかる。あまりに面倒なので、Apple Watchのアップデートはしばらく見送っていたほどだ。
時間がかかったがアップデート完了。さっそく「設定」アプリで新機能を有効にしてから、マスクを用意して試してみる。成功。タプティックエンジンの振動でApple Watchが、ペアリングされているiPhoneがアンロックされたことを教えてくれる。
なかなか快適。このようにソフトウェアのアップデートで新機能が追加されるのは素晴らしい。またiPhoneとApple Watchの組み合わせで新機能を提供するのもAppleらしい。エコシステムに取り込まれていることで、これでいいのかと不安になることもあるが居心地がいいのはたしかだ。